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個人レッスンから(金種表)

2014-08-12 15:26:23 | エクセル

Iさんは以前ワードのレッスンをしたことがあります。
横浜国大出の才媛で長く教職として藤沢の教育界に貢献された方です。
ワードの成果であるチラシを見せてもらいましたが、抜群の出来栄えでした。

今回はエクセルを学びたいということで、2回目の昨日金種表の作成を希望されています。

 

この表には金種の枚数がすでに求められていますが、実際にはセル範囲[C3:K8]は空欄です 

実際には、1万円を超えることはないとのことで、さらに10円単位でいいということでしたが、より一般的な問題として考えてみましょう。

この表は件数が5件しかありませんが、実際には100件程度あるそうです。100件を人が手動で考えて集計するのは時間がかかるだけなく、間違いもあります。

関数を使えば簡単にできます。

経費35549をどの金種に分けたらいいか
まず、35549を10000で割ります。その際の商を求め、残った余りを5000で割ってその商を求め、残った余りを1000で割る・・・・という操作をくりかえていけばできるはずです。

まず、セル範囲[C3:C7]について、セル[C3]は経費35549を10000で割った商を求めます。単に「=B3/C2」では3.5549となるので、整数化します。
そのためには少数部分を切り捨てるINT関数(ROUDDOUN,TRUKでも可)を使うか、商を整数化して求めるQUOETIENT関数を使います。
INT関数を使った例で、セル[C3]には、「=INT(B3/C$2)」と入力しますC$2のドルマークは[C3:C7]のすべての場合にセル[C$2]の「10000」を参照するためです。その後セル[C7]までドラッグしてコピーします。この結果、セル[C3]には「3」が求められます。

次にセル[D3]には、「35549」を10000で割った余り、35549-3×10000=5549を「5000」で割った商を求めればいいわけです。
ここで割り算の余りを求めるMOD関数を使いを利用します。
セル[C3]で35549を10000で割った余りは「MOD($B3,C$2)」になります。したがって、余りを[5000」で割った商は
「=INT(MOD($B3,C$2)/D$2)]」と入力します。ドルマークは[2行」と「B列」を固定するためのものです。
以下、セル[K7]までドラッグしてコピーすればOKです。

最後にセル範囲[C8:K8]にSUM関数で合計を求めればOkです。

 

 

 

 

 


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