ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

北千住 酒屋の酒場 昭和40年 酒場のマッチとおてふき 手作り盃

 

旅のあいまに 

創業は、昭和32年 昭和40年頃に「酒屋の酒場」で使っていたボックスマッチ

常連の方が50年近くも大事に保管していたものです。

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形は、「ボックスマッチ寸二(平)型」、裏は淡い黄緑色です。

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マッチ棒の頭燐(トウリン)も淡い黄緑色です。

右側には「酒は黒川政宗」と記されています。

作られていたのは、栃木県 上都賀郡 南押原村北赤塚の「屋号 内倉」で作っていた辛口のお酒です。

酒名の由来は「伊達政宗」が移り住んだ「黒川城(会津若松城)」からきているのかも知れません。

 

※【黒川政宗について】の情報ありがとうございます。

旧南押原村北赤塚は、現在は鹿沼市に属しています。付近には黒川が流れています。たぶんそこからきた名称かもしれません。義理の母が近くの出身なので聞いてみますね。黒川は昨年水害がおきてテレビに出た川です。

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左側には「千住梅の湯 隣 」と記されています。

今は「東日本銀行 千住支店」が建っています。

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この箱を見ていると発想が広がりますね。

白磁の盃に名と絵と金粉をあしらってみましょうか。

 

半世紀の炎に、揺るがない歴史を感じます。

線香花火のように燐玉が崩れ落ちません。

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平成21年(2009年)移転リニューアル時から通っているお店です。

気取らない生真面目さと美味しさに笑みがこぼれ、

アットホームな雰囲気に癒やされます。 また足が向いてしまいます。

 

当時の「おてふき」させてもらいました。

 

 

 

 

貴重ですね~ マッチもおてふきも 

愛する酒場の品物は、愛着を感じます。

 

 

マイ盃を試作します、転写シートに印刷して白磁の盃に移します。

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漆と金漆、朱漆を手書きで書いてみました。2016.6月試作品 第1号なり。

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ひょうたんのオレンジは、「ポーセレン150」のコーラルレッド、陶磁器用水性アクリル絵具で、手書きします。

文字は、「らくやきマーカー」の筆タイプで手書きします。

電子レンジ230℃で20分焼き上げます。

2018.1月試作品 第2号なり。

 

【わさびを付ける私の定義】

「本わさび(赤軸)なら刺身にチョイとのせ、醤油は身につけていただきますが

「練りわさび」「粉わさび」は醤油に溶かします。

 

本わさびではない居酒屋は、「おてしょ」が汚くなりますね。

 

「おてしょ(御手塩)」とは、てしお‐ざら 【手塩皿】、小さく浅い皿のことです。

 

下のリンクは、私の「ピクスタ」のアカウントです。

販売中の写真を見ることが出来ます。

写真素材 PIXTA 

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