ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

吉例顔見世大歌舞伎 日本橋の弁松総本店弁当 甘味若松 切腹最中か

 

歌舞伎に行く前に、まずは、幕間(まくま)でいただくために

「銀座三越百貨店」地下売り場の「弁松」に寄ります。

 

 

歌舞伎に伺うときは必ず買おうと思っていた「べんまつ」の弁当

歌舞伎座前の「辨松」は閉店したので

もうひとつの「日本橋 弁松」の「赤詰1199円」を求めます。


※ブログ「歌舞伎座の前「木挽町 辨松(閉店)」・日本橋には「弁松総本店」

 

※ブログ「日本橋 弁松総本店 濃ゆうまい総菜 赤詰の柔らかさ」

 

 

歌舞伎座に入ると座席もロビーも、コロナ禍で食事は禁止、しかたなく持ち帰りお土産にします。


11月1日から始まった、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」を観劇します。


今日は、一部のふた幕に触れ合います。


入口の絨毯の模様は、京都「平等院鳳凰堂中堂母屋の方位(ほうだて)」の模様を再現しています。


今日観るのは、第一部①『神の鳥(こうのとり)』、「片岡愛之助」が演じます。



もうひとつは、第一部②『井伊大老(いいたいろう)』、「松本白鸚」が演じまする。



いたるところの座席もロビー椅子も、前後左右にひと席あけて鑑賞します。

歌舞伎座は、他の入場を緩和する興行とは違い、まだまだ規制を守ってくれる

安心できる施設です。


歌舞伎座の緞帳(どんちょう)は4枚あり、

①『朝光富士(ちょうこうふじ)』松尾敏男画
提供 株式会社永谷園/調製 株式会社髙島屋/製織 株式会社川島織物セルコン

この富士は、「新橋演舞場」の富士山と対をなすものと。


②『春秋の譜(しゅんじゅうのふ)』中島千波画
提供 清水建設株式会社/調製 株式会社三越伊勢丹


③『水辺の四季(みずべのしき)』上村淳之画
提供 清水建設株式会社/調製 株式会社三越伊勢丹


④『夕顔図(ゆうがおず)』
提供 株式会社LIXIL・株式会社川島織物セルコン


「桟敷席(さじきせき)」もゆったり

ここも今は食事も出されず・お茶ポットも出ません。


必需品の「イヤホンガイド700円(幕見席500円)」

舞台の進行に合わせて、物語の流れや時代背景

登場する役者が誰なのか説明してくれます。

役者が台詞を言っている時などは、邪魔にならないように

タイミングを見て解説が入ります。


それともうひとつ、双眼鏡「東京セイルBX-618F」

ピント合わせは不要なので、歌舞伎・ミュージカル

山歩き・スポーツ観戦など倍率は

ちょうどよい6倍率の双眼鏡は必需品です。


椅子に描かれているのは、歌舞伎座の座紋「鳳凰丸」が描かれています。


背もたれに妙な突起は? なんでしょう? これ?

台本や解説を見られる「字幕モニター(1000円)」を取り付けられます。

これにより外国人(英語版)、耳の不自由な方にもやさしい歌舞伎座になりました。

 

2時間ほどの観劇でほどよく良く、楽しめました。

※注意することは、スマホは電源を切り

服装は極端にラフな服装でなければ問題はありません。


こんな席もあります。

「一幕見席」とは、演目の中の一幕を見られるチケットで当日券のみの販売です。

1階の歌舞伎座の外で購入できます。


帰りは、お土産売り場に寄り、「切腹最中」をおみやに 

「切腹最中」の由来は?

「切腹最中」は、サラリーマンの中で謝罪に行く際の手土産として使われています。

この切腹最中は、お詫びの意思を伝えるものではなかったようです。


もともとの由来は「忠臣蔵」からと云われます。

誕生は、「新正堂」という和菓子屋さん。

橋」にある「大」元年創業のため「新正堂」と名付けられたとか。

100年以上の歴史を持つ老舗です。

「豆大福」が人気でしたが、義父から「新商品を作ってほしい」と言われ「最中」を作ります。

この新正堂の場所が、忠臣蔵で有名な「浅野内匠頭が切腹した田村屋敷の跡地」にあることから

忠臣蔵に由来した商品を作りたいと「切腹最中」を思いついたのだそうです。(1990年のこと)

 


 


お昼は取れなかったので、帰りに寄ろうと思っていた老舗店


「和光」の交差点斜め向いの銀座5丁目の「コアビル1階」

「銀座 若松」に寄ってみます。

ここは、「あんみつ発祥」のお店(こちらが玄関)

明治27年、銀座で最初の汁粉屋を初め、当時と同じ場所で、昭和5年にあんみつを始めました。

常連のお客様から「もっと甘いものが食べたい」との要望で、2代目があんみつを生み出します。


「元祖あんみつ 950円」を頼みます。

たかが「あんみつ」と思われる方も、江戸の地に住む庶民は

当たり前な粋な元祖のものに、江戸の香りを感じ、時に思いをはせ

あがめて楽しむ感性が備わっているようです。

それは江戸の食も含めて、その地、その歴史を楽しみます。

お江戸の散歩、お江戸のグルメを楽しみます。

 

こしあんこの上に「松の羊羹」がちょこんとのっています。

「小豆は十勝産」「赤えんどう豆は富良野産」「寒天は伊豆三宅島産」「黒蜜は奄美大島の黒砂糖」

黒蜜もやさしい甘さで、銀座の中のオアシス、癒されますね~


銀座の真ん中に佇む甘味処。

「コアビル」から入ると「鶴のれん」がかかる口は裏側になります。


感染者もひと桁に、歌舞伎座のコロナ対策で安心して観られました。

 

・入口で、体温チェック(スタッフ)

・チケットを見せ、もぎり指定の箱へ入れる(自分で)

・手指の消毒(自分で)

・台の上の無料パンフを取る(自分で)

・4部制にし、座席を半数以下に減らし

・場内での飲食は、最低限の水分補給のみ

・会話は最低限

・お土産売り場も人数制限

 

まだまだ、厳しい規制が続きます。

第6波の起点になるのは12月。 

宴会からの可能性が高く、そこで一定広がったものが

(年末の)帰省の際にさらに広がり6波となります! 

 

 

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