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ペルセウス座流星群を見たよ~~~

2007年08月14日 |  ひなたぼっこ(^o^)!
 一流れの流れ星を見ました。今の時期は、ペルセウス座の流星群が見えるらしいです。写真は撮れなかったけどね
 活動期間は、8月20日までらしいので、夏の暑い日の夜空に目をやるのもいいかも?

流星群の王者! ペルセウス座流星群(ペルセ群)は1月のしぶんぎ群、12月のふたご群と並んで「3大流星群」と称され、通常であれば年間最大級の群としてもっとも有名な流星群です(ちなみに今は33年に一度しし群が有名になる異常?期です)。毎年安定して豊富な出現を見せる上、夏場という星を見るには気候的に楽な時期に活動するため、もっとも広く親しまれている流星群でしょう。毎年8月13日頃の極大の時には、HR=50くらいは普通です。流星の特徴は、速い、明るい、痕を残す、と3拍子揃った派手系です。輻射点は夕方には北の空地平線すれすれの辺りにあり、明け方に向かって高くなりますので夜半後、中でも2~4時頃が観測に適しています。

ペルセ群の母天体は、スイフト-タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)です。これは、しし座流星群とテンペル-タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)とともに、彗星と流星群が関連づけられた初の例です。スイフト-タットル彗星は1862年に発見され、周期120年が計算されました。一方、1737年に出現した彗星がこの彗星と同定されるなら、次の回帰は1992年になるだろうとも言われてました。さて、彗星発見から120年たった1982年、巷ではペルセ群の流星雨が見られるかも…との期待が(少しばかり?)高まっていました。結局この年は、ちょっぴり多めな平年並みの出現(だったと思う)でしたが、新聞などにも写真付きで報道されました。スイフト-タットル彗星も検出されず、ついには行方不明扱いとされてしまいました。こうして、母彗星はいつの間にやら行(逝)ってしまったのだろうと思われていた1991年、ペルセ群は突然、大出現をしました。ZHR(Zenithal Hour Rate:天頂1時間流星数、とにかく最高にいい条件下で1時間に何個見えるか)=700は、それまでの5~10倍くらいの値です。これによって、母彗星1992年回帰説が俄然、現実味を帯びてきました。翌1992年、ペルセ群は前年と同様な大出現をしました。そして1992年秋、ついにスイフト-タットル彗星が再発見されたのでした。