ひとりぼっちのとき
なにもかもに うんざりしたとき
そんなとき そっと ふりむいてみたら
いつだって そこにいてくれる
気どらぬ頬笑みで うなずいてくれる
大きなぬくもりが はずんでいます
いつか みんな みつめていた
あの憧れの行方を知っていて
涙のしずくさえ シャボン玉にかえる
不思議なメロディーを知っている
底ぬけのハートが息づいています
これは、絵本通信№34[以前にも紹介しましたが・・・]P5の『七彩のメルヘンをポケットに描き 詩い 歩きつづけ』。作者は「やなせたかし」さんのページにある詩です。やなせさんは、あの有名な「それいけ!アンパンマン(1991年)」の作者です。
わすれないで
あのころのこと
草や花や虫たちと
友だちだった
おさない日 『人間なんておかしいね』より やなせたかし/著