89歳の日々

home: http://kutani-mfg.jp

行き当たりばったりのアメリカ ・・ コネチカット、ボストン・・

2011-05-10 20:03:34 | アメリカ・海外旅行

         コネチカットの家
 
  、(私共兄妹や親せきは日頃、15人ほどの一斉mailでお互いの情報を送って
いますが、私は先々月の「中東旅行の様子を書き、その4日後に米国に行く旨」
mailしましたら、それを受け取ったアメリカ在住の親せきから
何日でも自宅に泊まるようにとご親切な返信を頂き、アメリカ旅行では、
お言葉に甘えてコネチカットのお宅に1泊させて頂きました。)

コネチカット
 親戚のT子さんは、ホテルまで迎えの運転手を寄こして下さり、
セントラクパーク近くから1時間ほどでコネチカットのお宅に着きました。
結婚前の彼女には大きな帆布に九谷美陶園の名前入りで染めて頂いたり、私共が
この工房を継ぎます頃に大変お世話になり、それ以来初めての再会でした。
その後 T子さんはニューヨークでデザイン関係の仕事をしていて、
国際結婚された人ですので、センスが良く居間には内掛けや和家具など日本の
インテリアも素敵でした。
その上、彼女は背も高くすらりとした人で広いお宅に似合っていました。

 コネチカットでもその辺りは、2000坪~3000坪以上の広いお庭に様々な
住宅が見られ、特に高級住宅地でアメリカらしい広々とした環境でした。
トム・クルーズやリーマンショックのリーマン氏のお宅なども近くにありますが、
ご近所のお金持ちも隣家の庭の木が倒れ込んだりするとすぐ「訴訟にする」
と言うとか中々シビアだそうです。
午後は車で素晴らしい住宅地を抜けて対岸のロングアイランドの
見える辺りまで、美しい景色の中をドライブして頂きました。
朝には 鹿の家族4匹程がお庭に来てのんびり散歩して行くのが見られました。

T子さんのお宅にはヘルパーが毎日来る他に、食事を作る人も
週に3回程来られる様でしたが、彼女は短歌に優れ、日本の短歌の本等から
依頼されて米国生活の様子など書かれています。
お宅の近くには自家用機を持っている方や、使用人が18人とか、25人(?)も居る
お宅もあるそうです。

 夕食にはお寿司を取って下さり、孫のY子は日本を離れて8ケ月ぶりに日本食を
頂き感激しました。
やさしい高校生のお嬢さんと優秀なご主人もご親切な方々で、アメリカでこんな
素敵なご家族にお泊め頂き幸せでした。
次の日はボストン行きの駅まで彼女に送って頂き、6月に日本に来られる
折にはぜひぜひ私共においで頂きたいと約束して、お別れしました。

ボストン
 寒いのですが晴天続きで、ぽっかりと白い雲を眺めながらアムトラックで
ボストンに向かい、午後ホテルに入りました。
ホテルを選ぶ時は、便利で、値段も手ごろな処をネットで調べて決めますが
良いかどうかは実際に行ってみないと分からないのです。
此処は1927年に建てられた歴史的ホテルで、ナショナルトラストで
保存しているそうですが、設備も新しく場所も便利で気持ちの良い処でした。

夕食に今度は無難なイタリアンにしようと言う事になり、ホテルで聞いて
すぐ近くの賑やかで楽しそうなレストランに行きました。
つい浮かれてうっかり一人が2 ~3品注文しましたら、
美味しいのですが量が多くて多くて、三人共大部分残してしまいました。

翌日はここでも観光バスに乗ってまず、ボストン美術館に行きました。
日本の美術品が最も多く収蔵されているというこの美術館に期待していましたが
日本美術の処では今回は茶道具の展示で、お盆に抹茶碗など載せたものが
20~30個位並んでおりました。
抹茶碗は天目とかそれぞれ有名な品のようで、九谷焼で作られた魯山人の
瓢形文様付きの小付けがありました。
その壁面には立派な能衣装が飾られ、奥には刀剣の部屋もありました。
しかし韓国やベトナム等の東南アジアの国の堂々とした美術品からみても
少し冴えない感じの日本のコーナーでした。
ボストン美術館も普段はこんな少しの日本美術品しか見られないのですね。

その後、バスはMITのキャンバスを通り抜けて
(ハーバート大学は其処より少し遠くてバスは通りませんでした。)
港の方で降りて、地元の人にレストランを教えてもらった店で、
大きなロブスターや生牡蠣を注文しました。
昨日の食事が多すぎたのを用心しましたが、ロブスターは美味しくてもっと
沢山注文した方が良かったと思いましたが、結局は
デザートなどで今日も食べ過ぎになりました。
(私のblogは食べ物に話が多いようですね)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿