89歳の日々

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お正月のお客様は誰?

2010-01-06 21:19:31 | 日々
  アツアツのパイだったのですが・・手起し形”水玉よろけ文様皿”に
      (器はhttp://kutani-mfg.jp ホームページでご覧下さい)  

 正月も6日になると、はじめは何と美味しいかと我ながらと思った
おせち料理も、今では残りが中々片付きません。

 今日の定休日には、夫の囲碁の友人3人が一番目のお客様です。
皆様に美味しい匂いのアップルケーキを焼きました。
一番下のパイの上にカステラを薄く敷き、カスタードを乗せ
その上にりんごを輪のように飾り焼きます。

以前から作るつもりでカステラも買ってあったのでレンジで
カスタードを作り、市販のパイシートを使いました。
「栗原はるみの本」からのもので、彼女のお気に入りとの事です。

 食事は不要と言う事で、
バウル(パンの中にハム、トマト、チーズ)を
挟み電気の器具の中に入れて焼くのをしました。
サンドイッチのような物ですが、もう少しチーズが
上等だったらもっと良かったでしょう。

子供が小さかった時にはガスの上で焼いていたので、
今では息子が私に焼いてくれるほどの懐かしいメニューです。

 皆で碁をしている間、私は新聞や雑誌の切抜きを
100円ショップで買った40枚のファイルにお料理とその他を
2冊に分けて挟み入れたり、このblogを書いたりしています。

 「フィリピンのゴミの山で暮らす人達を支援する日本の大学生」
という朝日新聞の先日の記事の写真には、何と!
孫娘がゴミの山にいるのが写っているのもファイルに入れました。
(やっと昨日彼女は帰国しました。)

 囲碁を終えて、少し残られた方のお嬢さんはパリの音楽院にいらして、
勉強しながら演奏活動をしておいでです。
「フランスでは、黙っていては頭が空っぽで話す事が無いかと思われ、
どんな変わった意見でも沈黙よりそれなりに認められる様です」
と言われました。
私共も旅行中に外国で色々と主張したことなど思い出しました。

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 お正月の2日からお店(ショウルーム)を開けています。
二番目のお客様はこの時期に毎年のようにお出で下さる方々ですが、
申訳ない事には、私は中々直ぐには思い出せなく
スタッフは良く覚えていてカバーしてくれます。

「こちらに来ると九谷美陶園に寄るのがコースですよ」
など伺い、有難い事です。
私共の器を気に入って次々と揃えて下さる方もあり、
本当に嬉しく思います
この100年に一度の不況にそのような方があるので
何とか仕事を続けられるのでしょう。

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三番目のお客様は、旅館からご紹介で来られた
フランス人のご夫妻です。
夕方遅くなると寒くなったので、コーヒーを隣にある自宅で
差し上げましたら、世界に35支店を持って、
日本にも支店のあるフランス本社の社長のご夫妻が、
日本人の家にお入りになったのは初めてとの事でした。

私共のような居間、食堂、対面式のキッチンを
ご覧になって、この形を
「アメリカスタイル」とフランスでは言うそうです。

私共も旅行好きなので スペインでのあちこちのパラドール、
パリのギメ美術館の素晴らしい図書館や、
京都の「俵屋」や「柊木屋」などなど共通の話が弾みました。

とてもフランクでチャーミングなご夫妻で、
私共に名刺を下さって「パリに来られたら自宅にいらしゃい」
と言われましたので、
「門番に門前払いされません?」などと私共は申しました
楽しいお正月のお客様達でした。







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