北西部のレストランのある漁村
サンチャゴから バスツアーで「北西部の海岸めぐり」に参加してみました。
これは街中のインフォメーションに寄った時、聞いて予約しました。
朝の9時出発で、大きなバスに14人ほど(スペイン2人、ドイツ、ブラジル、
フィリッピン、ポーランド、フランス、日本)の観光客でした。
窓からの景色は、以前マドリッドからバスで南のアンダルシアに行った時は
砂漠の様な不毛の風景でしたが、スペインの北部は樹木が多く一面に畑の所
もあって日本と変わりないような風景です。
能登半島めぐりの様なツアーで、海岸の漁村なども回ります。
まず海岸沿いの丘で見渡す限りの風力発電の機械が回っている処に止まり
「スペインの電力の20%は風力から作られている」と説明します。
「何処の国の機械ですか?」と聞くと「そんな事に興味がありますか?」
と不思議そうに逆に尋ねられましたが、
夫は「スエーデン辺りかな」と言って居りました。
(所が、今グーグルで見ますと、スペインはドイツに次いで風力発電機の
世界第2の製造、運営国とのことです。)
昔、領主の居た小さな村には、ローマ時代のメガネ橋が架かっていて、
水車も残ってい、大きな屋敷が見えこんな片田舎に何とも素敵な処でした。
寒村でも家は日本の別荘の様な感じに見えます。
その他小さな町々に寄ると、街の中心にある魔よけの像についての
面白い解説など聞いたり、大きな相当見事な滝を見に行ったりします。
(雨が多い所なので滝や水力発電のありました)
岬の先の町では、はるばるサンチャゴへの巡礼を目指しながらここで
息絶えた人たちの記念碑がありました。
その地名「フィステラ」は地の果ての意味で記念スタンプを押しました。
(沢山お土産屋がありますが買う人は少なく、スタンプは押します)
イギリスの南西の「ランズエンド(国の果て)」には陶芸で有名な
バーナードリーチの陶房があり、賑やかな海岸の町でした。
海辺のレストランでの昼食の時は、矢張りアジア人はアジア人ですね。
パエリアが美味しい店と紹介された時に、フィリッピンの学者夫妻と私共は
「そこそこ、パエリアが良い!」といっぺんに賛成して一緒に頂き、
「ここは海辺だから特に美味しい、美味しい」と自画自賛して喜びました。
ムール貝山盛り、サラダ、いつものサングリア(毎日暑い日々でした)
アイスクリーム。昼食は1:30~3:00でゆっくりです。
他の人は「パスタ料理が美味しかったのよ」等言っていました。
後半も幾つか寄りましたが、皆シエスタの時間でした。
いずれにしても余り凄い事も無いのですが、バスツアーは気楽なので
ぶらぶらついて回りました。
朝9時~夕方6時 バス料金1人40€=4000円程です。
(サンチャゴまで130日歩いたポーランド夫妻の話はこのバスで聞きました)。
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