89歳の日々

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行きあたりばったのりアメリカ旅行・・機内で映画を・・

2011-04-28 22:54:22 | アメリカ・海外旅行
      ミッドベリー大学の1800年ころの絵

 私共夫婦は、留学中の孫娘の大学を訪れようと、
春休みの彼女と一緒にニューヨーク3泊、コネチカット1泊、
ボストン2泊、ミドベリー3泊(大学町)の旅をしました。
行き当たりバッタリと言っても格安航空券を買い、ホテルはサイトで
予約しました。

 小松空港から朝一番で飛び、すぐ成田からニューヨークに
行けるはずでしたが、急に今度の地震で朝の便が取り止めになって、
前日に小松から羽田に飛んで、羽田から成田までバスに乗り、
空港近くの簡単なホテルに泊まることになりました。
「こんな費用は弁償して貰えるんですか?」と念のために
航空会社に聞きましたら、飛行機に乗る直前でなければ
会社は払わないそうですよ。

 成田1泊して次の日の午前中ANAの新しい飛行機でニューヨークに
向かいましたが、エコノミーにしては広く、2人並びの席でしたし
背の高い夫も足が楽に伸ばせ乗り心地よく過ごし、気が付いたらニューヨークでした。

 と言うのは映画を4本も見て2回食事をしましたら、
もうニューヨークに着いたと言うのです!
私は「英国王のスピーチ」「最後の忠臣蔵」「プラダを着た悪魔」「レオーニ」
を見ました。夫も「プラダ」以外は同じのを見たようです。
それぞれ結構面白い映画で楽しみました。

 午前中空港についてまず、ホテルにどうやって行くかは、リムジン等よりは、
私共の場合タクシーが一番良いことをガイドブックで調べて来ましたが、
飛行場の案内所の前を通りかかった時「マンハッタンまでタクシーは幾らですか?」
と聞いておき、タクシー乗り場に行きましたら、何とちゃんと案内人が立っていて、
「マンハッタンまでは高速入れて50ドル」とドライバーにチケットを渡すのです。
チップを入れても60ドルでした。

 外国の飛行場に下りて初めて乗るタクシーの値段は不明瞭な事も
あると思いますが、天下のニューヨークでこんなに明朗会計は好いですね。

(私共は20年前1度だけニューヨークに行ったことがあり、
その時タクシー乗り場で並んでいた3人が同じ方向だったので
相乗りしてセントラクパークの傍まで行ったのです。
中年の男性、初老の女性、私共中年の日本人の組み合わせでした。)

 さて今回のドライバーは、黒人で私共が日本人だと分かると
「フクシマ・ダイイチ」と言って今度の原発事故を大いに気の毒だと言う。
何でもよく分かる人なので「お子さんも優秀でしょう」と聞くと
「娘は医学部を受けるんです」とにっこり。

 セントラクパークからすぐの処にある、新橋の第一ホテルの様な感じの
大きなホテルに入いりました。
近所のレストランを聞いて昼食にしましたがこんな場所も良い処に拘わらず、
お店は何となく清潔感がない処が多くやっと素敵な処を見つけて入りましたが、
味が良くなくがっかり。
飛行機では映画ばかり見たので目もしょぼしょぼでお昼からホテルで早速寝ました。

 夜になっても孫娘子が来ないので心配して廊下まで出ると、
バス停から歩いて来たと言う彼女に丁度逢って安心。
春休みの始まったこの日にバーモント州の大学からニューヨークまで
学校のバスが出て、それで来たのです。
近所で果物やお菓子など買ってあったのをパクつきながら久しぶりに
孫娘に会って喜びました。
 
 (大学はそれぞれの建物が離れていて、写真には全体写真にならないので、
 イメージで描いた昔の絵を載せました)

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