89歳の日々

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インドに仏蹟を尋ねて・・法を説くブッダ

2012-03-09 20:08:49 | 海外旅行
このサルナートでブッダは、初めて法を説いたと伝えられるところです。

 写真が下手ですが、この6世紀に建てられた遠くに見える塔の周の
壁龕(くぼみ)の中の一つに若々して端正なブッダの「初転法輪」の像が
ありました。下記の像です。


ここでブッダが自分の説を初めて説かれたのは、以前からの旧友の修業者5人と
言われ、初めて仏教の教団(サンガ)が出来ました。

 BC2世紀のアショカ王は此処に頭に四方を向いた4頭のライオンが付いた
10m余の高さもある柱頭を建てています。
(30個建てた内 10個余り残っているそうです)
これはインドの国家紋章にもなり、すべてのお札にも付いています。
 初々しく美しいブッダの像とアショカ王の獅子頭柱などは 
地元サルナートの美術館で見られました。


 このずんぐりしたダメーク塔の周りに彫られた彫刻です。此処を7世記に
玄奨がここを訪れた時には1500人程の僧が修業していたそうです。
その後イスラムの侵攻により破壊されましたが、1905年の発掘により現在の
姿が現れました。

 各国からの留学生も学んだナーランダ仏教大学遺跡

 5世紀にナーランダ寺が建てられ、7世紀には玄奘なども留学していますが
、中国や東南アジアからの留学生も多く12世紀までインドの仏教の
中心地だった処です。


座っている処は学僧たちのベッドですが結構広く、部屋は6畳くらいの大きさ。
広大な大学構内にはこんな個室も沢山ありました。
此処で玄奘もサンスクリット語で皆とコミニュケーションを取ったでしょうか。
それともその頃はインド話も出来たのでしょうか?










 
 

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