"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“子宮頸がんワクチン接種後の死亡”

2011-09-17 05:09:41 | 日記
子宮頸がんワクチン接種については、以前の日記でも触れさせて頂きました。
 
 
 
 
14歳、子宮頸がんワクチン接種後死亡国内
子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けた国内在住の14歳の女子中学生が、2日後に死亡していたことが分かり、12日、厚生労働省の専門調査会で報告された
ワクチンは英グラクソ・スミスクラインが製造した「サーバリックス」で、接種後の死亡例は国内では初めて。ワクチン接種との直接的な因果関係は認められないという
報告によると、中学生は今年7月28日に接種を受け、30日朝に心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。中学生には突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定されている
 サーバリックスは2007年5月に豪州で初承認され、日本では09年12月に販売が始まり、これまで約238万人が接種を受けたと推定される。同ワクチン接種後の死亡は今回が世界で5例目。因果関係がはっきりした事例はないという
20119130702  読売新聞
 
 
このニュース、私は今日まで知りませんでした。
 
日本のTVで、この件に関する報道はあったでしょうか?
 
そもそも730日に死亡されていたことがなぜ1ヶ月半も経ってから発表されるのでしょうか。
 
 
この記事を検索していたら、下記の文面が出て来ました。
 
 
 
14歳、子宮頸がんワクチン接種後死亡国内初
  •  
 子宮 ( けい ) がん予防ワクチンの接種を受けた国内在住の14歳の女子中学生が、2日後に死亡していたことが分かり、12日、厚生労働省の専門調査会で報告された。
ワクチンは英グラクソ・スミスクラインが製造した「サーバリックス」で、接種との関連が否定できない死亡例は、国内では初...
 
201109122049 読売新聞
 
 
 
 
しかし、文章が途中で切れてしまっているので、もとの記事を検索しようとしても、上の記事に飛んでしまって出て来ません。
 
下の記事の時間は12日の夜になっています。
 
 
同じ内容の記事が修正されているのですね。
 
 
比較して見ると、もともと、
 
接種との関連が否定できない死亡例は、国内では初... ”(その後の文面は不明)
 
 
となっていた文面が、
 
 
接種後の死亡例は国内では初めて。ワクチン接種との直接的な因果関係は認められないという
 
 
に変わっていることがわかります。
 
 
当局からクレームがついたのか、それともこの新聞社が自主規制したのか。
 
 
この報道に関して私が強調したいことは以下の3点です。
 
、こうした事例が出た時には、速やかに公表すべき
 
そもそもこの事実が今回わかったのは、一般向けに発表されたものではなく、専門調査会の報告からでした。
ましてや厚生労働省は、このワクチン摂取を推奨しており、国民の関心も高い話題です。
 
速やかなディスクローズが不可欠だと思います。
 
接種と死亡との関係が明確ではなかったからという言い訳がもしあるとすれば、それは理由にならないでしょう。
接種との関係については、随時報告すればいいはずです。
 
当然、その後の原因究明及びディスクローズについては、厳正であるべきです。
 
 
2 マスコミも公正にこの問題を取り上げること
 
当局や、薬品メーカー等との関係もあるのでしょう。
 
しかし、こうした話題については、やはり正面から採り上げるべきだと思います。
子宮頸がんワクチン接種の問題点やリスクについても、きちんとその中で議論すべきです。
 
 
3 病院側の対応
 
今回のワクチン接種に当たり、病院側の対応が見えません。
 
この中学生が不整脈の持病を持っていたという状況において、接種前に本人やご両親にはどのような説明があったのか、明らかにすべきだと思います。
 
今回の件を、他の事例に生かしていかなくてはならないと思います。
 
 
以前の日記でも触れさせて頂きましたが、私は、血管に直接異物を注入することは極力避けるべきだと思っています。
 
このワクチンの効力そのものについての疑問点もあります。
 
若い女性へのこのワクチンの接種は、次の世代にも直接関係していくことでもあります。
 
 
 
私自身は、今回の件は、福島原発の放射線被害に関する、政府、地方自治体、電力会社等の今の対応と同じ構造だと感じています。
 
なので・・・
 
自分や自分の子供たち、そしてその子孫の命や健康については、まず自分たちで守っていくという考え方が大切だと考えています。
 
 

6 コメント

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Unknown (あさ)
2011-09-17 09:56:22
血管に直接異物を注入することは極力避ける、と考えているテラさんは「ジフテリアおよび破傷風予防接種」はもし自分のお子さんに市より通知が来ていたら、接種しますか?

息子が小6で、第2期の接種の通知が全6年にきています。
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あささん (テラ)
2011-09-17 16:31:46
強制ではなく避けられるものであれば避けると思います。
ただ、そのことによって今後の学校生活に支障が出るようなものであれば受けるかも知れません。
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アメリカでは (ミラクル)
2011-09-18 15:26:38
金持ちしか拒否権ないんだって!
日本で義務化したら大和民族がいなくなります。それに、花王も欧米で禁止される程危険な製品を売ってるんだって。
一昨日から明日までお台場でデモが行われてますのも、気付いた人間がいてくれたからですね。
ネットでしか知らない真実は、ネット(パソコン)を利用できる人しかできないですね。
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ミラクルさん (テラ)
2011-09-18 23:17:32
金持ちだと拒否権があるのですね。(笑)
やはり義務化するものではないですよね。
デモが行われているのですか。
マスコミにはなかなか取り上げられないのかも知れませんが、日本でもそうした動きは必要だと思います。
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ワクチンは最小限で (karen)
2011-09-30 20:35:39
テラさん。こんにちは。
私も2年以上前、娘の初ワクチンで悩んだものです。以前は何も気にしてなかったのですが、ワクチンの内容物・副作用を知ってからは打たないほうのが最良策、と真剣に思いはじめました。でも破傷風や欧州で数年前に流行ったジフテリアはリスクが大きい、ワクチンを受けていないと似通った症状でも感染を疑われむやみに抗生物質を投与させられるという現実もあり(抗生物質の乱用はまた問題)、ホメオパシー医者に相談して最低限のものを打つことに。通常フランスでは6種混合+BCGその他ですが、4種混合(単体ワクチンが不在のため)のみにしました。今はこの選択でよかったと思っています。

子宮頚がんワクチンは欧州でも早くから死亡例でてましたよね、日本でのこの死亡例記事が出る前に親友の娘(中学)は受けないようにと私は助言してました。

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Karenさん (テラ)
2011-09-30 22:01:10
ありがとうございます。
具体的なご報告でとても参考になります。
“ワクチンは最小限で”という選択肢、とてもいいなと思います。
抗生物質の乱用にも気をつけなくてはなりませんよね。
子宮頚がんワクチンについてのご助言、やはりその通りだと思います。
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