"ちょっと外から見た日本"

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外からの視点で触れて見たいと思います。

“放射線に打ち克つ食事法とは”

2011-09-18 23:38:04 | 日記

致知出版社よりお送り頂いている「致知一日一言」よりです。


件名: 【号外】放射線に打ち克つ食事法とは

「致知一日一言」読者の皆さま

いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。

福島第一原発事故以降、放射線被曝の問題に私たちの生活は脅かされています。

そんな中、私たちは放射線と正しく付き合い、それに対処していく必要があるといえましょう。

前回反響の大きかった、マクロビオティック界の第一線で活躍されている大場淳二氏の記事から、

本日は長崎で被爆したにもかかわらず、ある食事法によって原爆症にならなかった方のお話をご紹介します。

実例から見えてくる放射線との付き合い方とは。

 * * *

ここでご紹介したい記録があります。

長崎で被爆された医師・秋月辰一郎先生が残された『死の同心円』です。

「死の同心円」――。被曝した人たちは「吐き気がする。身体がだるい。血便が出る。頭髪が抜ける。皮膚に斑点が出る。歯茎から血が出る」
  
と原爆症の症状を訴え始め次々と倒れていきました。

発症が、きょうは爆心地から半径500mで被曝した人たち、きょうは1kmの人たち、といったように、同心円状に広まっていった恐怖感を表した言葉です。

秋月先生が被曝したのは、爆心地から1.8km離れた診療所でした。

いよいよ半径2km内で被曝した人たちが次々と倒れていく中で、不思議なことに秋月先生とそこで働く看護婦たちは原爆症にならなかったのです。

それはなぜか。秋月先生には二つの原体験がありました。

一つは玄米菜食によって生来の病弱を克服したこと、もう一つは長崎医大付属病院で放射線教室に助手として勤務していたことです。

『死の同心円』によると、秋月先生はご自身も含め、被曝した人たちが訴える症状がX線治療の後に患者が見せる「レントゲン宿酔」という症状に類似していることに気づきます。

そして、その治療法は濃い食塩水を飲ませることだったと想い起こしました。

「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかん」

秋月先生は、被曝した職員や周囲の人たちにこう指導した結果、原爆症の発症を免れたのです。

そして先生は89歳で亡くなられるまで医療活動や反核平和運動に献身的に従事されました。

ここで特筆すべきは、先生と職員の方々は玄米と塩、味噌汁を積極的に食べたということです。

(転載以上)


政府、東京電力、マスコミは、最近になってようやく、福島原発事故によって多大な被害が出たことを認めるようになって来ました。

しかし、問題は、その後も、大量の放射線が放出されており、空気や、水、土を汚し続けているということです。

今の取り扱われ方は、なにかもう過去のものとなっており、今足元の、そして今後も続く問題として取り上げられていないことがなんとも歯痒く感じます。

守るべきは、まず子供たち、そしてそれに続く子供たちだと思います。

 

日本の食事は、いいようですね。

食の回帰にも繋がっていけばいいと思います。


2 コメント

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Unknown (あさ)
2011-09-20 11:25:54
「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかん」

の前に「水を飲んではいかんぞ!」と。焼けただれた人々に血液の濃度を保ち血液を水で薄めることなくガードしたようですね。

この話とマクロビ食事のプリントを、震災のあとすぐに盛岡のマクロビカフェでいただき、今の日々の食事にいかされており、放射能のことを抜きにしても身体が喜んでおり、心より感謝しています。

チェルノブイリ事故のあと、ヨーロッパで日本の味噌がとぶように売れたようですね。
味噌=身礎ですね。

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あささん (テラ)
2011-09-20 13:42:57
放射能のことを抜きにしても身体が喜んでいるということ、いいですね。
味噌=身礎ですか。なるほど。
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