"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“菅さんと鳩山さんのこと”

2011-06-04 05:53:33 | 日記

鳩山さんが、菅さんを批判しています。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110603-OYT1T00473.htm

 

でも、これは、鳩山さんが、菅さんと密室で話してこうなったことです。

不信任案決議が通って民主党が分裂してしまうことを避けるため、という理由はあったのでしょう。

しかし、鳩山さん自ら透明性を損なうような動きをしたのですから、鳩山さんに菅さんを批判することは出来ないように思います。

 

むしろ、透明性を損なうような動きをした上に、読みが甘かったことを認めるべきでしょう。

鳩山さんが直前で何もしなければ、不信任案が通っていた可能性もあったのです。

ましてや、“不信任案に賛成しておくべきだった”という発言は、いかにも鳩山さんらしいとも言えますが、

あまりにも無邪気だと思います。

 

不信任案に賛成するつもりだった議員の方々も、鳩山さんの言葉に振り回されず、投票行動を変えなければ良かったのです。

とは言え、ほとんどの民主党議員は、内心では分裂しなくて良かったなあ、と思っているのでしょう。

結局、そうした多くの議員の気持ちをうまく菅さんに利用されてしまったのだと思います。

 

それにしても、

 

「放射性物質の放出がほぼなくなり、冷温停止の状態になることが一定のめどだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000117-mai-pol

と言い切る菅さん、ある意味すごいなと思います。

 

冷温停止の状態とは一体いつのことでしょう。

 

海外の新聞では、菅さんは、辞任すると発表したと報道しています。

ただでさえ、災害や原発への対応を見て、日本の政府に対して海外の目は厳しくなっている時です。

菅さんが、このまま居座り続けて行くようであれば、日本は益々、海外からの信頼も失ってしまうでしょう。

食糧や製品含めて、日本のブランドに大きな傷をつけることになってしまうことを懸念します。

 


2 コメント

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ひろみさん (テラ)
2011-06-06 03:53:36
ありがとうございます。
そうですね。
かなり近い感覚だと思います。

民主党、菅さん、鳩山さん方は、ご本人たちが意識していない部分で、ミッションを持って動いているのだと思います。
それは、国民の目覚めを促す媒体としてのミッションだと思います。
しかしそれは、ある意味、反面教師としてのミッションであり、一人一人の目覚めが起きない限り、事態はどんどん悪くなっていくのではないかと思います。

一人一人の意識に変化が起きたとき、事態は好転していくのであり、そのときには、民主党や古い自民党の体質は消えていくのでしょう。
政治だけでなく、経済や科学、哲学、宗教含めて時代に合わなくなったものは消えていくのだと思います。

世界の人口は1億くらいまでに減る、ということを言う人がいます。
しかし、そんなことは認めたくありませんし、決してそうならないようにすることは出来るはずです。
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確かに・・・ (ひろみ)
2011-06-05 06:09:08
密室での話し合いですから、言った言わないになるのは仕方ないことですよね。

私は、これは、みんなお芝居なんじゃないかと思っています。
最終的には、小鳩両氏の思惑通りになりつつあるようですし・・・。

菅氏ってチャレンジャーですよね。
権力にしがみついている・・・というには、リスクの方が多いような気がするのですが・・・。

以下は、別の方のブログの記事(http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/06/post_d508.html)に書いたコメントですが、私の今の考えなので転載します。
テラさんも同じようなことを考えられているんじゃないかと思いますが・・・。

菅氏は、今の日本人の魂(意識)を具現化している存在なのかも知れません。
菅氏だけではなく、福島原発の事故も私達が今まで便利さだけを追求し、見て見ないフリをしてきた現代の闇を具現化したものなような気がするのです。

私達一人一人の中に、旧来的なシステムに固執し、自分さえ良ければよい、というような利己主義な考えが残っているから、国民の代表である菅氏や福島原発に投影されているのかもしれません。

何のために生まれたのか、何のために生きているのか、そしてこれからどうしたいか、どのように生きたいのか、一人一人が自分の内に問いかけ、意識をクリアーにしていく作業がある程度完了したら、いろいろなことが収束に向かうのではないでしょうか。

私は、スピリチュアルなことに答を求めているのではありません。山の中の暮らしをするようになって、全てはつながっている、私達は地球という大きな生命体の一つの細胞なんだ、ということを日々実感しているし、心理学や歴史の考察を深めていく中で、上のような考えに至りました。

全ては去年、アメーバの意思伝達方法についての研究記事から感じた、私達の中にある神経シナプスの伝達やインターネットの伝達との関連から未来を託したブログ記事を書いたときから、ぼんやりと感じていたことですが、1年以上経って、いろいろな出来事を通じて、実感し、確信するようになってきました。

私達一人一人の積み重ねが、国という集合意識であり、さらにはもっと大きな世界、地球という集合意識または生命体になるのです。ですから、一人一人の中に平和な心と他者を傷つけたくないとか、他者を思いやり、協調する気持ちに溢れていれば、争いも起こらないのではないでしょうか。
ひいては、戦争も存在しなくなる・・・。

3月11日からの世界は本当に変ってしまいました。
でも私はそれは、今までの間違った資本主義・民主主義の崩壊であって、私達一人一人が原因を他者に転嫁せず、しっかりと自分にできることを粛々とやっていれば、きっと乗り越えることができると信じています。
人間は、地球と共に自然界と協調しあってずっと生きてきたんです。これからの私達もきっとできるはずではないでしょうか。
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