"ちょっと外から見た日本"

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“福島原発、放射線被害に関するQ&A(2)”

2011-03-30 03:10:44 | 日記
A原発にも詳しいあるお医者様です。

Q:今回の原発事故で、避難指示が出たことを知らず、放射能が町に漏れてから1週間、電気も水道も使用できなかったため、川の水で米を研いだり、普通に外を歩いていた人が発見され避難所へ連れてこられた方がいるそうです。

その方は、原発から10km以内の地域にいらしたそうですが、なぜかスクリーニング検査をしても被曝していなかったそうです。

また、町を避難するときに全員車をおいてバスに乗って行くように言われたため、最近、車を取りに戻る人が増えてます。

この方達も、スクリーニング検査をしても被曝反応がでないようです。

なぜスクリーニングしても反応がでないのか、それとも、そのときは出ないで、後になって症状がでるのか。もし、お心当たりがありましたら、ご教授頂けますでしょうか。


A:日一日と福島県の放射能汚染の問題は深刻化しています。

質問内容については、次の可能性が考えられます。

1. スクリーニングの方法が間違っていた。
2. コンクリート製の建物の中に長時間滞在していて被曝時間が短かった。
3. 本当は被曝しているのだが、得意の隠蔽により被曝していない事になっている。
4. 情報操作のために、実際は原子力発電所周辺に住んだこともない人間を連れて来て、「原子力発電所の周辺はこんなに安全ですよ。」という情報操作をした。

本当に被曝していなければ、後日下記のような症状が出ることはないと思います。

急性放射線障害は、数日間無症状の期間を経て、
1. 全身倦怠感
2. 全身の腫脹
3. 全身に紅班
4. 血液中の白血球の減少(その後汎血球減少症へ移行)
5. 嘔吐
6. 下痢(腸管内の粘膜ひだの脱落による、放射線性胃腸障害)
7. 髪の毛の脱落
8. 意識障害

等の症状を呈します。

何シーベルトの被曝であれば上記症状が出るとは言えません。

年齢により左右されますので、若年者ほど問題が深刻化します。

福井県にある高速増殖炉である「もんじゅ」も原子炉制御困難となっており、今後大きな不安材料となっています。

2月に担当責任者が自殺しました。原子力関連では自殺者が多い事が特徴です。

本当に「自殺」なのかどうかはわかりません。

一時期福島県にも「自殺者」が多数出た事がありました。

以上

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