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魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【日本以外の地球上の国家は「土人国家」の長い歴史を持つ。 (序説)】

2019-02-09 22:10:43 | 日本国のあり方

 原始発祥的意味での国家とは、一定の支配領域を持つ「権力機構」である。従って、国家の外には外敵に対して「組織化された武闘集団」=「軍隊」を持って初めて国家として成立するものである。此処で、「権力機構」としたのには、今日でこそ地球上に存在する国家は、建前だけでも「国民の運命共同体」としての体裁を装うが、古代の日本は一先ず置くとして、世界の日本以外の国家は総て「土人支配国家」の長い歴史を持って居るのだ。

 中国大陸や朝鮮半島には、王等支配層に「『生口』」を百人単位で献上した」と史書等の記述として多く観られる。此の「生口」は奴隷だと解釈する人も居るが、主に「生口」は異民族であるのだ。奴隷として労力で使うなら「生口」は言葉を理解出来なければ成らない。其のことに視点を置けば、「生口」は、言葉を使わず酷使するか、食用として献上されたかの孰れかである。我は後者と観る。此のことから言えることは、国家の支配層は人間も食べる動物と考えて居たのである。支配層にとっては自国民さえ食用として見て居たであろう。
 人類も極端な飢餓状態に置かれた場合、肉親さえ殺して食べた記録が在るが、👆の「生口」に供された「人肉」は、美食の贅沢品として献上されたものである。日本の有史以前は、兎も角、日本史には「生口」の記述は観られ無い。

 表題に書いた「土人国家」とは、支配層以外の領民を搾取の対象として力尽くで支配した国家の意味である。" 極端に言えば"、領民から観た国家は外敵から領民を護る為だけの存在で、支配層は領民に「福利」の利益を与える責務を果たす存在として感じて無かったろう。何故、日本以外の国家はそうだったのだろう。我は、「支配層と領民との『共同意識』の欠如」に原因が在ったと考えて居る。

続 く


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