魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【ワクチンは、無数の安全性確認実験をしたうえで世に出され、其の一番の役割は感染拡大を抑止することで接種は義務と考えるべき。】

2020-08-30 15:19:03 | バイオテクノロジー

 感染症への罹患を防止する為に、予め弱い菌をワクチンとして体内に取り込ませ、菌に対する免疫能力を高めておくことを予防接種という。単に「接種」と言うことも多い。ワクチンの代表的なものとして「生ワクチン」と「不活化ワクチン」及び「トキソイド」があります。
① 生ワクチン
 生きた細菌やウィルスを用い、毒素を弱める処理をして調剤したワクチンのこと。生ワクチンは、毒性を微弱化させた上で、実際に病気に罹患させ、免疫を作るという方式である。そのため、毒素の影響を受けて大事に至るケースが全く無い訳では無い。例えば、小児麻痺(ポリオ)の生ワクチン接種では、数十万人に1人の割合で、接種に由来する麻痺が発症しているとされる。これを予防接種すると、其の病気に自然に罹った状態と粗同じ免疫力が付きます。病原性を弱くしたウイルスや細菌が身体の中で徐々に増えるので、接種後1~3週間に自然に罹ったのと同じ様な軽い症状が出ることがあります。代表的なワクチンとしては、MR(麻疹風疹混合)、麻疹(はしか)、風疹、水痘(水疱瘡)、BCG(結核)、おたふく風邪等のワクチンがあります。

② 不活化ワクチン
 既に死んた細菌・ウィルスを使用する為、接種後に活動することが無く、生ワクチンに比べると安全性が高いとされる。但し、細菌・ウィルス自体が活動し無い為、免疫が付き難く、免疫が出来る迄に複数回、接種を継続する必要がある。代表的なワクチンとしては、DPT-IPV四種混合(D:ジフテリア・P:百日咳・T:破傷風・IPV:不活化ポリオ)、DT二種混合(D:ジフテリア・T:破傷風)、日本脳炎、インフルエンザ、A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌、不活化ポリオなどのワクチンがあります。

③ トキソイド
 病原細菌の産生する毒素を、其の抗原性を保たせた儘ホルマリンで無毒化したもの。ジフテリア・破傷風の予防ワクチンに用いられる。アナトキシン。細菌の産生する毒素(トキシン)を取り出し、免疫を作る能力は持っているが毒性は無い様にしたものです。不活化ワクチンとして分類されることもあります。


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