「近年、国家資本主義が、旧社会主義国を中心にして形成されつつある様に思える。国家資本主義というのは、国家が資本家の役割を果たす考え方である。既存の自由主義国でも国営企業や公共投資のような形で国家資本と言えるような事象が存在した。ただ、国家資本主義は、それを突き詰めた体制と言っていい。むろん、行き過ぎれば国家独占主義に発展する危険性がある。
元々、社会主義も資本主義も同質の傾向を持っていると考えられる。資本主義も社会主義も生産手段、特に労働力を、実体から抽出して貨幣価値に置き換える点が共通している。それは、生産手段と個々の人格から切り離し、唯物主義的な思想を土台にして経済の仕組みを構築しようという考え方である。
ただ、社会主義が政治権力と生産手段を一体として捉え、私的所有権を否定しているのに対し、資本主義は、政治権力と生産手段とを独立したものとして捉え私的所有権を認めている。しかし、生産手段である労働の対価として所得を認識している点。また、生産と消費を明確に区分し、労働を賃金労働に特化していこうとする事は、生産手段を社会か、公有化しようとする社会主義に相通じる。
国家資本主義は、基本的に国家社会主義に変質しやすい傾向を持っているのである。国家資本主義で問題となるのは、国家資本主義が、国家独占に陥り、市場の原理が麻痺してしまう事である。基本的に市場における競争の原理が働かなくなると双方向の働きが機能しなくなり、市場に働く力は、一方向な働きに変質しやすい事を注意すべきである。
今後、問題になるのは、国家資本主義と自由主義の共存である。
国家資本主義にで懸念されるのは、直接、政治権力が、経済を支配し、統制しようとする事である。
政治権力が過剰に経済に干渉すれば信用制度を土台から覆してしまう危険性がある。
また、政治権力が経済に深く関わるようになると軍拡競争の陥り、軍事費に歯止めがきかなくなる危険性がある。
軍事費の占める比率が高まると経済体制に不当な歪みが生じる。なぜならば、軍事費は非生産的支出だという事である。軍事費は拡大再生産には繋がらない。
過去の歴史を見ても国債の発行は、軍事目的である場合が多い事を見ても解るように軍事費というのは財政に過度な負担をかける。財政を破綻させる原因でもある。
政治と経済は、互いに独立した関係を保つような仕組みにすべきなのである。」
以上、economic principleに依る。
我からすれば、安倍政権は怪しくなった日本の財界と一体化してしてる様子が明確に窺える。そして其の外観は、まるで北朝鮮の態勢であり、視方を少し変えれば中共の全体主義の様でもある。安倍晋三は、嘗て国会で「国民から搾り取った税金・・・」と発言したので、我は耳を疑った。奴は、言い間違いや、思わず出た言葉や、場を和らげる冗談の孰れでも無く、其の後も訂正すること無く発言を続けて居た。其の時以前に、奴は外国で商売をする経済界の為に世界各国に惜しげも無く金をバラ撒き続けていた。経済界の国民に対する貢献度は、現地法人の設立や法人税大幅減税、更に、大企業の莫大な留保金等々諸々依然と較べ本当に少なく、トリクルダウンの陰痴気性は経済界に負わす税制と絡めて考えれば歴然である。
コンビニは、大企業のフランチャイズで軒並み商店街を失くし、要らないマスクの無駄遣いも恐らく安倍晋三一味の強請りが在ったに違いない。
今回のコロナの件でも、go to 事業の突然の前倒し変更も、経団連の鶴の一声であった。経済復興なら一兆数千億円を惜しげ無く出すが、感染対策に最も実行すべきpcr検査費用を出し渋り、感染拡大当初は経済の邪魔な新型コロナ感染自体まるで無かった様にしようとする基地害沙汰であった。
一々説明するのも大変なので、安倍政権、否、安倍一味の不安な動きを簡単に上げておくので、御自分で徹底して調べたい。
① 便利とはいえ、公的事務までコンビニか?(集客に多大な貢献、個人情報保護等の安全性等々)
② キャッシュレス社会への扇動(国民の購買等凡ゆる経済活動の監視・支配、下手したら生き様迄操作される。)
③ 何でもスマフォ(経済界と一体化すれば国民の家畜化推進、問答無用の行政施行等)
等々、挙げれば限が無い。
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