発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

さよなら、喫煙車。

2020年01月31日 | 近鉄特急
本日でもって、日本最後となった喫煙車が終了する。と言ってももはや該当する形式は『ク12300』だけだが。

という事で、先週・今週の2回にわたって、初詣の時に思い付いた『喫煙車おなごり乗車会』を実施。

初詣の時に思い付いたのは、いつもの京橿特急ばかりでなく12200系が走り回っていた名阪、阪伊特急にも乗ってみようというもの。

最も大阪帰りを利用しての乗車だから、時間の制約が厳しく大阪発(難波か上本町)が朝10時台以降、鶴橋に戻ってくるのが遅くても15時ぐらいまでという条件で、それぞれの特急をリストアップ。

一応名阪特急は津まで、阪伊特急は宇治山田までで折り返しというプラン。

結果、先週は阪伊特急、今秋は名阪特急でおなごり乗車となった。

阪伊特急は、上本町10:50発、宇治山田12:35着/13:30発 鶴橋15:11着の行程。

これは上本町始発の宇治山田行きで、宇治山田でそのまま折り返しているのか、入庫して別編成が来るのかまではわからない(と言うか、私は知らない)。

この時同時に探した名阪特急の方は、片道は甲特急を使うとしてもその対になる反対列車に12200が使われておらず、断念。ただ上本町10:50発というのは案外いい時間。


しかし宇治山田に着いてビックリ。なんと55分も待機してそのまま折り返すとは。

しかもこの日は、なんとビデオカメラのバッテリーが、、、。持ってきていた予備は、充電を忘れてた空2本。そしてカメラのバッテリーは、乗車時点で30分ほどが、下車の時点では15分ほどまでに落ちていた、、、こんな時に、、、。




荘厳な駅舎をじっくり堪能する間もなく帰路に着く。

そして今日、阪伊特急で津往復。

行きは、難波11:00発の甲特急。12:22に着いた後、13:21の乙特急で最後の喫煙車を楽しむ。

何もなければ余裕の行程だったはずが、朝から福知山線、宝塚付近での人身事故発生のあおりをまともに受け、乗る予定だった6号が運休、その10分前のワンマンカーで柏原を出るも、次の谷川で30分弱も停車。JRの列車位置案内を見ると、



なんとこの先、下滝・丹波大山・篠山口各駅に列車が詰まっている。特に下滝に止まっている4号なんて、柏原を1時間近く前に出た列車。そら6号は運休するわな。

ただ問題なのは、大阪に着く時間が全く読めないこと。
いろいろと腹案を考えながらも、10時20分ごろには大阪に着いたので、なんとか行けた。

アーバンライナープラスに初乗車。
8両編成でもあったことからDXシートはやめて、8号車に席をとる。



これはええわ!(今更ながら、、、)。
「ゆりかごシート」といわれるリクライニングシートはなかなかの出来。新幹線の座布団リクライニングとは大違い。背面テーブルがないのも、落ち着ける。コンセントがないのが玉に瑕だが、おいおい改修されるだろう。

ノンストップ特急が無くなったとはいえ、鶴橋を出ると次が『津』というもまたいい。

八木を豪快に通過する。と思っていたら榛原に突然停車。なんと誤乗客を下すための臨時停車。いったいどこ行きに乗ろうとしたのか。アーバンライナーだぜ、いくら何でも乗り間違うか?
と思うのは、鉄分が入っている人が思うだけで、非鉄の一般人にしたら電車が来たから、行先など確認せず乗ったようなもんか。


そして「今頃何を、、、」といわれるのを承知で、車内案内表示に映し出された「前面展望」にプチ感動。ワイパーの動きがちょっと気になったけど、案内表示と前面展望を交互に映している。

そうこうしているうちに、津に到着。


4年ほど前に来たときは、右のタワーホテルに泊まったけど、駅周辺は回ってなかった。
ここでも30分ほど散策し、再び駅へ。


21分発の乙特急は、22000+12200の6連。

阪伊特急の帰路と同じく、駅のファミマでサンドイッチを買い、走る喫茶店を満喫。


最近よく見るこの行先表示は、幕回しの最後なのね。
あわただしく引き上げていく列車をビデオに収めながら気が付いた、車番を控えてない!

*最新の情報で、先週乗った12338編成、30日で廃車になったとか、、、。