発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

阪堺電車

2020年01月23日 | 動画(写真)撮影
1年ぶりに、阪堺電車に行ってきた。

大体正月には行っていたのだが、それ以外の時期はなんだかんだで見落とし。

ただ今回は、ネットニュースであの「恵美須町」駅が移転するとの記事を見つけて突然行く気になった。

そのニュースによると、おととしの台風で駅舎などに被害が出たため、現在地より100m手前に移動するという。しかも新駅開業は2月1日。今まで全く知らなかった。

いろいろ考えて、浜寺公園から乗ることにした。

そこへ行くには、阪和線東羽衣から南海本線に乗り換えて、一駅のルート。


阪和線東羽衣と南海羽衣の間には、ペデストリアンデッキが出現、両駅間の移動はわかりやすくなったようで、それはあくまで新駅舎になった南海和歌山方面へ行く場合。旧駅舎の難波方面へは、上がったり下がったりを繰り返すため、素直に地べたから踏切渡っていくのが、いいみたい。



今やここから出るのは、天王寺行きばかり。恵美須町に行くには、我孫子道~住吉の間で乗り換えねばならない。
それにしても運転本数が結構ある。12分に1本という、南海本線や阪和線などより1時間当たり1本は多いのは大したもの。多分、恵美須町発よりは倍ぐらい本数が違うはず。

住吉で乗り換えるとして、その一駅手前の細井川まで乗ることに。




このどぶみたいなのが、細井川。『川』の風情なんかみじんも感じられない。

掲示されていた『移転の案内』。


駅から通りに出て右を見ると、少し先には住吉大社前の併用軌道が見える。

細井川から、住吉鳥居前、住吉間で、しばしの撮影タイム。







正月3が日は、住吉鳥居前と住吉の電停が合体し1つになるのも、この距離を見たらうなずける。
住吉の待合所は、超骨とう品。いつの間にか自販機が占領しているけど、この佇まいは捨てがたい。

住吉~我孫子道間は、天王寺往復が6分毎の高頻度運転なのに対し、恵美須町往復は2,30分毎の運転と都心部としては信じられないような閑散運転。

だから、恵美須町行きに乗ると、途中下車なぞ考えずに終点まで一直線。新今宮で下車する人より、終点まで行く人が多かったのにはびっくり。



今や2本ある線のうち右側の線路は使われておらず(というか、使えない)、ホーム上屋には台風で破壊された跡がくっきり。



新駅は、線路1本つぶしてその上に。確か昔は、駅へ入る両渡りのャCントがあったあたり。

この新駅への出入り口の状態はまだよくわからないけど、そのうち形になるんだろうな。


ホーム端にあるこの詰め所もよく見ると、台風被害なのか単なる老朽化なのかわからない傷跡が、、、。



駅は移動しても、手前の喫茶店は残るのが、唯一の救いか。