やっと春が走り出しました。
今年は、私の家ではなかなか春が近付く気分になれなかった。 というのは、うちの庭のオトメツバキと赤い梅がなかなかちゃんと咲いてくれなかったから。そしてうちの前の小さな貯水池が、浚渫のついでに周りの木まで切り倒したから。
うちの庭の花がちゃんと咲いてくれなかったのは、この近辺の住宅に点在していた雑木林がこの冬に虱潰しに住宅造成され、樹々が切り落とされたからだとおもう。
オトメツバキは通常正月頃からポツポツと咲き続けるが、今年はヒヨドリが数羽毎日パトロールしていて、蕾の段階でつついてしまって、まともに咲いてくれなかった。梅も同様で、蕾が付きだしたなと思ったら次の日にはなかった。こちらはムクドリの仕業のようである。 スイセンも通常は咲くのだが、今年は花付きが悪かった。
そういった感じで、周りが咲き出しても、うちの家の花が咲かないと春の感じがしなくて、花の写真を近所で撮っていてもあまりここに掲載する気にならなかった。
それが、オトメツバキ、梅ともに大量に蕾をつけて鳥の食害の影響が小さくなったためか、やっと咲き出した。
それで花の写真を掲載しようかとおもって、撮っていたのを見直すとそれなりに溜まっていた。
そこで、まず1月から2月の花の写真を掲載します。
1.1月末 ー 花咲く前の座席の確保
花がなくても、自然の中でそこが花の座席ですよと主張するように、枯れた花や美しい種が、頑張っています。
まずは枯れたアジサイの花、でもちゃんと色を残しています。
そして種に変身したツワブキ、花よりも造形的には華やか。変身を知らずに黄色の花の在りかを聞いてきた生き物をからかっています。
2.花屋さんの店頭の2月
2月は、今年はなかなか寒かったと思います。でも花屋さんの店頭はかなりカラフルになってきました。
そこで、わたしが購入した花たち。
プリムラ・マラコイデス。この花の白いものは爽やかで とても好きです。
花言葉は「素朴」「気取らない愛」
続いて、巾着草。つついたら夢を一杯分けてくれそうです。
そして、ちょっと贅沢ですがセルリア。出窓で朝の陽ざしを暖かく変換してくれました。
英名Blushing Brideは頬染めた花嫁
3.ご近所さんの2月
前述のように、2月は寒かったけれども、寒風の中頑張って咲いている花がありました。
まずアロエ、ショッキングオレンジで、出合うと一気に暖かさを感じます。
続いて、プリムラ・ポリアンサ。野生でコンクリの割れ目から咲いていました。
そして蝋梅。この花は地味ですが、次に来る白梅や紅梅のために、自然の座席を準備しているのでしょう。
今年は、私の家ではなかなか春が近付く気分になれなかった。 というのは、うちの庭のオトメツバキと赤い梅がなかなかちゃんと咲いてくれなかったから。そしてうちの前の小さな貯水池が、浚渫のついでに周りの木まで切り倒したから。
うちの庭の花がちゃんと咲いてくれなかったのは、この近辺の住宅に点在していた雑木林がこの冬に虱潰しに住宅造成され、樹々が切り落とされたからだとおもう。
オトメツバキは通常正月頃からポツポツと咲き続けるが、今年はヒヨドリが数羽毎日パトロールしていて、蕾の段階でつついてしまって、まともに咲いてくれなかった。梅も同様で、蕾が付きだしたなと思ったら次の日にはなかった。こちらはムクドリの仕業のようである。 スイセンも通常は咲くのだが、今年は花付きが悪かった。
そういった感じで、周りが咲き出しても、うちの家の花が咲かないと春の感じがしなくて、花の写真を近所で撮っていてもあまりここに掲載する気にならなかった。
それが、オトメツバキ、梅ともに大量に蕾をつけて鳥の食害の影響が小さくなったためか、やっと咲き出した。
それで花の写真を掲載しようかとおもって、撮っていたのを見直すとそれなりに溜まっていた。
そこで、まず1月から2月の花の写真を掲載します。
1.1月末 ー 花咲く前の座席の確保
花がなくても、自然の中でそこが花の座席ですよと主張するように、枯れた花や美しい種が、頑張っています。
まずは枯れたアジサイの花、でもちゃんと色を残しています。
<色褪せても>
また夏が
くれば紫に
戻るはず
色褪せれども
空を見上げる
また夏が
くれば紫に
戻るはず
色褪せれども
空を見上げる
そして種に変身したツワブキ、花よりも造形的には華やか。変身を知らずに黄色の花の在りかを聞いてきた生き物をからかっています。
<変身>
おかしいって
なんだいいきなり
知らないよ
黄色の花は
他をあたってよ
おかしいって
なんだいいきなり
知らないよ
黄色の花は
他をあたってよ
2.花屋さんの店頭の2月
2月は、今年はなかなか寒かったと思います。でも花屋さんの店頭はかなりカラフルになってきました。
そこで、わたしが購入した花たち。
プリムラ・マラコイデス。この花の白いものは爽やかで とても好きです。
花言葉は「素朴」「気取らない愛」
<気取らなさが素敵>
もう一歩を
光に向かって
踏み出そう
飾り気なしでも
心輝く
もう一歩を
光に向かって
踏み出そう
飾り気なしでも
心輝く
続いて、巾着草。つついたら夢を一杯分けてくれそうです。
<巾着草の願い>
早く来て
希望を一杯
膨らませ
手に取る人を
ワクワクと待つ
早く来て
希望を一杯
膨らませ
手に取る人を
ワクワクと待つ
そして、ちょっと贅沢ですがセルリア。出窓で朝の陽ざしを暖かく変換してくれました。
英名Blushing Brideは頬染めた花嫁
<頬染めた君>
頬を染め
佇む君に
口づけを
願望ばかりで
脚 前に出ず
頬を染め
佇む君に
口づけを
願望ばかりで
脚 前に出ず
3.ご近所さんの2月
前述のように、2月は寒かったけれども、寒風の中頑張って咲いている花がありました。
まずアロエ、ショッキングオレンジで、出合うと一気に暖かさを感じます。
<アロエの願い>
鮮やかに
冬に咲くのは
この元気を
貴方が気付いて
役立てるため
鮮やかに
冬に咲くのは
この元気を
貴方が気付いて
役立てるため
続いて、プリムラ・ポリアンサ。野生でコンクリの割れ目から咲いていました。
<コンクリの割れ目から春が>
コンクリの
割れ目から春
飛びだして
雪は降るなと
空へ伝える
コンクリの
割れ目から春
飛びだして
雪は降るなと
空へ伝える
そして蝋梅。この花は地味ですが、次に来る白梅や紅梅のために、自然の座席を準備しているのでしょう。
<春はもうすぐ>
見上げれば
雪の代わりに
イエロウの
花びら降りて
春はもうすぐ
見上げれば
雪の代わりに
イエロウの
花びら降りて
春はもうすぐ
私のブログまでコメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
今回はてんちゃん久々の花のご投稿、美術の解説に絵画や陶芸と、本当にてんちゃん多才ですね!
そして素敵な花のお写真に何時もながらの五行詩、私には絶対に真似の出来ないブログです。
(何と言っても私は文才は全く無いので・・・^_^;)
色あせた紫陽花やツワブキの花後も絵にしてしまう、さすがです。
因みにどのお写真も素敵なのですが、特にセルリア、私は余り目にした記憶が有りません。
お写真の綺麗さは勿論、珍しい花もご紹介頂き、重ねてお礼申し上げます_(_^_)_
私は年なので、言葉がどんどん出てこなくなっています。それを維持しようと五行詩を作ることで一生懸命使う言葉を考えることにしています。
セルリアについては綺麗な花なので買ったのですが、いつも買うものの一桁高いものでしたが引き合いました。他の方からも褒めていただいています。