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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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特典の為に♪

2011-07-17 | 全員サービス

通販予約品がやつと到着

火崎勇さん『黒曜の騎士と金の姫』
崎谷はるひさん『たおやかな真情』
藍生有さん『熱情ドルチェミスト』
森本あきさん『おいしいメイドの育て方』
Dear+2011年8月号

火崎さんは新レーベルです
その特典が

文庫創刊記念書き下ろし小冊子
 さらさ文庫創刊記念の小冊子
 創刊作の番外へ編を収録

ダリアも特典付きです

特製ミニクリアファイル
 人気作のカバーイラストを使ったミニファイル

さらさの特典をGETする為に通販にしたのですが
ナントいつもの本屋さんの店頭でも小冊子付でした
連休前に見たのでやっとGETです

早速読むぞ~

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雑誌懸賞にてGET♪

2011-07-16 | 抽選プレゼント

本日は雑誌懸賞品が届きました

5名様ですが
今月はその雑誌を買わなかったのですが
バッチリ名前出る雑誌なので
何に当たったかは伏せますね。

今度本屋さんでチェックしてこよう。

最近、
全プレ目的で良く雑誌を買うので
セッセと懸賞に応募しますが

応募率っていうか
当選確率ってどのくらいなのでしょう

そんなことばっか考えて書いてるから
当たらないのかしら

・・・とか考えつつ3枚書きあげました。

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特典を求めて♪

2011-07-15 | 全員サービス

本日はメイトさんで

鳩村衣杏さん『王子が町にやってくる』
夜光花さん『束縛の呪文』
英田サキさん『ダブル・バインド』

全部特典付きです

新刊発刊記念特典書き下ろしペーパー
 BBNの新刊フェア配布の特典ペーパー
 本編終了後の後日談を収録

キャラバースディフェア小冊子
 キャラ文庫創刊14周年記念小冊子
 人気作3作品の番外編を収録

キャラのフェアは毎年の事ですが
何を買うか迷うのですよね

番外編が読みたくて買うのですが
フェア対象本って大抵が新刊なので
欲しい本が対象じゃない事が多いのですよ

今回も凄く迷っちゃいました

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人としての大切なモノとは『砂漠の宝石』

2011-07-14 | 読了本review

本日はセシルになります

{/hikari_blue/}天花寺遥さん『砂漠の宝石』
 王家に逆らった裏切りの一族出身の受様は身分を隠し王立学院で学んでいた。
 しかし周囲からは偽った出時故に孤立した上、その優秀さを妬まれ嫌がらせを
 受けていた。そんな時学院を視察にきていた王太子に興味を持たれて… 

本作は既刊『砂漠の薔薇 』のスピンオフ、
既刊カプを巻き込んた王位継承に関わる
陰謀阻止に大きく関わった少年が本作の受様になります

受様の生国はアラブの小国。

受様は踊り子を母に持ちながら
新設された大学に奨学制度で入学、
主席として優秀な成績を収めていますが

家柄を誇る名門貴族の一派に
何かと因縁をつけられていました

有る時、
立太子を間近に控えた第二王子から話相手にと望まれます。
この第二王子こそが今回の攻様です

実は受様は
王妃が王を弑そうとした陰謀の共犯者に連なる血筋で有り
事件にも大きく関わっていましたが
第一王子救出を果たしたことで恩赦を受けていたのです。

本来なら己の血筋に気づくかもしれない
貴族階級との接触は
持たずにいたかったのですが

攻様の話相手にと望まれた事から
再び王家の中枢と関わる事になります。

果たして受様は
自身の秘密を守り続ける事が出来るのか

前作の事件から三年半、
攻様と年の近い者達は
背後に一族の思惑がある者しかおらず

身分差にもにひるまず対した受様に目にとまり
話相手とするのですが

受様と過ごすうちに
攻様の中で受様の興味が別のものへと
変わって行くのですね

そして受様も
出生疑惑や結婚問題を抱えながらも
王として立とうとする攻様の傍にいたいと
願うようになりますが

受様の幼馴染や攻様の侍従、
政権を狙う高位貴族の思惑に
受様は翻弄される事になります

受様の秘密がばれ
一度は離れる事を選んだ受様ですが
最後にはハッピーエンドを迎えられて
ホントに良かったです。

アラブのお約束(?!)である
軟禁奴隷なハーレムシーンもありですが

第一王子カプの『『砂漠の薔薇』の方が
略奪花嫁的なハーレムシーンに加えて
王位継承に絡んだ暗躍活劇も
楽しめて読みごたえはあったかな

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選びとったモノを信じて『肉食上司のトラエかた』

2011-07-13 | 読了本review

本日はビーボーイです

{/hikari_blue/}砂床あいさん『肉食上司のトラエかた』
 受様は恋人であり上司でもある攻様と多忙ながらも充実した幸せな毎日を送って
 いたが、元上司の情報で受様が守りたかった研究所が閉鎖される事を知る。そして
 受様を慕う後輩との再会をきっかけで元上司り策に再び引き込まれそうになり?!

本作は元眼科医のヘッドハンティング会社ハンターと
転職して攻様の部下となった新米ハンターの恋を描いた
シリーズ最終巻になります

受様は大手製薬会社で研究者をしていましたが
新薬開発時の薬害による部署移動から
社内でのリストラに絡んで攻様と関わることで転職、
攻様の部下となります。

攻様はある移植手術に関わった事で医師を辞め、
現在は医療系人材会社のエージェントとして
メディカルチームのエースとして活躍していました。

受様は転職にに際して
攻様の部下として口説かれたばかりではになく
彼の恋人としても口説き落とされておりました

しかし元上司から元の職場である研究所の
閉鎖の知らせが飛び込んできます

情報をもたらした元上司から
更に詳しい情報を得ようとしますが、

情報を得られないばかりか
元上司との接触で攻様との間に
いらぬ波風を立てる事になります。

聡明な攻様は受様の想いを全て理解した上で
受様がしようとしている事の意義を問い、
受様がすべき事を思い出させようとします。

そんな攻様の指し示す道が正しいと思っても
受様は何でも手を出される事を
良しとする性格では有りません

果たして2人の未来に
立ちこめた暗雲は払拭できるのか

一巻は受様の背景を
二巻は攻様の背景を中心に描いてきた
本シリーズの三巻は

受様の過去に関わる人物と
攻様の過去に関わる人物が
公私で絡まり合うように展開し

お互いがお互いに対して抱えた嫉妬と
ソレを上回る心配を素直に伝えられなかった為に
微妙なスレ違いが大きな誤解に発展して
グルグルな状態で

最後に全てが解決して落ち着くまで
ハッピーエンドだとは思っていても
ドキドキ&ハラハラでした

小説はこれにて終了ですが
雑誌で脇キャラ番外編予定があるそうなので
こちらを楽しみに待ちたいと思います

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またまた1冊だけ

2011-07-12 | 小説

本日もまた

椹野道流さん『されどご主人様』

他にも新刊は出てましたが
特典の為に通販にした為買えませんでした

週末までに届けば早い方なのですが
それは無理かな

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やっと買えた♪

2011-07-11 | 漫画

本日は2冊

扇ゆずはさん『ラヴァーズ・サマー』
渡海奈穂さん『その親友と、恋人と。』

先週探していた扇さんの本、
店員さんには何冊か入ると聞いたのに
今日帰宅時によったら1冊しかなかった

ひょっとして
日曜日に入荷したのかもですが危なかった

シュリンクされていたので
中身は見れなかったのですが
持っていたコミックスの復刻というか
おまとめ版でして何とも言えなかったですね。

というのも扇さんの昔の絵って
角ばっていてあんまり好みじゃないのですよね

徐々に丸みが出来てきて
可愛くエロってるのがツボったので
ちょっと今回のは早まったかも・・・です



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甘えられると弱いんです『名探偵ではないけれど』

2011-07-10 | 読了本review

本日はもえぎです

高月まつりさん『名探偵ではないけれど』
 受様の主なお仕事は富豪の御曹司で探偵事務所所長の攻様の助手兼お世話係。
 尊大且つ甘えん坊全開で求愛してくる天然な攻様をあしらいながら、事務所を切り
 盛りする毎日だったが、人探しの依頼が意外な展開を見せ始めて…

受様にメロメロで電波な探偵の攻様と
彼の世話役を押し付けられたほだされ受様の
ラブコメディになります

受様は系列グループをいくつも抱える
大企業の会長秘書をしていましたが

一年前に会長の孫である攻様が探偵事務所を開くにあたり
彼の助手兼お世話係に任命されます

以来一年、
偏屈で人付き合いが下手な攻様の為
受様は攻様の助手兼お世話係として
攻様とひとつ屋根の下で暮らしてきました。

攻様は受様との暮らしに大満足なのですが
受様的には攻様の動向報告も兼ねての同居ですので
仕事に一環にすぎません

施設で育った受様は人の世話が嫌いではありませんが
最近の攻様はどうもスキンシップ過多なような

実は攻様はさり気なく
受様にアプローチをしていたのですよ

しかし受様にとって攻様は会長の孫であり
恋人になるなんて全く考えられません。

そんな時、突然失踪した妻を探して欲しい
と言う依頼が持ち込まれます。

その事件を追ううちに
受様は無意識に抱えていたトラウマを
掘り起こされて行く事になります。

はたして攻様は事件を解決できるのか
そして2人の恋は進展するのか

高月さんらしく
問題有り有りな主人公が惚れた相手を
粘り勝ちで手に入れるまでの
ドタバタが楽しいお話でしたが

探偵事務所らしく
持ち込まれた妻失踪事件そのものは
ほぼ力技で解決されてしまうので

推理モノとしての楽しみは
ほぼ無かったのが
ちょっと期待はずれだったかな

まあ、タイトルが
お仕事ができなくても好きだよって
意味なら仕方がないですけどね。

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全プレ『女子マメ本』

2011-07-09 | 全員サービス

本日は全プレ品が到着です

ビーンズ文庫特製マメ本『女子マメ本』
 ビーンズ文庫の全プレ品
 人気シリーズのキャラトークを収録

キャラクターの会話で進む短編ですが
小話的な感じですね

すっごく短いのですが見逃すのも的な

でも最近BLにずっぽりで
BLの全サを追うだけで精一杯・・・

ラノべは手薄になりつつあるので
思い切ってキレるモノは切ろうかな

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探していた本と違うけど

2011-07-08 | 小説

本日はビーンズ1冊

河合ゆうみさん『花は桜よりも華のごとく 疾風神雷』

ホントは扇さんのコミックスを
買いに行ったのですがなく

平台になかったので聞いたのですが
うろ覚えだった為に
違うレーベルさんだと思われちゃって
判りませんでした

欲しい文庫も明日が発売っぽいので
メイトさんに行こうかな

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保育研修の成果とは『キューピッドガーデン』

2011-07-07 | 読了本review

本日は花丸です

日生水貴さん『キューピッドガーデン』
 近年子供むけ製品力を入れている会社でショールームに勤務する事になった
 技術畑の受様。勤務に際しに二週間の保育研修が義務付けられたのだが、
 子供が苦手だったのだがなんと子供向け特撮モノのキャラに瓜二つで?!

子供が苦手なのに保育研修をする事になった受様が
キラキラオーラを放つ美貌をもつ青年保育士のもとで
頑張る二週間の奮闘記になります

受様は海外で評価の高い
精密な動物フィギアやビスクドールを扱う
会社で技術部員として働いていましたが

会社が巨大企業グループの傘下となり、
新設されるショールームで
技術的な説明とトラブルに対応するようにと
移動の辞令を受けてしまいます。

しかも「おもちゃ・ロボット」階の配属者は
子供に慣れるためにと保育研修が事務付けられ
受様は同僚と2人で研修に挑む事になりますが

実は受様はあるトラウマから
子供が大変苦手だったのですよ

保育研修初日、
受様はいきなり子供達に囲まれてしまいパニックに

その場を収めてくれたのは
芸能人もかくやと思われる程の
キラキラオーラを振りまく男前な保育士で
彼が今回の攻様です

受様は子供達に大人気の特撮モノの
ヒロインである姫君に瓜二つで
子供達には彼女に見えていたらしく

攻様は子供達に
受様を自分の大事な人だと紹介する事で

姫とは違うという事と
姫を狙っている悪の総統に気づかれない為にもと
先生達の仲を内緒にする事を
子供達に納得させてしまうのです

そうして始まった保育研修ですが
子供に慣れない受様は
子供達の言動に右往左往してしまいます。

ソレをさり気なくフォローしてくれる攻様に
徐々に惹かれていくのですが
彼の薬指には指輪が光っていて・・・

不器用な受様の恋の花は
ひっそりと萎むしかないのでしょうか

受様は子供の頃のトラウマで
小さい子供が苦手なのですが
自分が出来る事に一生懸命な天然君です。

受様をフォローしつつ指導している攻様は
仕事を離れると魅惑的なフェロモンが
ただモレになる美形なバイなのですが

戸惑いながらも子供達に真摯に接する受様に
興味津々なのですよね。

保育園子供達は可愛く素直で
保育園のオーナーもちゃめけたっぷりで
2人がまとまる最後までとっても楽しく読めましたよ。

イラストの北上さんもガッツリMYツボなのですが
本作はお話に雰囲気がぴったり
特にお遊戯会での2人のカットは素敵すぎる

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全プレ『リンクスコミックス特製ペーパー』

2011-07-06 | 全員サービス

本日は全プレペーパーが到着

『花も嵐も』特製ペーパー
 コミックス発刊記念でもらえる描き下ろしペーパー
 本編後のラブラブ番外編を収録

ホントは4月に到着予定の品でして
届かないのは震災のせいか、自分の出しミスかと
ちょっとドキドキし始めていたので安心しました

みろく先生のショートって
ほっこり度高しでお得度高しなのですが
今回も良かったです

やっぱりCCSの無料配布チラシ
オークションで狙った方が良いかな

 

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思い込み払拭したのは『悩める秘書の夜のお仕事』

2011-07-05 | 読了本review

本日はルチルで

黒沢あつしさん『悩める秘書の夜のお仕事』
 子供の頃に両親を亡くし施設で育った受様は視察に訪れた社長子息の攻様の
 行動から彼を特別な人と思うようになり、頑張って攻様と会社に入社します。しかし
 成長した攻様は隙あらばサボろうとする上、若い愛人をとっかえひっかえする男で?!

受様は奨学生の時に
交通事故で両親を亡くし施設に入りますが
その施設を支援する企業の視察行事で
花束贈呈役を嫌がってボイコットします。

渡す相手が自分と一つしか変わらない
社長の三男だった事が原因でしたが
この三男こそ今回のお相手である
攻様になります

しかし受様がそっと窺った視察団で
写真撮影をしていた職員が傷つけた花壇の花を
攻様が大切に持ち帰ってくれた事から

攻様の父の会社に入って
役に立つ事を夢見るようになります

受様は施設育ちというハンデを持ちながらも
見事攻様の父の会社に就職、

配属された秘書課で憧れの攻様と
再会を果たすのですが
攻様は仕事は出来るモノの
勤務態度も言動も問題大有りな男に
成長していたのです

そんな攻様の態度に失望した受様は
ついつい攻様には厳しく対応していたら
ソコを評価されて攻様の専属秘書になってしまいます。

しかも攻様は未成年好きのゲイで
短期間で愛人をとっかえひっかえしていて

生真面目な受様は公私ともに
攻様に振り回される毎日を送っていました。

しかし、
攻様の愛人だった青年が同じ会社に就職、
攻様が彼を秘書にと望んだ事から
受様は自身が攻様に長く恋をしていた事を
ようやく自覚する事になります

そんな時に受様は
攻様が折衝相手のロシア人に口説かれて
その練習として攻様と一夜をともにする事に

はてさて
こんな状況で受様の恋は実るのか

お互いが初恋の相手なのに
再会時の印象が悪過ぎて
なかなか相手の真実に気づかない2人の
すれ違いを描いたラブコメディになります

受様が攻様を知った日に
攻様も受様に一目惚れしていたのですが
受様が誰だったのかを知りません。

攻様は愛人とする少年達に
初恋の受様の面影を求め続けるのですが
いかんせんイメージ先行な為
大人になった受様を見ても
初恋の君だと気付かないのですよ

受様に惚れたロシア人という
ライバルの出現で攻様もやっと
今の受様を受入れ始めて
ハッピーエンドが見えてきたかと思ったら

受様の横領疑惑が起こり
キチンと追及しなかった為に受様が退職、

誤解が根強い為にまとまりそうでまとまらない
ドタバタがとっても楽しかったです

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全プレペーパーを申し込み♪

2011-07-04 | 全員サービス

本日は全プレを申し込みました

drap描き下ろしコミックスペーパー

雑誌と連動だと思っていたので
買ってから~と思っていたら単品でOKでした

単品のってすぐ出さないと
本の山に埋もれていって忘れちゃうのですよね
忘れなくて良かった。

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正反対な双子の恋と生き方『ちるはな、さくはな』

2011-07-03 | 読了本review

本日はリリで

五百香ノエルさん『ちるはな、さくはな』
 際立った美貌とはうらはらな対照的な性格で天使と悪魔と評される双子は
 古くからの地主である旧家のスキャンダルの象徴でもある。弟はそんな自分
 自身に苛立っていたが、10年ぶりの叔父の帰郷が変化となり…
 
今回は双子モノです

最近の双子モノは3Pが主流見たいですが
本作はそれぞれにお相手がいるMYツボな設定です

山深い土地に盆地の豪農の家に生まれた双子は
兄は也秀乱暴で享楽的な悪魔、
弟は清らかでストイックな天使と言われています。

双子の母は村の女王として君臨した女性で
聖女とも毒婦とも言われた特別な女でしたが
東京へ出た一年で父親も知らない双子を身ごもり
その五年後に病でこの世を去ります

双子は母のスキャンダルの象徴でもあり
誰もが双子に母の影を見るので
兄は押しつけられるイメージをはねのけ
弟は内に抑え込めることで日々を過ごしていました。

しかし
母の異母弟である2人の叔父が帰郷した事から
2人の運命は多く変わって行く事になります。

叔父は双子の祖父にとっては
初めての男の子で跡取りでしたが

農家を継がせようとした祖父に反して
敵対する分家の薬学研究所の研究員となり渡米、
物語は特赦な生物の生態を研究していた叔父が
日本に舞い戻った事から始まります。

村人に天使の様だと言われる双子の弟は
性交への希求を発散できずにいますが
再会した叔父との関係に溺れていきます。

片や悪魔の様だと言い割れる双子の兄は
気晴らしとしての夜遊びを繋がらも
村の老人が行方不明になっている事件の
糸口を探していました。

そして叔父を追って村に来た
自称生体科学が専門のライターと知り合い
叔父が関わるらしい禁忌の研究を探る事になります。

果たして老人の失踪と
叔父の研究は関わりがあるのか

そして双子の恋の行方とは

五百香さんの新作は
リリ文庫の既刊で有り前作でもある
『I bee~愛の夢を見る』同様
特殊な植物が鍵となったお話です。

天才的な頭脳を持つ双子の叔父は
アフリカの奥地でヒトの細胞に働きかける
活性因子を持つ植物で新薬を開発しますが
ある理由から開発を断念します。

しかし叔父に近しい人物が
叔父の名を騙って日本にその植物を持ち帰り
研究を続行していたことから
叔父の帰国となるのですが

BL的な主軸としての
双子のそれぞれの恋愛に加え

衰退する本家と躍進する分家の均衡、
双子の出時と母を巡る愛執、
特殊な植物の生体の秘密、
高齢者の失踪事件等が複雑に絡まり

次が判らないドキドキ&ハラハラな展開が
結構面白かったです

しかし、
前作ほどのグロいシーンは無く
絡みシーンも凄く少ないのに

設定そのものがほの暗いというか
スキャンダラスな要素たんまりなので

このあたりに地雷ががある方には
おススメできないですね。

気をつけて読んで欲しい一作です

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