真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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思い込み払拭したのは『悩める秘書の夜のお仕事』

2011-07-05 | 読了本review

本日はルチルで

黒沢あつしさん『悩める秘書の夜のお仕事』
 子供の頃に両親を亡くし施設で育った受様は視察に訪れた社長子息の攻様の
 行動から彼を特別な人と思うようになり、頑張って攻様と会社に入社します。しかし
 成長した攻様は隙あらばサボろうとする上、若い愛人をとっかえひっかえする男で?!

受様は奨学生の時に
交通事故で両親を亡くし施設に入りますが
その施設を支援する企業の視察行事で
花束贈呈役を嫌がってボイコットします。

渡す相手が自分と一つしか変わらない
社長の三男だった事が原因でしたが
この三男こそ今回のお相手である
攻様になります

しかし受様がそっと窺った視察団で
写真撮影をしていた職員が傷つけた花壇の花を
攻様が大切に持ち帰ってくれた事から

攻様の父の会社に入って
役に立つ事を夢見るようになります

受様は施設育ちというハンデを持ちながらも
見事攻様の父の会社に就職、

配属された秘書課で憧れの攻様と
再会を果たすのですが
攻様は仕事は出来るモノの
勤務態度も言動も問題大有りな男に
成長していたのです

そんな攻様の態度に失望した受様は
ついつい攻様には厳しく対応していたら
ソコを評価されて攻様の専属秘書になってしまいます。

しかも攻様は未成年好きのゲイで
短期間で愛人をとっかえひっかえしていて

生真面目な受様は公私ともに
攻様に振り回される毎日を送っていました。

しかし、
攻様の愛人だった青年が同じ会社に就職、
攻様が彼を秘書にと望んだ事から
受様は自身が攻様に長く恋をしていた事を
ようやく自覚する事になります

そんな時に受様は
攻様が折衝相手のロシア人に口説かれて
その練習として攻様と一夜をともにする事に

はてさて
こんな状況で受様の恋は実るのか

お互いが初恋の相手なのに
再会時の印象が悪過ぎて
なかなか相手の真実に気づかない2人の
すれ違いを描いたラブコメディになります

受様が攻様を知った日に
攻様も受様に一目惚れしていたのですが
受様が誰だったのかを知りません。

攻様は愛人とする少年達に
初恋の受様の面影を求め続けるのですが
いかんせんイメージ先行な為
大人になった受様を見ても
初恋の君だと気付かないのですよ

受様に惚れたロシア人という
ライバルの出現で攻様もやっと
今の受様を受入れ始めて
ハッピーエンドが見えてきたかと思ったら

受様の横領疑惑が起こり
キチンと追及しなかった為に受様が退職、

誤解が根強い為にまとまりそうでまとまらない
ドタバタがとっても楽しかったです

コメント
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