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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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失ってから気付くモノ『愛とは言えない2』

2011-02-16 | 読了本review

本日もBBNです

榎田尤利さん『愛とは言えない2』
 身体だけの関係ならと言われながらも、本気で受様を欲しいと思い始めた
 攻様。熱烈アプローチを続けますが、攻様の過去を知る受様は彼を信じき
 る事が出来ず、拒み続けます。しかし彼を信じたいと言う思いもあって・・・

昨日の『愛とは言えない1』の続編です
前作で少し縮まった2人の関係が攻様事情を主軸に描いて
攻様が父親の死を通して自分の言動を振り返り
受様との関係を改めて見つめ直す感じですね

ゲイだと言う事を告白できずにある女性と結婚した受様。
耐えきれずに妻に告白しようとした夜、
交通事故で妻が急死した為に深い後悔に苛まれ続けていましたが
義弟の脅迫めいた行動で攻様に過去を知られてしまいます。

受様に同情するでもなくあるがままに受け止めてくれた上
自分と恋愛をしようという攻様を
受様は前ほどには軽くいなす事ができなくなってしまいます

すこしづつですが
攻様に気持ちが傾きつつあっても
女関係の激しい攻様を疑う気持ちばかりが先に立つ受様は

受様を信頼して愚痴を漏らしていた攻様に
つい父親との確執を突く発言をして攻様を怒らせてしまいます。

すぐに言い過ぎたと後悔した受様ですが
どうしても謝る事が出来ません。

その上攻様の父が急死した事から攻様は
公私ともに多忙を極めた揚句
有る理由で不眠に悩まされてしまうのですが

受様に本気になりかけていた攻様は
素直に受様に慰めを求める事ができなくなって…

繊細でもろい一面を持つゆえに複雑な内面を抱える受様は
過去に捕らわれ続けていましたが

見るからに自信家な攻様は
過去よりも未来を見るタイプなので
どんな展開になるのかと思っていましたが

なんかとっても良い所で続くになっちゃってて残念

攻様はやればできる子(笑)なので
何でも難なくこなしてきた面も有りますが
父に負けたくないと言う反骨精神をバネに
何事にも向かってきた人だと思います
家族に顧みられなかった事は
無自覚でも攻様の心に淋しさを植え付け
次々と恋をする事でソレを振り払おうとしてきたのでは

もしかしなくても
攻様の方が打たれ弱そうな本作カプ。
それぞれが恋を自覚したら
初恋風味の手詰まりになりそうな予感

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拘り続けた味の記憶『愛とは言えない1』

2011-02-15 | 読了本review

本日はBBNです

榎田尤利さん『愛とは言えない1』
 イヴの夜、実業家の攻様は10数年振りに唯一手に入らなかった受様に再会する。
 その夜2人は一夜を共にするが、朝には姿を消された攻様は、受様を再び手に入
 れる為に周到な準備を重ねるが、受様はつれない態度を崩さないのだが・・・

榎田さんと町屋さんのコラボ作品「恋愛シリーズ」の小説版第1巻です

昨日のコミックスバージョンと同じ時間軸で展開している上、
文章になっただけ主役二人の思いの密度が深まっていて
読み進むのも楽しかったです

攻様は多くの飲食店をプロデュースしている実業家です。

金も有り、容姿にも恵まれ、学歴も高い攻様は
もの心付いた時から女にもてるのが当たり前で、
多くの浮き名をながしますが夢中になるのはせいぜい半年

そんな攻様が唯一手に入れられなかった相手が
大学時代の後輩である今回の受様です

そんな受様と偶然の再会を果たすのはクリスマスイブの夜、
攻様が自身のフレンチレストランに顔を出した時の事でした。

沸き立つ店内で2人分の料理が供されたテーブルで
一人でディナーを食べている男性客が受様だったのです

15年ぶりの再会を運命と呼ぶ攻様に対して
単なる偶然とそっけない受様ですが
攻様の薦めるワインに酔ったのか
そのままお持ち帰りさせてくれるのですが・・・

翌朝、攻様に残されたのは
「Merry Chrismas」と裏書きされた攻様の名刺のみ。

必ず見つけてやる

果たして攻様は
受様を手に入れる事ができるのか

2人が離れていた15年の間に
受様は複数の著作を持つ心理学の准教授となっていて
誰かを好きになる事さえも
許されない罪の意識が受様の心に重く刻まれていたのです。

受様に再会した当時の攻様は
昔のリベンジ的に受様に接触したのだと思いますが

図らずも元妻との間に負った受様の傷を見てしまい
改めて今の受様について考えます。

こんな2人の間にどんな花が咲くのか楽しみです
明日は2巻です。

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新刊GET♪

2011-02-15 | 小説

本日は迷って1冊

崎谷はるひさん『プリズムのヒトミ―ヤスメ―』

他にも良いなと思う本が有ったのですが
週末にまた新刊ラッシュが来るので
見てからにしようと思います

崎谷さんのHPの新刊案内には
結構早くに内容が載っていて
各話が絡んでいるとあったたので

前回のルチルの全サの本のようになるのかなと
録っても楽しみにしていた本です

早速読みますよ

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やっと届きました♪

2011-02-14 | 全員サービス

本日は他にも届きました

海野幸さん『40男と美貌の幹部2』

コミコミさんでのやったWEBサイン会の本になります。
コミコミさんだと特典でSSカードも付いたのですよ

書き下ろしSS付オリジナルポストカード
 本編終了後のラブラブ後日談を収録

カードの短編から読みましたが
とっても良かったです

ただ、
海野先生のサインは平仮名でちょっと残念

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雑誌懸賞にてGET♪

2011-02-14 | 抽選プレゼント

久しぶりに懸賞に当たりました

最近良く買う雑誌に自分の名前があって
ワクワクで待っていました

5名様でバッチリ名前が有りましたので
何に当たったかは伏せますね。

なかなか届かないのはサイン本だから

前の時は宅急便でしたが
今回はメール便で届いた事も原因

頂きモノなので
何で届いても良いのですが
ドコも経費削減なんだなぁとか思っちゃいました

もらった本は面白そうだけど
初読みな作家さんの本なのでゆっくり読みます{/heartss_pink/}

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自己制御できないからこそ厄介で『恋とは呼べない1』

2011-02-13 | 読了本review

《今の気分にするとこっちが食べたいのでジェラードなテンプレートに変更》

本日はコミックスで

町屋はとこさん『恋とは呼べない1』
 生真面目で堅い経理マンの受様は男を見る目のない男もありません。
 恋人に捨てられたクリスマスイブは酷い雪の日で、足早にアパートに
 戻りますが、その途中に落ちていた猫を抱えた男を放っておけず・・・

榎田さんと町屋さんのコラボ作品
「恋愛シリーズ」のコミックス第1巻です
榎田さんは前から好きで読んでますが、町屋さんは初読み

受様は笑っただけで叱りつけるような堅い父親をもった為か
あまり表情が豊かではない為に不器用な所が有ります。

いつも優しくて包容力のある男性に惹かれるのですが
あまり男を見る目が無いようで
クリスマスイブの日に付合っていた男性に
婚約者が妊娠したからと捨てられてしまいます

傷心の受様は雪の舞う中、
アパートの下で仔猫を抱いた男を拾います。
この男こそ攻様になります

目覚めた攻様は名前は名乗っただけで
詳しい事情は語りませんが
そのままアパートに居着いてしまいます。

人との距離が上手く取れない受様ですが
1Kでの2人と1匹の生活は心地よく
カフェでバイトを始めた攻様も
今の生活に馴染み始めたある日、

受様の元カレが婚約は破棄したから
よりを戻そうとアパートに押しかけてきて

辛い恋が軸なのでシリアス強めですが
拾われたやきのりちゃんの存在が
ほのぼの癒しの存在として緩急をつけてます

榎田さんの原作が良いのは勿論ですが、
町屋さんの絵柄の雰囲気もすっごく良い

元カレの復縁話に喜ぶ受様ですが
実は婚約破棄していなくて
闇賭博が抱えた借金をどうにかする為に
受様との復縁を望んでいたのです

元カレがヤクザに脅されてる現場を
覗き見てしまった攻様も気が気じゃなくて
受様が元カレと決別をする最後までハラハラ&ドキドキ

小説バージョン『愛とは言えない1』と
同じ時間軸で展開していく上に
それぞれに絡みあって進展する為に

4人が絡まった場面は
それぞれの主観も入って語られるので
萌ツボ満載で読み応え有りです

今回は受様事情で展開しますが、
受様に時折重なる攻様の恋人の存在と
彼の過去は次巻で明かされるのかな

『愛とは言えない2』が先に出ているので
こちらとの対比も楽しみで~す。

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失えないモノの為に『叶わない、恋をしている 』

2011-02-12 | 読了本review

本日もシャイで

凪良ゆうさん『叶わない、恋をしている 』
 受様は交通事故で他界した両親に代わって三人の弟を育てる頑張り屋。大学を中退
 昼は社員で、夜はバイトに明け暮れる中、バイト先で知り合った攻様から、亡くなった
 恋人の身代わりとして付合って欲しいと言われる。徐々に彼に惹かれる受様だが?!

青年の死に負い目を持ち続けている攻様と
両親の死で一家の大黒柱になった受様の不器用な恋のお話

受様は大学二年の終わりにが両親事故死し
残された弟3人との暮らしの為に就職しますが

料だけでは食べてはいけず、
クラブで深夜バイトをしている中で
クラブの客として着た攻様と知り合います。

受様より一回りも上の攻様は
清潔感と男の色気が混在する良い男

攻様にアフターに誘われた受様は
今は亡き攻様の大事な人に瓜二つで
都合がいい時に会ってくれれば
できるだけの援助をすると言われ

同情心との一時の安らぎを得るために
攻様との付合いを了承します

金という代価で恋愛的な繋がりから目を背けて
それから週一の割合で攻様と会うようになる受様ですが
攻様が恋人といくはずだった海に行った日、
一線を越えてしまいます。

それでも元々攻様に惹かれていた受様は
一晩だけの事と割り切ってもいたのですが

弟達と出掛けた先で
攻様が綺麗な女の人と小さな女の子と
食事をしている場面に遭遇してしまいます

どう見ても仲の良い親子の様子にも驚きますが
それなら自分にそっくりだったと言う恋人の存在は
どういう事なのかと呆然としてしまいます

それなら自分にそっくりだという恋人の存在は
果たして攻様の真実はどこに

攻様は上流家庭で不自由なく育ち、
一流企業に就職後、20代半ばで見合い結婚をします。

結婚後にある青年と出会って付合い始めますが
不道徳だと思いはしても両方を手にしていた結果、
突然に青年に消えられ、
その半年後、彼の死を知る事になります。

後悔にさいなまれ続けた攻様は
夫婦関係までも破綻しさせてしまいます。

そんな中受様に出会いしばしの幸せを手にしますが
受様が一家を支えている苦労人だと知ると
同じ轍を踏むまいと受様に別れを告げるのです。

攻様に嘘を付きながらのお付合している間は
受様と弟たちの事情がパラパラ見えますが
攻様事情が見えてきて彼を立ち直らると決めると
すっかり攻様にシフトチェンジして

弟達がどうしているかが
すっかり見えなくなってしまってるのは
仕方がないのかな

受様が一杯一杯な中での調教生活なので
ソレも仕方がないかもですが
この辺の描写がちょっと手抜きぽい感じも

年の差がある事で
受様は攻様の固くくな思い込みを一蹴し、
攻様は受様の強引な言い分も
イヤイヤながらも受入れたのかなとか思うと

タイトル負けしてるかもって感じもしますが
全体的にはなかなか楽しかったです

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またしてもちらほらと

2011-02-12 | 小説
本日もまた新刊を買っちゃいました

椹野道流さん『働くおにいさん日誌』
榊花月さん『黄昏の世界で愛を』

プラチナを買いに行ったのですが
ついつい榊さんの本までかっちゃいました

榊さんは当たり外れが激しいのですが
雰囲気に負けてしまった

厳選しているつもりなのですが
意味があるのかないのか
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信じられない弱さを捨てて『花片雪』

2011-02-11 | 読了本review

本日はシャイで

英田サキさん『花片雪』
 男好きのきまぐれな母親の下、寂しく育った受様は、誰もを信じることができず、
 人を傷つけてばかりの毎日を送っていた。元ヤクザの攻様と知り合い、恋人とし
 て一緒に暮らし初めても攻様の愛情や信頼を信じきれ無いところが有り・・・

コミックス『愛想尽かし』の続編になります

前作は攻様視点で
2人がまとまるまでのお話でしたが

本作は受様視点で
攻様との出会いを含めた過去を交えながら
受様が巻き込まれた殺人事件を軸に展開します

昔の男に軟禁されたせいで
勤務していた運送会社を首になった受様は
攻様の店「ボヌール」を手伝っています。

紆余曲折の果てに攻様の恋人になれた受様ですが、
自分が攻様にとって相応しい存在だとは
どうしても思えずにいました。

本当なら攻様の隣で働いていたいのですが
勤務先を見つける事が攻様と同居する為の
唯一で最低限の条件で現在求職活動中でもあります。

そんな時、売りをやっていた時の仲間が
子供の頃にいつもかばってくれていた
幼馴染みとバツタリ再会します。

しかしその再会から
攻様の関係に少しづつズレが生じ、
受様は攻様と義弟との関係まで邪推した揚句

受様は攻様宅を飛び出し、
呼び出された元の売り仲間の部屋で
飲み明かす事になるのですが、

翌朝目覚めた受様が見た者は
元売り仲間の変わり果てた姿だったのです

いったい誰がどうして

追い詰められるとすぐ逃げだして
苦しくなると自暴自棄になる受様。

受様自身の弱さを誰よりも知りながら
可能性を信じて時に励まし、
時に厳しい態度で突放してでも自立を促す攻様。

別れを切り出した恋人に
高額な手切れ金を吹っ掛ける事で
引き止めようとした結果
殺されてしまった売り仲間。

受様の家出をに罪悪感を持ち続け
どこか受様に似ていた男を構い続けた結果
彼との付合いに疲れはて
彼に手をかけてしまった幼馴染。

売り仲間と幼馴染の関係は
受様が陥っていたかも知れないと感じさせる
危険性まではらんでいて
最後までハラハラさせられました

コラボ作品は
まだ読みたい~と思ったところで
終わった方が良いが多いのですが、
更なる続編を期待したいです

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全プレ『ディアプラス描き下ろしプチコミックペーパー』

2011-02-10 | 全員サービス

帰宅したら全プレペーパーが届いてました

『レオパード白書2』描き下ろしプチコミックペーパー
 コミックス発売を記念しての応募者全員プレゼント品

昨日ちょっと全サ品について愚痴りましたが
ソレが効いたのか久しぶりに全プレ品が届きましたよ

コレを書く為に
いつ申し込んだかしら~と検索したら
コミックス発売はなんと去年の4月末

扇先生のサイトで
時間がかかっているようなカキコがあったので
遅れているなぁとは思っていたのですが
こんなに遅くなるとは思いませんでしたね

でも待ったカイはあった内容でしたよ

B4版を折りたたんで
4頁という量もボリューミーでしたし
ラブラブっていうよりほのぼの系かな。

扇先生がノリが良いと言うのも有りますが
新書館のペーパーは読みごたえアリですね

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沢山あったけど厳選してみました

2011-02-10 | 全員サービス
今日は新刊を買ってきました

火崎勇さん『甘やかされるキス』
渡海奈穂さん『夢じゃないみたい』
成瀬かのさん『若と馬鹿犬』
夜月ジンさん『眠れぬ夜に溺れて』

本日はショコラ文庫を求めていったのですが
連休前に早めに出た本もあって新刊が沢山ありました

ホントはもっと欲しかったのですが
特典付を含めて4冊に厳選。

特典が付いたのは下2冊で

ショコラ文庫書き下ろしショートストーリー
リリ文庫初回特典ペーパー
 本編終了後のラブラブ番外編を収録

成瀬さんのは欲しいと思っていたのですが
夜月さんのは付いているとは知らずにいて
見つけたので買ってしまいました

火崎さんは新装版なので
書き下ろし部分だけ早々に読了

連休中には読み終えそうです。
少しレビューしないとたまる一方です

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相手の為にできる事『愛想尽かし』

2011-02-09 | 読了本review

本日はコミックスで

山田ユギさん『愛想尽かし』
 約の売買で前科のある攻様。娑婆に出てからは堅気に戻り、スナックのマスター
 をしている。そんなある日、攻様は務所で自分が助けたことのある青年と再会、
 彼が拾った猫と居候させる事になる。少しづつ変化する生活に慣れ始めた頃・・・

英田さんとユギさんのコラボ作で『たかが恋だろ』のスピンオフ。
『たかが恋だろ』の受様の義弟が本作の攻様になります。

本作は務所での因縁に絡まれながらも、
2人が互いに魅かれあっていってまとまるまで
小説版『花片雪』に続きます

私は小説とのリンクっていうのが
面白そうだと手に取ったので前作未読でしたが
単巻読みでも十分に面白かったです

攻様はヤクザの幹部でしたが
上の命令で手を出したヤクの売買で実刑をくらい、
務所の中で受様と出会います。

攻様が出所して一年、
2人は攻様のスナックの前で偶然再会します。

冷たい雨が降る夜
受様は拾ったらしい仔猫まで抱えていて
面倒見の良い攻様は行き場のない彼らに
寝床提供する事になります

面倒が見れなくてまた捨てる位なら
猫など飼えないという攻様に
その場だけの優しさでまた捨てられても
優しくされないよりはいいという受様。

はたしてこんな二人の行く末はいかに

ヤクザ時代から情が厚く
大事にしていた妹を亡くして以来
攻様は義弟と甥っ子の幸せだけを願い、
義弟に恋人ができてからは見守るだけに徹します。

そんな攻様にとって
誰かに縋りたいのに誰もが信じられず
甘えられない受様の姿は痛々しいばかりでしたが

面倒が見られないなら
下手に手は出さない主義の攻様は
受様にも手出しをしないのですよね

そんな関係が一変するのは
かつて受様のイロだったヤクザ者が
再び受様に近付いてきた事から

受様を助けるべく行動する攻様と一緒に
最後までハラハラ&ドキドキです

ヤクザな世界感が背景なので
全体的にシリアスな展開なのに

受様と拾った仔猫が
同じ格好で寝てたりする姿のほのぼの感も
展開に緩急をつけてて良かったです

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全サ小冊子を申し込み♪

2011-02-09 | 全員サービス

本日は全サ品を申し込みです

崎谷はるひ書き下ろし小冊子
小説リンクス8周年記念プレシャスBOOK

これで手持ちの全サ品はすべて申し込み終えました

最近の全サって連動発刊記念とか
雑誌連動とかで複数ブツを買わないとダメなのが多いので
応募期間は長ーいのですが

「応募者多数の為、発送が遅れます」って
ふれこみで予定よりグーンと伸びたりするも多いです。

パラパラと届き始めましたが、
ただでさえ頼んだ事すら忘れがちなのに
もしかして届いていないのとヤキモキする~

そしてもうコレは仕方ないですが
届いてみないと中身の良し悪しが判らない

中身の良し悪しって作家さんのコリ度にもよるので
アンソロ系だと期待してないお話の方が良かったりもするし、

届いた時は何かぱっとしなくても
あとで他作にハマってって時も有り・・・

結論としては機会は逃さないって事が大切かな

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全サ『少年陰陽師スペシャル小冊子』

2011-02-08 | 全員サービス
本日も全サ品が到着です

少年陰陽師スペシャル小冊子
 少年陰陽師シリーズ30巻記念の小冊子。
 パラレル現代版で短編5本を収録

1巻から初版買いしていましたが、
最近は挫折して買っていない陰陽師シリーズ。

結城さんはもともと同人誌で
パラレル版を書いておられましたと

ビーンズの全サ小冊子は
文庫本と同じ訂装という凝りもよく
前回の全サの小冊子もとってもよかったので
どーしても欲しくてこの応募用に本を買ったと言う

正に本末転倒な買い方をした私です

前回の本、ヤフオクで
片手の指ほどという素敵な値段になってたのを
見た事もあったので
とにかく手を出してみました。

あとでゆっくり読みます
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駆引きがもたらす嘘と実『劣情と代償』

2011-02-07 | 読了本review

本日はダリアです

魔鬼砂夜花さん『劣情と代償』
 いつも一言多い外科医受様。ヤクザの組長の愛人の手術を手掛けたのだが
 術後絡んできたに彼の配下とちょっとした騒ぎを起こしてしまう。その後、その
 組員だと言う攻様に声をかけられるのだが、何故かホテルで押し倒されて?!

久しぶりの魔鬼さんの新作は
雑誌掲載作に大幅に加筆修正して文庫化

見た目はまともそうなのに
暴れる相手を強姦するのも大好きな鬼畜な攻様と
腕もよく患者に対しては真摯な医者なのに
短気で口の悪いツンデレ系な受様のお話になります

受様は小規模病院で外科医をしていますが
短気で歯に衣着せずに発言する為
騒動を起して痛い目に会う事もシバシバな男です。

今回も人相の悪い男達が担ぎ込んだ
緊急外来の青年の手術を担当しますが
口の悪さが祟って患者につきそっていたヤクザに殴られる
という事件を起こしてしまいますのです

良くも悪くも患者しか目に入らない受様にとって
手術をした青年はただの怪我人にしか過ぎず
彼の命を救うべく尽力するのですが

その青年は
関東でも屈指の極道の組長の愛人で
組長をかばって大怪我をしていた為に話は複雑に

愛人である組長は恩人への礼儀とばかりに
自分の部下を差し向るのですが
その人物こそ今回の攻様になります

受様は
胡散臭さ満載な攻様を一目見ただけで
彼の素性など知ろうともせずに
とにかく追っ払おうとするのですが

実は攻様は若頭という地位にある男で
ヤクザの幹部らしく目的のためなら
他人の迷惑なんて無視するというか
むしろ嬉々として嫌がらせする男だったのです

攻様が組長からと差し出された札束入りの封筒を
一蹴した受様ですが

組員が殴った腹の状態を確認すると言う攻様の言動を
うっかり許した為にホテルの部屋で
攻様に押し倒されてしまいます

その時は急用が入った攻様の事情で
なんとか手コキだけで済むのですが
攻様が手段を選ばない事は実証済みです。

こんな攻様に
ロックオンされた受様に未来はあるのか

策士な攻様に振り回されながらも
自身の矜持を曲げない受様が
ヤクザの抗争に巻込まれる中で
攻様に口説かれてほだされてまとまるまで

次々と事件が起こって推理モノぽい展開で
とっても面白かったです

2人の出会いのきっかけとなった
組長と愛人にもしっかりした裏話がありそうですが、
愛人も性格設定に難ありそうなので
彼らの話で続編って難しいかな。

2人のその後も平穏とはいかなさそうなので
彼らの続編でもOKですよ

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