真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
ブログ内キーワードは【ブックマーク】からGO!

案外自分では判らないものです『恋はゲームというけれど』

2011-02-23 | 読了本review

本日もルビーで

成宮ゆりさん『恋はゲームというけれど』
 昔の男に乱暴されそうな受様を助けたのはライバル視している年上の部下だった。
 彼にゲイだと知られた弱みを握られ、仕事でも組むことになりいらだつ受様。けれど、
 何かと気にかけてくる彼を徐々に意識しはじめて…

大手広告代理店から転職してきた受様の部下と
小さい通販会社ながら出世頭の営業部主任の社内ラブ

受様は通販会社に勤務する営業部の主任で
何事もキチンキチンと進めるマイルールを徹底してきましたが、

業界大手の広告会社から
中途採用で転職してきた攻様が部下となってから
ペースを乱されてイライラです

そんな時、ある会社への挨拶帰り
受様は大学時代に付合っていた元カレと再会、
小奇麗になった受様を見た元カレは復縁を迫られます

あわやという所を攻様に助けられますが
攻様に被虐的な言葉を吐いてしまい更に落ち込む事に。

更に化粧品会社との新規契約の顔合わせで
先方の専務に目をつけられてしまうのですが、
袖にされた専務は取引中止と言い出します。

人身御供も覚悟した受様ですが
受様の態度に怒った攻様に
抱かれるなら準備だろうと手を出されて

本当はネガティブな性格を
自分なりに変えてきたと思っていた受様ですが

性格も仕事のやり方も
自分と正反対な攻様が部下になった事で
本当の意味で周囲の人々と
打ち解けていくようになるまでのお話ですね

いつもながらこの厚さで
何でここまで事件が起こるのだと言う
山有り谷有り更に山有りな
ジェットコースター展開ですが

最初の頃の攻様は
全く受様に興味なさそうでしたので
どうやったら恋中になるのかと思いながら
最後まで楽しく読ませて頂きました

最初はMyツボなクールビューティな受様を
期待して読み始めましたが
クールビューティ必須の芯の強さはちょっと足りないかな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする