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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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一番大切なモノとは『世界のすべてをいつかきみに』

2012-05-05 | 読了本review

本日はガッシュから

鈴木ちささん『世界のすべてをいつかきみに』
 大沢霊長類研究所に勤める攻様は人嫌いで問題を起こしては部署を
 転々とさせられている。そんなある日、所長の知り合い夫婦の息子で
 ジャングルで虎に育てられたという青年の面倒をみる事になり?!

初文庫なので新人さんかと思いきや某作家さんが
ペンネームを変えての書かれた一冊になります

雑誌掲載は従来のペンネームですし読んでみても
そんなにカラーが変わった感じもしなかったのですが
大人な事情でしょうかね

本作は人嫌いで無愛想な霊長類研究所員と
ネパールでトラに育てられたヒト未満な青年のお話になります。

攻様の実家は某企業の経営一族で
他者を蹴落として上を目指す争いに
根深い人間不信を植えつけらた攻様は

大学院の博士課程を終了後
霊長類研究所勤務を選びます。

しかしチームで研究する研究所なので
人嫌いの性格が災いして仲間ともめては
他に移るという状態でした

そんな時に攻様は
ネパールの密林で保護した
虎の子供の世話を依頼されます。

しかしよくよく聞いてみると件の子虎とは
行方不明になっていたの少年だと言うのです

事件時に5才だった彼はなんとか生き延び
現在18才になっていました。
この少年が今回の受様になります

そんな人語を解するかも妖しい生き物の
面倒なんてみられなるわけが無いと思う攻様ですが
反論は受入れられません。

しかし
初めて対面した受様は
攻様には凶暴性の一端というよりは
怯えに対するモノだと感じさせられ

攻様は受様を人間と言うよりは
人の形をした獣と思う事にします。

5才までの記憶があれば利口な動物だろうしな。

果たして攻様は受様に受入れられるのか

競争原理過多の世界で人嫌いになった攻様と
野生動物との生活で人慣れしていない受様の
恋物語になります

攻様は警戒する受様を
人間と言うよりも野生動物の様に扱い
無理に人間らしく扱おうとはしません。

まぁ、攻様の性格から
積極的にかまう事は無さそうなのですけどね

そうして徐々に近づく事で
受様は今の環境と攻様を受入れていき
徐々に人間らしくなっていき

受様は攻様に絶対的な好意を持っていくのですが
攻様しか見えない状況の受様を受入れるのは
どうみても問題が山積みです。

そこで手っ取り早く離れるようと
担当を代るという対抗作を講じるのですが
ジャングルで生死をかけてきた受様は
人としては未熟でも子供では無くて
自分の思いを貫き通すのですね

受様が色々な事を学ぶのは
攻様が望むからという姿勢が徹底していて

基本的な性格も行動も
飛びぬけて良くなったりしないのも
ムリクリ感無くスンナリ読めて面白かったです

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本日は初参加

2012-05-05 | 小説

本日もイベントに参加です

本日のイベントは初参加だったので
待機列への入り方が判らず会場を一周してしまいました

実は昨日もショートカットしたつもりが
待機列が会場の最寄り駅からスタートしていて
引き返したのですよね

イベントによって請うまで違うとは
ホテルが近かくて付いたのも早かったから
その分後れを取ったって程ではなかったですけど
事前確認は必要でしたね

本日のお目当ては昨日以上に少なかった為
暇にまかせてまたまたアクセ系を物色しちゃいました

たまには良いかな

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