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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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ピンクの子豚の正体は?『恋するしっぽ』

2012-05-03 | 読了本review

本日はプリズムです

高将にぐんさん『恋するしっぽ』
 たれ目に八重歯に気弱な性格と女子にモテる要素ゼロの受様。遊園地で
 人気の着ぐるみ・ベリ子として働いているが、園内のヒーローショーに出演
 する攻様にべリ子に入っている子が気になるのだと声をかけられて?!

特撮ヒーローのイケメン若手俳優と
着ぐるみに入っているブサイク青年のカプですが
見た目は正反対でも中味は似た者同士な二人の
ほのぼので温かい恋物語になります

受様は極端に垂れた三白眼と少し上向きな低い鼻
とじても八重歯が覗くブサイク君です。

受様は郊外の老舗遊園地で
赤い水玉のスカートのピンクの子豚に入って
風船を売るアルバイトをしています。

最初は恥じらいもあった受様ですが
容姿にコンプレックスのある受様は
お客様に喜んでもらえる今の仕事を
とっても気に入っていました。

そして受様が今回の攻様と出会うのも
この遊園地が縁になるのです。

今回の攻様は
絶賛放映中の子供向け特撮番組で
ヒーローを演じている若手俳優です

攻様はTVで見ても
爽やかで見栄えの良いイケメンですが
実物はTV以上にまぶしい存在なのに
べリ子の受様にも気さくに優しく接してくれます。

それでも人気俳優と着ぐるみバイトの受様とは
親しくなる接点なんて無いように思われますが

なんと攻様は
ピンクの子豚ちゃんに恋をしていたのです

風船を手放してしまった女の子とのやりとりに
べリ子ちゃんには絶対優しい女の子が入ってる
と思っちゃうのですよね。

女の子じゃない受様は
攻様の気持ちを知れば知ってしまうと
自分がベリ子だと言い出せなくなってしまいます。

そんな時、
塗装工が落としたペンキでべり子が
ペンキまみれになってしまい
その場に一緒にいた攻様に
ベリ子の正体が受様だとばれてしまいます

恋した相手がブサイクな男だったなんて
知られたくなかったのに

ところが攻様が発した言葉は意外なモノで

初出はサイト掲載作になりますが
私が最初に読んだのは同人誌でして
胸キュンな可愛さにノックアウト状態でした

受様がベリ子ちゃんだと判った時に
攻様がガッツリきたポイントは

大好きなベリ子が男の子なら
攻様じゃ恋人になれないという事なのです。

相手が男な事じゃなくて
自分が男な事がダメだと思うのがスゴイ

こころがほんわかするお話でした。

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本日は中古書店で

2012-05-03 | 小説

本日乙女な小路で大人買い

春原いずみさん『天才外科医の憂鬱』
桑原水菜さん『プラネット・サファリ 百獣王の双子』
森本あきさん『そんなサービス困ります』
朔田さん『白虎の花嫁人形』
高月まつりさん『ファンタジックに口説いてみせろ』

昨年はストレス解消を兼ねての新刊買いで
がっつり店頭購入していた事も有り
欲しい本は新刊のみな状況では
さほどの収穫は有りませんでした

抑えて買えばよかったのですが
あまりに近刊だと有ったとしても
店頭とソレほど変わらないのであまりお得じゃない

今持ってる本を読んでからというか
次に見た時にはもうちょっと下がっるはず
次でも良いかな~って感じかなぁ。

でもこの他に探していた同人誌があって
清水を見たのでまだ本番前なのに
お財布的には軽くなりました

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