「みんなの！かえうた 新人オーディション」（2008年2月3日O.A.）

2月3日に放送された「みんなの！かえうた 新人オーディション」には、鳥取県出身の山本温子さん、岐阜で宅配便屋を営む伊藤宏幸さん、あの酒井素樹さんを尊敬している伊藤丈司さんの3名が登場した。


【かえうた No.271】
「デカい大阪城」（by 山本温子）
山本さんは大阪の専門学校でなじめなかった、という事を松田聖子の「青い珊瑚礁」の替え歌で唄ってくれた。

彼女のルックスはすごかったけれども、替え歌の内容もすごかったと思う。
「新たな“お笑い担当”として再び登場すれば、彼女の新たな魅力が引き出されるかも…?」とも感じた。

ただ、「おつり いつも『はい 100万円』」という詞が出てきた時に、私は11年前に放送されていた、上岡龍太郎が司会の「大発見！恐怖の法則」という番組で大阪の商店街でこのような光景を見たことがあった、というのを思い出してしまったのだけど。


【かえうた No.272】
「がんばれ宏幸」（by 伊藤宏幸）
伊藤宏幸さんが歌ってくれたのは、草野球の試合でお客さんに喜んでもらえるようにいろんなサービスをしている、という事をテーマにした、「がんばれドカベン」の替え歌である。

彼の替え歌からは、“サービス精神旺盛”という感じが前面に出ていたように思う。
「酔ったら お車 搬送 1代1000円」という詞が出てきた時は、「これで商売が成り立っちゃうんじゃね？」と言いたい気持ちになった。

ただ、伊藤宏幸さんにはこの一言だけ、私からは贈りたい。
「爆弾も運べる宅配便は目指しちゃダメだぞ……!!」


【かえうた No.273】
「生きるもんじゃねえ」（by 伊藤丈司）
伊藤丈司さんが披露してくれたのは、存在感の薄い少年時代の事を綴った、長渕　剛の「ろくなもんじゃねえ」の替え歌だ。

私は、替え歌を熱唱する彼の姿がすばらしかったと思う。
特にラストの「俺は死んでねえ」という詞のところが圧巻だった。

そして何より、彼が尊敬してやまない酒井素樹さんが「みんなの！かえうた」に登場した時のコメントをすべて書きためていた、というのにすごく感動した。
彼が書きためたノートの中身を見て私は、同じように「みんなの！かえうた」を愛する仲間として驚きを隠せなかったように思う。
しかも、親近感すら覚えた。
自分がこのブログで、「みんなの！かえうた」の感想を書いているということもあって。

何はともあれ、伊藤丈司さんには、ぜひ再登場してほしいものだ。
ゆくゆくは、あの酒井素樹さんと共演する、というのも見てみたい。


今度「みんなの！かえうた」が放送される時は、誰がどんな替え歌を届けてくれるのだろうか。
滝沢美和子さんや麻生　甫さんをはじめとした、おなじみのかえうたメンバーの面白い替え歌も、いつかは聴いてみたい…！


●今回の「みんなの！かえうた 新人オーディション」で歌ってくれた替え歌も面白かった、という人

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