空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

中国は歴史に「よく」学んでいる

2018-01-25 10:39:58 | ノート
AFP 中国がモルディブの土地「収奪」、同国元大統領が非難 2018年1月22日 23:34 発信地:コロンボ/スリランカ

インド洋の島国モルディブのモハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)元大統領(50)は22日、訪問先のスリランカで記者会見を開き、不安定な政情が続くモルディブの土地を中国が奪い、主権を傷つけていると非難した

モルディブは1192の島々からなる島しょ国で、人口およそ34万人の大半がイスラム教徒。ナシード氏によると、うち少なくとも16の島を中国の関係者が賃借し、港湾開発やインフラ整備を進めているという

ナシード氏は「これは植民地主義であり、許してはならない」とし、「どんな国に対しても、また外国からの直接投資に対しても反対はしていないが、自国の主権の放棄には反対する」と強調した

ナシード氏によると、モルディブの対外債務の約8割は中国が占めており、モルディブが返済に行き詰った場合、島やインフラ設備をさらに中国に引き渡さざるを得なくなる可能性があると指摘している

 ほんと、中国は過去の歴史によく学びましたねーと…。
 …歴史の先生は、100~200年前あたりに行われていたことがどんなことか、今現に目の前に見るよね、ということで、すっごいアクティブラーニングとかやりやすいだろうし、歴史を学ぶって大事なんだよ、ほら現実にもこんなふうに、と言えたりするよねーとか…。

 なお以上の本文で911字だった。こういうところに運命を感じたりするのも、人間的な感覚だなーと思ったり。



 戦争を起こさないための抑止力の問題と、いざ戦争が起こったときの戦術的な配置の問題を混同している。



 最後の一文は、論理の展開上、不要だろう。



 …まあその、中国の実績は確実で信頼できるものがありますからねー…(やや遠い目)。90年代と00年代は比較的静かでしたよね、と認めるのも公平の見地から宜しいかとも思いますが。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「北京さわやか運動」 | トップ | 支持率観察メモ:文在寅氏 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事