goo blog サービス終了のお知らせ 

空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Ahlu Sunnahは元アルシャバブ兵を赦す

2010-12-13 21:45:53 | ソマリア関連
 穏健イスラミスト・スーフィ系教団民兵団Ahlu-Sunnah Waljamaはソマリア中部を支配している。北上しようとするアルシャバブとしばしば交戦しているが,そのアルシャバブからの投降兵を彼らは赦し,受け入れる:

Garowe Online Somalia: Ahlu Sunna militia pardons Al Shabaab fighters Dec 12, 2010 - 1:55:55 PM

 この週末,中央ソマリアGalgadud県のGuri-Elの広場に投降してきたアルシャバブ兵を引き出して,Guri-Elの施政者Osman Isse (Taar Dhuled)は彼らを報道陣に示す。

「この五人のアルシャバブ戦闘員―うち2名は士官だが―は我々に投稿してきた。そして,我々は彼らを完全に許したのである―彼らの行為を。過ぎたことは過ぎたことだ。これら5人は,我々に,彼らは騙されて誤った道に導かれたのだと語った。いまや彼らは悪しきアルシャバブなる派閥について真実を知っているのだ」。

 そうして彼はアルシャバブに従って戦闘する若者たちに,Ahlu Sunnahに投降するよう呼びかけるのである。誰であれ彼らの派閥に入ろうとするなら,恩赦があたえられると彼は言う。

 ここ数週間,両派はGuri-Elをめぐって戦闘し,多数の死者・負傷者を出してきた。
 Ahlu Sunnahは親政府派であり,内閣にポストも得る位置にある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本blog開設から1400日ですってよ | トップ | 週末の戦闘で15名の死者が発生 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

ソマリア関連」カテゴリの最新記事