NHK 関西財界セミナー 新型肺炎で今後の企業業績に懸念の声 2020年2月6日 18時54分
「関西の企業経営者らが一堂に会する関西財界セミナーが、6日から京都市で始まり、新型コロナウイルスが企業業績に及ぼす影響について懸念の声が聞かれました」、これに670名ほどの企業経営者が集まったということで、オールジャンル集まりました、といえるのだろう。
「中国に60以上の事業所を構える大阪に本社がある段ボールメーカー、レンゴーの大坪清会長兼社長は「中国企業による牛乳や薬の生産工場は操業が続いていて、包装パッケージを作る自分たちの工場は稼働を続けている」と現地の現状を説明しました。
そのうえで、大坪会長は「運ぶための手段が不足している状況だ」と述べ、物流網がうまく機能していないという認識を示しました」
この辺、先方現地の流通が非常に低調になっているだろうことを示唆するわけで、事態は深刻であると思しい。どっちかというとウィルスではなく、社会的な方向が。
…いやまあ、少なくとも現代的には飢饉というのは物資の欠乏自体ではなく流通・分配が機能しないことによって起こる…などという認識は一般的になってきていると思うのだが、その意味で今の中国の危機はここにある。避けることのできる悲劇を避けることが出来ない。そこにより本質的な悲劇がある、悲劇の本質がある。
だって、中国国外では、このウィルスによる死亡はほとんど出てない。そもそもろくろく伝播してない。というかうつっても死なない。にも拘らず中国国内ではばったばた死んでる。これは「死ななくていいはずなのに死んじゃった」「死ぬような病気じゃないのに死んじゃった」例が割とあることを示唆しないか。
つまり西側先進国、日本くらいの衛生・医療状況であればまあまず抑えることができそうだと思しい一方、この水準でないと微妙に流行しかねない、というわけだ。
と言うことは日本でも地域的には危ないわけで(※そういう地域への医療支援の話をみればよい)。
他方
「大阪・堺市に営業所を置くバス会社では」
「本来ならば、フル回転で動かしていた23台の観光バスは駐車場に止まったまま。仕事がないため25人の運転手は自宅で待機してもらっています。売り上げが見込めない中、このままでは人件費やバスのリース料など固定費の支払いもできなくなるとして会社は、給料の削減のほか早期退職の希望者を募ることになりました。
6日は営業所で運転手を集めた説明会が開かれ、本社から訪れた社長が2月分の基本給を2割カットすることを伝え理解を求めていました。
さらに今月中の退職を希望する場合は慰労金として10万円を支給することが伝えられ、運転手からは「退職するかどうかすぐには決められない」とか「営業所の閉鎖は考えているのか」などと不安の声が上がっていました」
「30代の運転手の男性は「突然のことで自分の中でなかなか整理がつきません。家に帰って妻と相談したいと思います」と話していました。また50代の男性は「厳しい現状を考えると給料カットも我慢するしかないのかなと考えています。早く終息して、観光客が戻ってくるのを待つしかないです」と話していました」
これにも危うい点が見える。退職慰労金が10万円? 20~40人の命を預かる大型バス運転手を、会社都合で突如やめてもらうのに10万円? 100万単位で積めとはいわないが、もうちょっと、こう…という気にはなる。
ここが問題だ、専門的技術の値段、訓練の値段、経験の値段、労働者・人間の値段がちょっと低くなり過ぎなんじゃないのか。ここらへんから社会の安全保障が崩れていかないか…と言う問題がここに見える。この会社さんが特段ケチというわけはなかろう、そもそもこういう末端にカネが回りにくい状況こそが問題だと。
「関西の企業経営者らが一堂に会する関西財界セミナーが、6日から京都市で始まり、新型コロナウイルスが企業業績に及ぼす影響について懸念の声が聞かれました」、これに670名ほどの企業経営者が集まったということで、オールジャンル集まりました、といえるのだろう。
「中国に60以上の事業所を構える大阪に本社がある段ボールメーカー、レンゴーの大坪清会長兼社長は「中国企業による牛乳や薬の生産工場は操業が続いていて、包装パッケージを作る自分たちの工場は稼働を続けている」と現地の現状を説明しました。
そのうえで、大坪会長は「運ぶための手段が不足している状況だ」と述べ、物流網がうまく機能していないという認識を示しました」
この辺、先方現地の流通が非常に低調になっているだろうことを示唆するわけで、事態は深刻であると思しい。どっちかというとウィルスではなく、社会的な方向が。
…いやまあ、少なくとも現代的には飢饉というのは物資の欠乏自体ではなく流通・分配が機能しないことによって起こる…などという認識は一般的になってきていると思うのだが、その意味で今の中国の危機はここにある。避けることのできる悲劇を避けることが出来ない。そこにより本質的な悲劇がある、悲劇の本質がある。
だって、中国国外では、このウィルスによる死亡はほとんど出てない。そもそもろくろく伝播してない。というかうつっても死なない。にも拘らず中国国内ではばったばた死んでる。これは「死ななくていいはずなのに死んじゃった」「死ぬような病気じゃないのに死んじゃった」例が割とあることを示唆しないか。
つまり西側先進国、日本くらいの衛生・医療状況であればまあまず抑えることができそうだと思しい一方、この水準でないと微妙に流行しかねない、というわけだ。
と言うことは日本でも地域的には危ないわけで(※そういう地域への医療支援の話をみればよい)。
他方
「大阪・堺市に営業所を置くバス会社では」
「本来ならば、フル回転で動かしていた23台の観光バスは駐車場に止まったまま。仕事がないため25人の運転手は自宅で待機してもらっています。売り上げが見込めない中、このままでは人件費やバスのリース料など固定費の支払いもできなくなるとして会社は、給料の削減のほか早期退職の希望者を募ることになりました。
6日は営業所で運転手を集めた説明会が開かれ、本社から訪れた社長が2月分の基本給を2割カットすることを伝え理解を求めていました。
さらに今月中の退職を希望する場合は慰労金として10万円を支給することが伝えられ、運転手からは「退職するかどうかすぐには決められない」とか「営業所の閉鎖は考えているのか」などと不安の声が上がっていました」
「30代の運転手の男性は「突然のことで自分の中でなかなか整理がつきません。家に帰って妻と相談したいと思います」と話していました。また50代の男性は「厳しい現状を考えると給料カットも我慢するしかないのかなと考えています。早く終息して、観光客が戻ってくるのを待つしかないです」と話していました」
これにも危うい点が見える。退職慰労金が10万円? 20~40人の命を預かる大型バス運転手を、会社都合で突如やめてもらうのに10万円? 100万単位で積めとはいわないが、もうちょっと、こう…という気にはなる。
ここが問題だ、専門的技術の値段、訓練の値段、経験の値段、労働者・人間の値段がちょっと低くなり過ぎなんじゃないのか。ここらへんから社会の安全保障が崩れていかないか…と言う問題がここに見える。この会社さんが特段ケチというわけはなかろう、そもそもこういう末端にカネが回りにくい状況こそが問題だと。
普段からダメージがひどいから、ちょっとした肺炎でクリティカルヒットになる、と
ならば都市部で大問題になったというのも説明可能だ
なぜか(基本)中国人しか死なない、というのも説明可能だ
…そりゃあこれも既往症の一種ではある、うん
…そもそもの生命力の問題もあろうし、実証はできないでしょうけどねえ…
一般的に「大気汚染」と言っておいたほうが確実か
…そもそも、今回の肺炎騒ぎがなくとも大問題でしたからねえ…。