こうやって若者を理解するのではなく若者は無気力で考えることをやめてるんだ。若者は覇気がないんだ。若者は情けないとか言ってるやつが支持してる政治家に入れようとは思わんだろ。あほかとしかいえん。支持する理由?民主党時代より若者も就職状況を劇的に良くしたからだよ。それがメイン。 https://t.co/7ZKKZHYWVz
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年10月3日
これはねえ、現場の教員としてははっきりそうでねえ…。
若者からすると、兄姉・従兄弟・叔父さん・叔母さんたちがリーマン・民主党時代に就職できずに非正規で呻吟した姿をみていて―と喩えてみよう―、他方で自分たちの就職タイミングで安倍政権で経済が安定して就職がまっとうにあったわけで、そりゃあ安倍氏が有能な指導者に見えるわよ。少なくとも民主党の指導者たちよりはマシだわな、と。
ところがそんな真っ当そうな安倍首相を、まあ知識人様等々がこぞって「あれはアホだ」「あれはバカだ」「あれは最悪だ」「今すぐ辞めさせないと国がつぶれる」といい続けてて、となると、「そんなアホバカ最悪以下の就職率しかだせなかった民主党って、つまりアホバカ最悪以下なんだな! ああよかったあ! そんなアホバカ最悪以下の政権時に就職が重なってなくて!」と…思うわなあ…。
…そういうことだぞ。
ああ、何人奴隷が増えたかって話か
— opc kdn(鷦鷯飛蝗⊂猩々飛蝗) (@KdnOpc) 2019年10月3日
そういうとこやぞ。
そんなわけなくて、リーマンショック直後から十年もたてばもっと回復した、或いは同じくらい回復したのが、それが安倍政権でなくてはできなかったことかというのは以降の選挙における判断で重要な要素となってくる https://t.co/nwDhL8arLF
— opc kdn(鷦鷯飛蝗⊂猩々飛蝗) (@KdnOpc) 2019年10月3日
うん、タイミング的に、安倍氏でなくとも、しくじりしさえしなければこの程度の成功を収めることができただろう。悪くとも、まあこの程度の成功を収め続けたということで安倍政権は選挙で一応の勝利を収め続けた。
その以降の選挙で安倍さん全勝なんだがな。国民の判断は明らかだよ。選挙結果がすべてだよ。 https://t.co/cI6w9XSsfD
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年10月3日
まあ、こういうことだ。
これに対して
そこが判明していないよねという話なんだけど、勝ったのがなんだっていうんだ……
— opc kdn(鷦鷯飛蝗⊂猩々飛蝗) (@KdnOpc) 2019年10月3日
というのは、もはや何をいっているのか分らない勢いである。
要は、『もしかしたら安倍氏以外が政権を握っていれば、たかがこの程度ではない圧倒的な成果を収めたかもしれない。にもかかわらず安倍政権を認容するのは不合理で思考停止だ』と言いたいわけだろう。まあ可能性としては大いにありえる。だから安倍政権の不徹底を非難する向きはそれなりに見られる。
だがそうした人たちの一定部分は、『まあそうまでの失敗はしない程度の無能の安倍』を一定程度評価することになろう。
そうした声は、残念ながら、「安倍モリカケそば!」とシュプレヒコールをあげる向きを支持しなかったというわけで、ここを反省すべきだと思うよ。反原発するにしても、科学と仁義を考慮すべきだったでしょうね。
あるいは、この手の人が疑問に思い、回答を要求したいのは「安倍氏の才覚で失業率が改善した・安倍氏が経済を回復させた、その証拠を示せ」ということか。これに対してはしかし、既にある種の回答が出ている。なにしろ彼が政権を指導しているあいだ、経済・就職率は基本的に悪化はしていない。これこそ、そこそこの支持率を維持し続けていることの重要な駆動因であると、そう繰り返し言われているわけなのだ。
「他の人が指導していたら、もっとどうにかなったかもしれないじゃないか!」に対しては、だって他の選択肢が提示されなかったじゃないか、と言われているわけなのだ。
円高を大事にするってことなら今の政策もそうじゃないですか?
— opc kdn(鷦鷯飛蝗⊂猩々飛蝗) (@KdnOpc) 2019年10月3日
というか円高の話じゃなくて、アベノミクスを評価できているかどうかの話なんですが
相対的にはあからさまに円安に誘導した結果が今であって、この人は為替相場に詳しくなさそうだという印象を与えるであろう。
陰謀論が溢れる時代にリベラルメディアがやるべきこと #BLOGOS https://t.co/k0DqLa5E1u
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年10月3日
おお。なんかすごくわかりやすく現状のリベラルが進む道が書かれている。ほんまこれやで。
Blogos 陰謀論が溢れる時代にリベラルメディアがやるべきこと 2019年10月03日 13:56 倉本圭造
「「何かを叩いて溜飲を下げる」というレベルで言えば、韓国を叩いて溜飲を下げるのも、アベ政権とその関係者を叩いて溜飲を下げるのも、あまりレベル的に変わらないところはやっぱりあります。」
「右の大衆扇動メディアがあるように、左にも大衆扇動メディアがある。その両者が陰謀論レベルに「敵側を攻撃すること自体がコンテンツ」みたいな活動をすることは仕方のないことでしょう。
しかしリベラルな理想を持つメディア関係者が、こぞってそのスポーツ新聞レベルの扇動方法で、「やられたらやりかえす」的なことしかしない状況が続くと、どれだけ必死に「アベ側」の勢力の問題を焚きつけようとしても、結局選挙における「民意」は私たちリベラル側に微笑むことはないように思います」
「「権力をチェックする役割」はもちろん大事なんですが、同時に「現政権がかわりに取り入れるべき政策」について、自分たちで用意し、それを批評してブラッシュアップし、まとめあげていくこと自体も、リベラルメディアのもう一つの責任
だと覚悟することが必要な時期に来ているように思います」
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「「単に溜飲を下げるためのアジテーション」ばかりをスター化して「政権批判」に100%突っ込んでいるエネルギーの半分でいいから、「自分たち側の理想の実現プロセス」について、地味な議論をしている人たちをちゃんと引き上げ、スター化し、そしてちゃんと自分たち内部で検証して実効性のあるものに仕上げていく、そういう仕事こそが、今リベラルメディアには求められているはずです」
まさしくその通りで、私としては日々の講義等々でそのような知性を育てるべく心がけているところである。
そんなわけで,地味な議論・活動している人の例を挙げよう:
半年程前のニュースですがRTされてきたので。カナダのオンタリオに住む先住民族の14才の少女が、77才で亡くなった伯母を引き継いで、今年4月にグレート・レークスを環境破壊から守る活動の代表者になったそうです。8才から活動を始め、昨年は国連でも演説をしたとのこと。https://t.co/ZPv7rtjgO4
— たまさか (@TamasakaTomozo) 2019年9月27日
とまあ、リアルアシリパちゃんが存在するわけであり、別に作られたヒロインなんぞいらんのだ、本来。
ところがこうしたリアル筋金入り活動家少女を盛りたてず,自分たちの道具に便利なアイコンをてきとーにひっつかんで遊んでたりするから,そこらへんを突っ込まれるんだ。
この点からもたいへん都合がよいはずなんですが。
それは彼の評価を高めたのではないか,「本物を見出す眼力,見識を持っている」という評価を,わりと広く得たのではないか。
もちろん,背後でシナリオを書いた人は,この点まで計算していただろう。彼をこの点で称賛することは,まあ誰かの計算に乗ることを意味する点があることまでは私もわかる。
だが,筋金入りを採用したおかげで―この運動家たちはアンコントローラブルなわけで―彼らは計算外の行動をすることだろう。
これをも呑んでリクルートしたのは,そりゃあその胆力を評価するのは当然の評価だと思うのだ。