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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

靖国神社に落書き:スプレー購入役の男に懲役8か月の実刑判決

2024-12-26 22:10:15 | ノート
 反靖国思想犯罪―汚損それ自体ではなく、その準備罪―に、ちょっと重罰すぎやしないかと思って眺めてみれば。

newsdig.tbs 靖国神社に「トイレ」と落書き スプレー購入役の中国籍の男に懲役8か月の実刑判決 東京地裁「自らの主張のために違法な行為に及ぶことは許されるものではない」 2024年12月25日(水) 17:19

靖国神社の石柱にスプレーで「トイレ」と落書きされた事件。東京地裁は、中国籍の男に懲役8か月の実刑判決を言い渡しました

今年5月、仲間2人と共謀し、靖国神社の石柱に赤いスプレーで「トイレ」と落書きをしたなどとして、器物損壊などの罪に問われています

姜被告は起訴内容を認めたうえで、動機については福島第一原発事故の処理水の海洋放出への抗議だと主張。「海を守りたいと思った」と述べています

 ここでずっこける私。つまり環境テロリズム事件だ。ひとの耳目をひくため、ひとに人気のものや場所を攻撃するタイプ。だから靖国思想犯という枠ではなく、世界的に対策が強化されている環境テロリズム事件の枠なんだな。

実行役として指名手配 董光明容疑者
「出頭しないし、後悔もない。怖くもない。日本の警察は幼稚園児のようだ。逮捕状出してもいいさ。何の意味もない」


董光明容疑者は今年7月、JNNの取材にこう話していましたが、その後、中国国内の恐喝事件で公安当局によって拘束されたということです

 あーその、靖国思想犯なら中国での保護はあり得るかもしれないが、しかしそっちで恐喝やったらやっぱりダメだし、恐らくそっちでも環境テロリストは厳しい取り締まりの対象になる・なっていくぞ、恐らく確実に。

これまでの裁判で検察側は姜被告の動機について、「共犯者のSNSの動画投稿を復活させるためだった」と指摘。懲役1年を求刑していました

 神聖冒涜にえらい重罰だすなあ…と思いきや、Just Stop Oilなどに対するような、環境テロ犯への「一罰百戒」方針の判決のよう。…実際、控えさせないと、かなーりやばげなことになるので、そりゃあ対策強化は必須必至なんだが。

 ちょっとねえ、あんまりこの方向は進んでほしくないなあとは思っている。というか環境テロ自体、そもそも控えてくれねえかなあと思っている。
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