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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

田舎に若者が定着するためには

2018-07-14 13:17:45 | ノート




 なんというか、当たり前の話で、資源があればあるほどみんな余裕が出来て気楽になる。衰退する田舎と言うのは、当然、資源が少ない・減っているからこそ衰退しているのであり、まあ優しくはなれないな、と。

 なお我が故郷のあたりでは、「オウムの残党じゃないか」と疑われたイシキタカイ系の移住者が来たが、まあ無事に地元に溶け込んだらしい。この人の場合、外部から富を呼び込む器量があって、しかも成功した。そりゃ受け入れられる。

 つまり外部にむけて通販したりしたのだな。味噌をつくって売り払う。地元農家から豆を買い入れれば、生産もあがる。売った側は、なんぼなでもタバコ代くらいにはなる。その代金で、村には幾つかしか入ってこないプレモルでも買えれば、まあ舌は満足するし景気がいいということで周りにも顔がたつ―威信財として機能する。

 とまあ、地元経済・地元の贈与関係・人間関係の中にプラスの効果をどう発揮できるか、という問題でもある。

 上掲事例の場合、ジビエ民宿経営希望だったそうな。そういうのにやってくる客の数は、あまりなさそうではあるし―従って食事に出す野菜・山菜も量に限度があり、地元への経済還元は限定的と見える。

 ―恐らく、土産物・通信販売での、日持ちのする(在庫を抱えておける)商品開発が肝ではないか。



 紹介されている東洋経済の記事もなかなか。

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