米軍がイラクに提供した大量の銃器・防具,例えば11万丁のAK-47が所在不明。そのほか,ピストルが8万丁,ボディアーマー13万5千,ヘルメット11万5千の所在が不明とか。
既にネット上に記事が上がっていますので,明朝の新聞記事はこれで賑わうかと(日本語記事:CNN Japan イラク治安部隊への武器、半数以上が行方分からず 米報告 2007.08.06;時事ドットコム 2007/08/06-20:39 イラクに供与の銃、19万丁不明=武装勢力の手に渡る?-米紙)。
その一方で,イラク治安部隊に必要な量の装備が届いていないとか。
まるのまま全部が武装勢力に流れたわけではないでしょう。引き渡すべき武器はあっても登録するスタッフがなく,目の前には戦闘作戦に参加する部隊員がいる。そんなときには超法規的措置ででも,武器を渡さないといけないでしょう。
「おい,出動なんだ,せめてピストルだけでもくれ!」と叫ぶイラク治安部隊員に「ああごめん。登録まだなんだ。1ヵ月後にはスタッフが揃うからまた今度」なんて答えられるはずがない。私がそのイラク人なら,その武器管理米兵をどうにか断固たる処置でもって黙らせて武器を奪いますね。
一方,ファルージャで創設の旅団の装備は,これは米軍に対して使われたろうというお話です。イラク人旅団を作ったはいいが,春の雪のように融け去ってしまい―その装備は反米組織に(兵士ごと)渡っただろうという話。
対ファルージャ作戦のブリーフィングをしたら,直後にイラク軍将校が自発的に行方不明になった模様―なんて話があったような。
そんなこんなは,Washingtonpost Weapons Given to Iraq Are Missing Washington Post Staff Writer,Monday, August 6, 2007
ちょっと短く要約版では,BBC news, Middle East 190,000 weapons 'missing in Iraq' 6 August 2007
でお読みください。「何が起こっているのか解らないよ」なんていわれたら,こっちのほうが困りますよアメリカさんっ。
ちなみに今回の件は「世界の中心で左右をヲチするノケモノ」さんのどうにも違和感をぬぐえない記事を見て書いてみたのだったりします。「銃を野放しにしている米国の体質」(時事)は,どうも,言いがかりですねぇ。非難すべきは,地味な後方支援業務を軽視した格好になる誰かさんでしょう。いいですか,そういうものすごく地味な,赫々たる戦果とはまったく無縁で真逆のところが戦争を真に決定付けるのです。
…と,今は同盟国であるところの国の,戦争を知らない世代の若造が書いてみたり。
追記
続報ないか,面白いご意見ないかと検索かければ,多くが時事通信の記事のコピーです。それに不思議なコメントが附いたりするくらいなもので,この大量の情報(のコピー)に,果たしてどれほどの意味があろうものかと疑います。
思ったこと。
想像を巡らす前に,調べ物をしようよ。あるいは,常識で考えようよ。
米軍がAKを持ってきたこと自体,奇妙なことだとか(よそから調達しただけなのじゃない?)。怪しげな武器商人が絡んでいるんじゃないかとか,米軍倉庫に入る前に消えてしまったのじゃいないかとか(それは詐欺事件だ)。
だってほら,ワシントンポストが報じたって,すぐわかるんだから。原文にちょっと当たるくらいいいじゃない?
既にネット上に記事が上がっていますので,明朝の新聞記事はこれで賑わうかと(日本語記事:CNN Japan イラク治安部隊への武器、半数以上が行方分からず 米報告 2007.08.06;時事ドットコム 2007/08/06-20:39 イラクに供与の銃、19万丁不明=武装勢力の手に渡る?-米紙)。
その一方で,イラク治安部隊に必要な量の装備が届いていないとか。
まるのまま全部が武装勢力に流れたわけではないでしょう。引き渡すべき武器はあっても登録するスタッフがなく,目の前には戦闘作戦に参加する部隊員がいる。そんなときには超法規的措置ででも,武器を渡さないといけないでしょう。
「おい,出動なんだ,せめてピストルだけでもくれ!」と叫ぶイラク治安部隊員に「ああごめん。登録まだなんだ。1ヵ月後にはスタッフが揃うからまた今度」なんて答えられるはずがない。私がそのイラク人なら,その武器管理米兵をどうにか断固たる処置でもって黙らせて武器を奪いますね。
一方,ファルージャで創設の旅団の装備は,これは米軍に対して使われたろうというお話です。イラク人旅団を作ったはいいが,春の雪のように融け去ってしまい―その装備は反米組織に(兵士ごと)渡っただろうという話。
対ファルージャ作戦のブリーフィングをしたら,直後にイラク軍将校が自発的に行方不明になった模様―なんて話があったような。
そんなこんなは,Washingtonpost Weapons Given to Iraq Are Missing Washington Post Staff Writer,Monday, August 6, 2007
ちょっと短く要約版では,BBC news, Middle East 190,000 weapons 'missing in Iraq' 6 August 2007
でお読みください。「何が起こっているのか解らないよ」なんていわれたら,こっちのほうが困りますよアメリカさんっ。
ちなみに今回の件は「世界の中心で左右をヲチするノケモノ」さんのどうにも違和感をぬぐえない記事を見て書いてみたのだったりします。「銃を野放しにしている米国の体質」(時事)は,どうも,言いがかりですねぇ。非難すべきは,地味な後方支援業務を軽視した格好になる誰かさんでしょう。いいですか,そういうものすごく地味な,赫々たる戦果とはまったく無縁で真逆のところが戦争を真に決定付けるのです。
…と,今は同盟国であるところの国の,戦争を知らない世代の若造が書いてみたり。
追記
続報ないか,面白いご意見ないかと検索かければ,多くが時事通信の記事のコピーです。それに不思議なコメントが附いたりするくらいなもので,この大量の情報(のコピー)に,果たしてどれほどの意味があろうものかと疑います。
思ったこと。
想像を巡らす前に,調べ物をしようよ。あるいは,常識で考えようよ。
米軍がAKを持ってきたこと自体,奇妙なことだとか(よそから調達しただけなのじゃない?)。怪しげな武器商人が絡んでいるんじゃないかとか,米軍倉庫に入る前に消えてしまったのじゃいないかとか(それは詐欺事件だ)。
だってほら,ワシントンポストが報じたって,すぐわかるんだから。原文にちょっと当たるくらいいいじゃない?
1.カラシニコフは米軍制式とは思えない。2.あやしげな武器商人から調達したものではないか。3.するとそもそも納入されたかどうかも疑わしい。
1はいいんですけど,2に行くにはかなりの飛翔力が必要ではないかな。3の段階となると―もぅなにもかも闇の中。
人間の創造の翼の力強さに,私はただ驚くばかりです…。…ことの次第をお教えしたい気はなくもないんですが,コメント欄もトラックバックも受付なし,みたいなー。
それにまあ,「英語塾」さんに,「えいご,よも?」と言うのもどんなものでしょう。
なにかもぅ。「AK」「武器商人」「怪しい」って,これもある種のテンプレじみて…そう考えると,ああいった種類の言葉たちは,想像力の過多を示すものではないのかもしれない。