空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

教員の数が足りないって

2017-11-28 23:04:26 | ノート
毎日新聞 小中教員不足 「担任すら決まらず」自治体間で講師争奪 2017年11月28日 06時50分(最終更新 11月28日 06時50分)

各地の小中学校で教員不足が広がっている状況が、都道府県と政令市の67教育委員会を対象にした毎日新聞の調査で浮かんだ。定数からの不足数は今年度当初の時点で少なくとも357人。学校現場からは人手不足と過重労働への悲鳴が聞こえてくる

 うんまあそりゃあねー。

大量退職後、教員は若返りが進んだが、その分、産休や育休の取得者が増えている

 そうした欠員について

欠員補充については「教務主任でカバー」(群馬県)や「退職者に声を掛ける」(長崎県)など、各教委が頭を悩ませる。教科ごとに免許が異なる中学校では、技術・家庭科などで欠員が出た場合の補充が難しく、教員1人に複数の学校で授業してもらうこともあるという

 …予備兵力を常時展開するってのは、負けパターンだよねーという常識論。

本紙の調査では、大量退職後も多くの教委で正規採用を抑えがちだった。少子化による将来的な教員過剰や大量退職が繰り返されることを懸念したためとみられるが、寺田書記長は「臨時講師と正規教員で待遇に大きな差がある自治体もあり、臨時講師が集まらないことは明らかだ」と批判



 これに対して




 …特に公務員先生については、世間のシバキに腰が引けすぎた面もあろう:



 こんな具合。

 しかし、それに応じた行政サービスを得ているわけであり、感謝の気持ちを持ちましょうかねえお互い、というところか。





 そりゃまあ、公務員が安定しているのが気に食わんと流動性を高め、「公務員は貰いすぎだ」だのと予算を削り、人件費を削らざるをえなくなった果ての姿のひとつですよねえ。



 教員を、まあ10倍くらい増員すれば、まあなんとか。

 現状で2人前くらい働いているので、まずは2倍に増員。それだけだと、現状の40人なり30人なりの教室の世話が真っ当にできるだけなので、6-8人グループ1個に対して1人という割で考えると、まあざっくり5倍。も少し少人数を希望して3-5人に1人がつくようにと言いたいなら、まあ20倍の増員を要する。

 …というひとつの極論。この場合教育が高くつきすぎて、そこらの平民(例えば私のうちだ、私の)では授業料を出せなくなるか。すくなくともそれなりの増税を要するでしょうが、その辺のカネの計算はきちんとついているものでしょうか。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネパール総選挙 | トップ | 子供には出来るだけ高度な教... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事