空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

所謂萌え絵絵本を批判したいなら理論武装く(ry 補遺

2018-11-12 16:13:18 | ノート


 読む前からもう結論はわかりきってるようなもので、「男の目から見て魅力的な女性像を幼い女の子に理想像の如く示すのは、幼少時から女を男の性的従属物として育てようというものであり、女性はこうした見方から解放されるべきである」くらいなもんだろう。

 まあ30年くらい前からか、大昔からある理論であり、つぎつぎ同じようなアニメに同じように適用してやれば、次々同じようなアニメは出てくるので次々新しい論考を書いているような気になれることだろう。しらんけど。

 残念なことだろうが、「相互作用」という概念を落としている議論であり、常に一定程度の勝利を約束されるものの、常に一定程度の敗北を甘受せねばならぬ程度のものである。

 なにしろ「女子向けアニメにでてくる男の子」というのは「アニメのなかの女の子にステキな視線を向けてきてその存在を肯定する」もので、そこで働いているところの「男の視線」は、女子側にとってそうあってほしいところの男子像を反映するからだ。これ自体はリアルな男性とは一定程度、別の理屈で動くことになる。



 なので、”問題提起”者の理論ががばがばなのはしゃーないんかなーとか。



関連:「研究業界への新規参入希望者のとある姿と撤退者の姿たちと(2018-11-11)」

 私が私として尊重されるとしたら、それは我が業績によるのである。だから、フェミニズム研究し始めましたーとかの人たちは、さっさと業績をあげるとよいぞ。
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