Mukhtar Robow Abu Mansur重傷

　Garowe Onlineが得た信頼すべき報告（複数）によれば，アルシャバブ最高級指揮者の一人が先週のモガディシュ北部の戦闘で重傷を負ったとのこと：

Garowe Online　Somalia: Abu mansur injured in Mogadishu clashes Jun 9, 2010 - 3:41:57 PM

　Sheikh Mukhtar Robow Abu Mansurはアルシャバブ第二位second in commandの人物。彼は，伝えられる話では，下半身に負傷し，モガディシュでのアルシャバブ側仮設医療施設にて治療を受けている。

「Sheikh Abu Mansurは手ひどく負傷した，彼は外科手術を受けており―我々は，どうなるかわからない」と内部情報（単数）は言う。

　Abu Mansurが負傷したのは二度目。一度目はエチオピア軍との戦闘による。
　先の戦闘は最近では最悪のもので，多くは民間人の25名の死者を出した。またウガンダ軍兵2名も死亡。AMISOMではほかに5名負傷。

　暫定政府は幾人かの外国人戦闘員を殺害した―と誇るのでしたが，Abu Mansurを重傷状態に陥れたとは，かなりの成果といえますね。


　先週の戦闘については：「政府側攻勢―モガディシュ北部を一部奪回か　2010-06-06」。

　そしてモガディシュは，アルシャバブ高級指導者が活動停止を余儀なくされても混乱状態のご様子：

Garowe Online　Somalia: Fresh Mogadishu violence claim dozens　Jun 9, 2010 - 3:36:27 PM

　9日の報道。様々な事件によって13名以上の死者が発生，他にも負傷者。戦闘，道路脇爆弾などによる。

　モガディシュ南部Afasiyoniでは地雷が爆発，民間人と警官とを合わせて8名を殺害。これは，通りすがりの警官たちを狙って道路脇のごみためにしかけた爆弾を爆発させたものという。

　その場で警官6名と女性1名，さらにのちほど警官1人が死亡。

　他方，反政府派がソマリア大統領官邸に攻撃，報復攻撃を呼んでバカラマーケットで5名死亡。さらに20名の負傷者を取り扱ったとAli Muse氏は言う。