なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

戦争中のことを聞きました。

2014年06月15日 | 雑記帳

今日はおもちゃのボランティアに参加しました。

手違いで公民館便りの案内が出来ていませんでした。

そのためかお客さんが少なく、

時間つぶしに雑談をしていました。


90歳近いとても優秀なおもちゃドクターが居ます。

その人が話の流れから戦争中の体験をポツリポツリと

話してくれました。

先日 「永遠の0」という映画を見て

自分が体験したそのものズバリの事が多く

本当にびっくりしたとのことでした。


小さいときから飛行機がとても好きで飛行機に乗りたくて

戦争中志願して飛行機の訓練を受けていました。

しかし上官から

「お前は、通信のほうに行くように」と言われてしまい、

いくら飛行機に乗りたいとお願いしても

移されてしまったとのことでした。

学校も出ていて、

成績が優秀だったようで最初から地位を与えられ

部下を持つ立場になりました。

同じ地位の人は兵隊を何かかにかといっては

ビンタを与えていたそうです、

でも自分は人を殴るのがいやで殴らないので

殴らないことを知った同僚は、

「しっかりした兵隊を作るためには

殴らなくてはいけない、

殴り方が判らないのなら教えてやろう」

と言ったそうです。



その同僚の下に優秀な兵隊がいました。 

優秀であることから返って苛められ

精神に異常をきたしてしまったようでした。

その兵隊が優秀なことを知っていたので、

彼がいろいろな手を打って

苛められない様にしてあげたそうです。


後日、通信をするときその助けてあげた人と

彼の二人だけしか通信が出来なかったので

その兵隊が正常に活躍してくれて

とても助かったようです。



外国との戦況を

直接傍受できる立場だとのことでした。

爆撃機での戦況を偵察機からは

「曇っていて戦果が判らない」という報告だったのに

次の日の新聞には

アメリカの軍艦などを多数撃沈させ、

すごい戦果があったとの報道。

そんな嘘を発表する大本営、ビックリしてしまったとのことでした。



彼の実家は昭和20年3月の東京大空襲で

焼けてしまったようです。

すると他のメンバーも

「実は自分の家も焼けてしまったのだ」と言いました。

「もう戦争など二度とやってはいけないよ」

しみじみと彼は言っていました。

実際に戦争を体験した人は少なくなっていくので

このような体験は

ぜひ多くの人に話していってもらいたいと思います。


私は、永遠の0という映画は見ていないので、

映画に対する自分の感想は無いのですが。

この映画については、

賛否両方の意見があるようです。


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