なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

スピーカーの不良

2010年06月20日 | おもちゃの病院

  おもちゃの携帯電話

音が出ないとのことでした。

分解してみると折り曲げる部分の配線が切れていました。この部分は半田付けで直りました。

それだけではなく、スピーカーの端子がスピーカーの本体から剥がれていました。

スピーカー内部のボイスコイルが断線している訳ではないのですが、

端子が剥がれた時、ボイスコイルから僅かに出ている細い線に配線を半田付けするのはとても難しいので交換しました。

実はボイスコイルの細い線は線の周りに絶縁物が塗ってあり、そのままでは半田が乗りません。

その為、線の周りを磨いて絶縁物を剥がし半田付けするのですが、半田付けしているうちに線が段々短くなってしまい半田付けできなくなってしまうのです。

自分がもっと器用なら上手く出来るのかもしれません。おもちゃドクターの人の中には上手く治す人もいることでしょう。

スピーカーを交換すると、カメラのシャッター音やダイヤル音など色々な音が出るようになりまた、LEDが光リあたかも本物の携帯電話のような雰囲気が感じられます。

勿論、おもちゃなので本当の通信は出来ませんが。


   擬似音だけのおもちゃ。

何に使うのかよく判らないのですが、5センチ四方の箱にボタンが一個付いているだけのものです。

これも音が出ないとのことでした。

このおもちゃはスピーカーが内部で断線していました。

ボタンを押すと、電子ビーム銃を発射しているような音が出てきました。

どんなものと組み合わせて遊ぶのかよく判らないのですが一応直りました。


今回はスピーカーの交換が続きました。


おもちゃのオセロ

2010年06月07日 | おもちゃの病院

今週のおもちゃ病院はお客さんが少なかったのです。

最近この会場ではお客さんがあまり来ないので、一つのおもちゃを何人かで直すときもあります。


今回はオセロ盤が修理で入ってきました。

他の人が直していたので私も参加させてもらいました。


盤の目 個々に石が組み込まれています。

その石を押し下げて回転させることにより、

白・黒・盤の色と変えることが出来るようになっています。

(実はこのおもちゃユニバーサルデザインなのです。)



一個の石が落ち込んで回転させることが出来なくなっていました。


分解するとその部分のプラスチックの細いレバーが下に落ち込んでいました。

(この細いプラスチックがバネとして上下に動き、

石が3分の1回転づつ回転するようになっていました。)

その細いレバーを見るとヒビなどは入っていませんでした。

そこで細い金具をそのレバーの下に差し込んで持ち上げ、レバーの癖を直しました。



石の回転がなんとなく滑らかでないので、盤と石を石鹸と水で綺麗に洗い流しました。

回転の芯棒の部分に砂埃が僅かですが入り込んでしまっていたようです。

回転が滑らかになったので組みたてました。


壊れた原因の元はこの砂埃だったのかもしれません。

多分、回転しにくいので強く押してしまい、そのため石が中に落ち込んでしまったのではと思いました。


盤の裏側からそれぞれの穴に石を組み込み裏蓋をネジでとめ、表に返すと石がズレて外れてしまいます。

再度石を入れ直しました。でも今度は入れ方を変えて白・黒が見えるように角を上にして入れました。

するとちゃんとネジも締まり石も確りとまりました。


石の回転も滑らかに動くようになり、修理が完了しました。




時計のムーブメント

2010年06月01日 | おもちゃの病院
壁掛け時計が遅れます。

とんでもない時間を指しているので役に立たなくなりました。

新しい時計を買ったので、捨てることにしました。

ゴミの分別の為に分解したのですが、一応ムーブメント部分の秒針がまだコチコチと回っています。


なんだか、このまま捨てるのが可哀想な気がしました、でも何もいい考えが浮かびません。

違う色の付いた紙を4枚同じ形に切って十文字に貼り合わせました。

そして秒針に二枚を取り付けて回転させています。



余り面白いものが出来ません。

其のうちもう少し工夫してインテリアにもなる面白いものにしたいと思っています。