なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

歯が欠けた歯車の歯の修理

2011年01月24日 | おもちゃの病院

「やまみちドライブ」や「機関車トーマス」などでよく使う、12歯の歯車だと市販品があります。

でも、おもちゃに使われている歯車の種類は大きいものから小さいもの、そして形状も他種多様です。

今迄、同じ大きさの歯車しか互換性がないと思っていました。


私は歯車の製作はしていませんので、

特殊な歯車の歯が欠けてしまっていると、残念ながら修理不能としていました。



今回、おもちゃの病院の先輩に歯車の直し方を教えてもらいました。

例えば、壊れた歯車に噛み合う相手の歯車が12歯なら、直したい歯車より直径が小さくても大きくても

12歯に噛み合う歯車なら利用できるという事です。

どのように利用するか実際に教えてもらうまで、頭の中にイメージできませんでした。


要は、歯車の歯を使うという事だったのです。

私にとって、まさにコロンブスの卵でした。



利用したのは、壊れた歯車より少し直径が小さいものでした。

まず鑢で丁度よい厚さにし、芯の所にぶつからない様に歯車を三日月状に切ります。

欠けたところに歯をピッタリと合わせ、衝撃に強いタイプのアロンアルハーで接着します。

(歯だけを接着しても強度が弱くて直ぐ取れてしまいますが、歯の付け根の部分からなので強度が違います。)


ずれ易いので洗濯バサミみたいなもので、最適の位置で固定しておきます。


(実は、固定しようとしたら、よく着きませんでした。

最初気が付かなかったのですが、歯車を作るときの材料注入口なのか、小さな出っ張りがあり密着できなかったのです。

その部分を削って平にしました。)


このときは20分以上固定しておきました。



接着完了したら、相手の歯車と滑らかに噛み合うかどうか、

チョッとでも歯の隙間などが変だったら鑢などで整えます。



今回は魚釣りゲームだったので、魚がパックン、パックンと口を開け閉めするようになり、

メデタシ、メデタシでした。




2012年10月

この文章だけでは、解かりにくいようですので絵を描きました。

     画面の作成が上手くできないので、リベットの位置が上になってしまいましたがリベットはもっと下で、

     歯が欠けた歯車と切り取った歯車の一部はリベットで押さえつけています。




二重被爆の番組、英BBCのその後

2011年01月22日 | 雑記帳
1月22日の朝日新聞(朝刊)にもこれに関する記事が載っていました。

その内容の一部分です。(一部付け加えあります)


 在英邦人から指摘を受けた日本大使館は、今月7日、BBCと番組制作会社に
「不適切で無神経だと」と広報文化担当の公使名で書簡を送った。
 番組プロデューサーは今月17日、大使館への手紙で「(二重被爆をした山口さんを)バカにする趣旨の、
番組ではなく、驚くべき経験を正確に伝えようとしたつもりだ。日本人の強さを真に賞賛している」などと釈明しつつ、
「(日本人)視聴者の気分を害してしまったことを非常に遺憾に思う」と謝罪の意を示した。
抗議をした在英邦人にも非を認める内容のメールを送ったという。


当然の謝意と思います。


日本では原爆が二度も使用され、多数の人が地獄の苦しみを受けました。

でも、核保有国のイギリスの中にはこのことを知らない人や、

遠い関係ない国のことと思っている人が沢山いるのではないでしょうか。



イギリスの人気の番組とのことなのでせめてもの罪滅ぼしとして、

BBCのその番組の中で、日本人の受けた怒りに対しての謝意を表して貰いたいですね。


BBCお笑い番組への怒り

2011年01月21日 | 雑記帳
今回は「何でも直そう」とは関係がないのですが、

ヤフーのニュースを見ていて、とんでもないことだと怒りを感じた記事です。

人の不幸、苦しみが笑いの種になるなんて何ということでしょう。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110121-00000853-yom-int

2011年1月21日のこの記事も直ぐ削除されてしまうのでしょうね。

と言う訳でこの記事をコピーさせていただきました。




二重被爆者「世界一運が悪い」BBCお笑い番組
読売新聞 1月21日(金)20時2分配信
 【ロンドン=大内佐紀】英BBC放送が昨年12月放映した人気お笑いクイズ番組で、日本の被爆者が笑いのネタにされ、在英日本大使館が抗議していたことが20日、わかった。

 金曜夜の人気番組「Q1」で12月17日、「世界一運が悪い男」として、広島と長崎で二重に被爆し、昨年1月に93歳で亡くなった長崎市出身の山口彊(つとむ)さんを取り上げた。司会者が「出張先の広島で被爆し、列車に乗って戻った長崎でまた被爆した」と説明すると、ゲストらが「でも、93歳まで長生きしたなら、それほど不運じゃない」「原爆が落ちた次の日に列車が走っているなんて、英国じゃ考えられないな」などとコメント、会場から笑い声が上がった。

 この間、スタジオには山口さんの写真やきのこ雲が掲げられた。

 番組を見た在留邦人から連絡を受けた在英日本大使館は今月7日、「原爆投下の問題をコメディー番組で取り上げるのは極めて不適切で日本人の国民感情を無視している」と抗議の書簡をBBCと製作会社に送った。

 17日になって製作会社から「配慮に欠けていた」などとする返答があったが、BBCからは回答がないという。
最終更新:1月21日(金)20時2分



戦争や原爆投下、とても許されない問題です。



人の命の重さを実感できる世の中であって欲しいです。