なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

古い梅酒 (10年・25年・35年等 )

2016年01月08日 | 雑記帳

色々家財を動かしていた時、古い梅酒が出てきました。

梅酒を作ってもあまり飲まないのにせっせと作ったので、

押入れの中に古い梅酒が沢山ありました。

 

作ってそのままなので、梅の実はそのまま漬け込んだままです。

手近に有った物を見たら、1990年6月と書いてありました。

なんと、25年越えの梅酒です。

気持ちが悪いぐらい真っ黒です。

中の梅の実を取り出したらそれも真っ黒でシワシワ、カチカチです。

こんなに黒い梅の実を見たのは初めてです。

食べてみたらカスカスで美味しくありません。

(後で日本酒を入れてみたら少し軟らかくなり、美味しくなりました。

でも、梅が崩れてくるのか黒いごみみたいなものが沢山発生してきました。)

 

古い梅酒の表面の一部にはうっすらと油膜みたいな感じで光っている所がありました。

梅fの種からもエキスが染み出てきたのでしょうか。

梅酒のビンの内側には黒いものが膜状に付いています、

梅の実を出す時ビンの内側をこすったからか

梅酒の中には黒いゴミみたいな物が沢山漂っています。

飲んでみると酸っぱくとても甘いまるで梅ジュースみたいです。

変な味は全く無く、とても味の濃い美味しい梅酒になっていました。

 

作るときは傷や痛みの無い青梅を使います。

へたを取り除き、綺麗に水洗いをしてからよく乾かし、

梅の上に氷砂糖を入れ、ホワイトリカー(35度) を入れて作ったものです。

 

押入れの中には今の家を建てる前からのものも有り、

中には1980年と微かに読めるものがありました。

( 35年間も漬けたままになります。)

そして、なぜかブランデーとも書いてありました。

漬け込んだ時はブランデーなんて勿体無いなあと思ったような気がします。

これも、やはり黒々とした物になっています。

果たして味のほうはどうか、35年物も少し味見をしました。

 

25年ものと35年ものを透明な小さいグラスに入れて見比べると

25年ものほうが真っ黒です 、35年の方は濃いあめ色です。

どちらも梅の実を入れたままにしていた為か、どちらも濁りがあります。

お酒は日頃ほとんど飲まないので酒の違いはよく判りませんが、

やはり35年物のほうが口の中に広がるふくよかさは別物に感じました。

( 焼酎とブランデーの差なのかは分かりません。)

本当の酒好きの人は何と言うか分かりませんが、

甘党の自分も、流石に美味しいなあと感じられました。

 

 10年位の物もありましたが、こちらは透明感のある綺麗な飴色で、

中の梅が青く膨らんでいるのが見えました。

これを見た時は、まだ若いなあと可愛らしくさえ感じました。

こちらはまだ味見はしていません。

 


黒豆が黒々と真っ黒に出来ました。

2016年01月06日 | 雑記帳

甘い物が好きなので、おせちの黒豆は毎年煮ています。

いつも美味しいのですが、色が今一でした。

でも、今年の正月の黒豆は見事なぐらい真っ黒に仕上がりました。

何時もは錆びた古釘で色付けをしていましたが、昨年末は鉄釜に変えてみました。

 

実は、お茶の鉄釜を持っています。

これは以前勤めていた会社の茶道部が廃部になり、

不要になった茶道具を希望者が引き取る事になり貰い受けたものです。

鉄釜の中はすっかり錆びていましたが、捨てるのは忍びなく保管していたものです。

 

大まかな材料の量は (おすそ分けするので大量です)

黒豆      500グラム

水       15カップ (最初は少なくても、後で様子を見ながら追加する)

砂糖      400グラム

醤油      大匙  3杯

塩        小匙  1/2杯

 (調味料は大体の量です。

   作りながら味見をして塩や醤油を後から更に足して行きました。)

 

黒豆を水洗いしてざるに入れておく。

水・砂糖・醤油・塩を入れ煮溶かして煮汁を作り、沸騰させ火を止め。

今回は鉄釜の中に黒豆と沸騰している煮汁を入れ一晩浸けておきました。

 

昔は、一晩黒豆を水に浸けふやかして、水で煮込んで軟らかくしていました。

でも最近は豆の乾燥具合が違うのか作り方が大幅に変わっています。

 

鉄釜を火にかけ、沸騰するまで強火、

その後は吹きこぼれない位の弱火でアクを取りながらコトコトと煮込みます。

3時間位弱火で煮ながら豆の柔らか具合を確認、

時々火を付けたり消したりしながら自分の好みになるまで煮ました。

火を消した後そのまま置いておけば完成です。

鉄釜を使ったので、ビックリするほど真っ黒い黒豆が出来上がりました。

煮汁も真っ黒です。

少し金臭い感じがしましたが、正月に食べた時には、金臭さが抜けていました。

 

年明けのおせち料理としてはとてもよく出来たと自画自賛しています。

鉄分が豊富で身体に良いよと言って皆で食べました。

(余談ですが最近のヒジキは鉄分が少ないそうです、

      原因は最近は鉄鍋を使わない為と聞きました。)