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定年退職者の目
ウィルスの正体
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08月08日(水)
Linuxにウイルスと題した記事を50日放置していたが,ウイルスの正体が本日メーカーから報告されたので,それをここに記録しておきたい。メニューが勝手に選択されたり,アプリケーションを開き続けるのは,キーボードのキーが押されなくてもキーがアクティブのままであるというキーボードの故障であった。パソコンの電源をonにしてすぐおきる症状ではなく,ある程度時間が経って,ボディーが熱くなってきた頃からおきることがわかっていた。熱っぽくなって,Enterキーの接触部分が接触したままになるような感じなのだ。感じと書いたのは以下の理由からである。 | |||||||||||
メーカーのカスタマーセンターに電話して,本日故障原因説明書と費用の見積書が届くまでに20日かかった。そのとき契約したのは,「windowsからLinuxに変更しておきた事故だから有償修理となる」であった。このときかかった電話代が300kmの距離でもあったため,2000円余である。有り余っているテレホンカードを使ったのは正解であった。そして状況検査に要する日数が10営業日という。 | |||||||||||
返事がきた。有償理由の欄に,以下のように書いてあった。
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コミュニケーションというのは至難の業ですね。OSの初期化を希望したわけではない。ウイルスの原因になっているデバイスを交換なり,洗浄なりしてほしいと書いたのに。 原因が”①当機種標準以外のWindowsをインストールのため”と書いてあるのが腑に落ちない。”②KEYBOARD故障のため”がウイルスの症状と酷似しているだけで,製品の出来が悪かったのではないか。見る人が見れば,これは有償ではなく,無償の修理をしなくてはならないのではないか。メーカーとしては,有償にしたい。そのためにはウイルスを肯定しなくてはならない。キーボードウイルスという名前をつけておこう。とにかく早く機械が欲しい。文句を伝えればそれだけ遅れることになる。裁判をやってる暇はない。メーカーにはおとなしく「修理希望」という返事を出すだけである。 |
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Linuxにウィルス
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06月18日(月)
苦労の末,LANカードでつながったインターネット。その1ヵ月後,3時間かけてのアップデートをやったおかげで私のパソコンも音が出るようになった。そして,Linuxも進化するものだと思って喜んでいた矢先,画面の異常に気づいた。どうもウィルスにやられたらしい。快調に使っていたLinuxもそれまでと相成った。 動画プレーヤーを開くと,無限回開き続ける(デスクトップの下のタスクバーが無数に並んでる様子がおわりと思う。) | ||
ことの顛末はこうである。音が出るとあれこれ出したくなるもの。動画プレーヤのLISTを表示するペインに「!#1.ogg」がひとつだけ残っていた。クリックすると演奏を始めた。10秒くらいで終わった。曲になっていない。2,3度くり返してみた。これがウィルスの前兆のようであった。何時間かたって,メニューの”アプリケーション”を開いて,下へマウスを下げていくとき,クリックした覚えがないのに勝手にソフトウエアの検索画面が開き,走り出した。検索が終わって,閉じるボタンを押しても閉じない。閉じたかと思うと,別のフォルダーウインドウが開いて,これも閉じられない。”デスクトップ”というメニューからプルダウンメニューをたどってシャットダウンしようにも,3つ目のヘルプ画面が開いて,下までマウスポインタを下げられない。 | ||
強制終了して再度起動すると,ユーザーIDを入力するテキストボックス内のカーソルが勝手に走り,rootと入力してもrootの前が空白の状態なので正しいユーザー名ではない。だからパスワードを入れてもこれまた無効になってはいれない。しばらくして落ち着いてからはいったものの,インターネットのページは次々開いてしまう。表計算ソフトSpreadsheetを開くと,勝手にカーソルが動いてどこまでも進んでいく。その日はそこまでで打ち切りにした。次の日,朝,昼,晩はおとなしい。10時頃になると,ウィルスが動き始めた。同じことの繰り返しである。3日目はお昼過ぎから暴れだした。 | ||
原因とみられる「!#1.ogg」のファイルは,音楽CDから拾ったようである。10秒間の音がCDの中の曲の一部だからである。5年前に中古品を販売している店で安く買ったものである。当時Windowsパソコンで演奏させても何の問題も起きなかったが,LinuxのCDドライブでことが起きたと思われる。しかし,ほんとうの所は不明である。インターネットから拾ったかもしれない。Fedora Core 5 がインストールしてあったので,再度インストールするなら 他のLinuxにするか,Fedora Core 6 にするか迷ったが時間がなくまだ戦闘中である。(7月1日現在) |
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LANカード復活
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04月23日(月)
「せっかく買ったパソコンも1日天下で終わってしまい,OSとしてのWindowsの代金もむだになり,パワーポイントもアクセスも追加購入したのに使えず,何ということをしたのだろう。サポートセンターに相談したところでまた同じことが起きるに違いないと,途方にくれるのであった。しかし問題はこれだけではなかった。」と書いて終わった続きはこうである。Linuxのインストールはパソコンが新しいせいか何の問題もなく短時間に出来てしまう。とにかく目的のLinuxが使えることが購入の最低条件であったからむなしい気持ちであったが,とりあえず作業を先に進めるべくインターネットにつないでみた。ところがつながらない。あれこれさわって,一晩過ぎた。 | ||
幾通りもの手段を試みたがどれも効果はなかった。「ひとつ気になったのは,”DHCPを使うか”どうかを聞いてくれなかったことだ。」と前に書いたことが思い浮かんできた。そこでネットワークの設定画面を開いみると,デバイスの「eth0」が休止中となっている。ハードウェアとしてはokの状態を表示しているが,起動ボタンを押しても起動中とはならない。万事窮すとなった。Windowsも使えない。Linuxも使えない。いよいよ最後のめんどうな手段しか残されていない。「明日の休みは購入店へ行って,パソコンをあずけてこよう。」こんな気持ちでメーカーのサイトを開いてみた。偶然というか誰かが導いてくれたのか,ドライバーのダウンロードの画面に来た。2つしかメニューはないのですぐに読めた。LANドライバで有線LANでのインターネット接続が遅くなる問題の改善とコメントしてあった。 | ||
しばらく時間がたって気づいた。LANのドライバーがどうしてあるのだろう。LANコネクターはハードウェア的にプログラムがプリントされた部品だと思っていた疑問である。すると,Windowsがセットされていない状態では,このLANコネクターは無効になっているわけだ。Linuxだけではインターネットにつなぐことができないことが判明した。あきらめがついた。しばらくして,側に目をやると,Windows95に使っていたネットワークカードが転がっていた。そういえば,以前はネットワークカードを使ってインターネットにつないでいたではないか。これをカードスロットに差し込んでみよう。やってみると,なんとインターネットにつながるではないか。リサイクルできたし,Linuxもこれで生き返ったようなものだ。店との面倒な交渉もしなくていい。万事窮すが逆転した。 | ||
こうして失ったものもあるけれど残された機能を最大限に生かすことで,かえってLinuxを使う技術があがることになる。こんなふうに自分に納得させて安心を得た。したがって,その先の作業が進むことになったのである。そして,今回の事故は次のような疑問にも答えてくれたような気がする。LANコネクターやメモリーカードスロットがWindowsなしでは使えない。ドライバーのついたデバイスではなく,単なるつなぎ口である。使うためには,それを有効にするプログラムをWindowsOSと一緒にインストールしなければならない。こうして,パソコンの製造単価を安く,重量を軽くしているのだろう。憶測かも知れないが自分なりにつじつまが合う理屈だ。メーカーのFAQのところに「OSを抜いたパソコンだけの販売はできません。」という答がのっていたことも考えあわせるとこう解釈したくなる。 |
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パーティション 失敗日記(2)
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04月21日(土)
”Fedora Core 5”をインストールして,サーバー機能をもたせ,一方ではWindowsを開いて作業も出来る環境が欲しかった。それを持ち歩いて外でプレゼンテーションができるのを夢見てパソコンを買いにいった。条件を3つ揃えて注文を突きつけた。店員さんはA機やB機をさわりながら,これからは,WindowsVistaの切り替わりがでる前だから,「Windows XPのはいったノートパソコン」はこのC機しかありませんよ。といってそれを勧めてくれた。確かに条件を満たしていた。「パーティションがCとDに切ってある。」「持ち歩くに軽い12.1型。」電源アダプターをつけて計ると1600グラム。それに加えて妙に安い。持ち歩き用でもあるから安くてもいいだろう。と妥協して買ってきた。 | ||
つぎの日に受け取りに行って持ち帰ってから,とりあえずWindowsの状況とネットワークのつながり具合を見た。普通にイーサネットも機能し,無線LANも使用できるようになっている。40GBのハードディスクは「リカバリ領域」「ローカルディスク(C)」「ローカルディスク(D)」と分かれていた。そして次の日にいよいよ先週述べた方法でデュアルブートにすべく執刀した。DVDからFedora Core 5をインストールした。5枚のCDからするときと比べて何の問題もなくすんなり「おめでとうございます」表示が出てしまった。終始GUI環境で進み,真っ黒のLOGIN画面が出てこない。パソコンの機種の違いでこんなにも様子が違うとは思いも寄らなかった。ひとつ気になったのは,「DHCPを使うか」どうかを聞いてくれなかったことだ。 | ||
再起動を促すボタンが出て,いったんシャットダウンし,起動初めてOS選択画面ではデフォルトでWindowsが優先するようにしてあったので,5秒後にWindowsが立ち上がったと思うや否や,リカバリ画面が出てきてしまった。緊急事態発生である。落ち着いて,リカバリの選択画面を見てみると,Cドライブをリカバリという選択肢がある。それを選んで待つこと3分。再び再起動を促す所にきた。そして今度はうまくいくと思いきや,また,リカバリ画面になってしまうではないか。これは失敗したと思った。Dドライブを削除したはずだが。今度はCとDをともにリカバリを選んでやってみた。リカバリの力量はそれまでだった。DがWindowsと異なるフォーマットであったため,エラー発生。リカバリディスクを使ってもブートのみ可能で,リカバリ領域も壊れてしまったようである。それ以上繰り返しても無駄と知り,WindowsをあきらめLINUXだけのパソコンにしようと腹をくくったのであった。 | ||
せっかく買ったパソコンも1日天下で終わってしまい,OSとしてのWindowsの代金もむだになり,パワーポイントもアクセスも追加購入したのに使えず,何ということをしたのだろう。サポートセンターに相談した所でまた同じことが起きるに違いないと,途方にくれるのであった。しかし問題はこれだけではなかった。このつづきは明日以降にしようと思う。 |
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パーティション 失敗日記
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04月14日(土)
”Fedora Core 5”をインストールしたといっても,それまで入っていたWindowsが消されて,ハードディスクがすべてLinuxに占拠されしまった状態でのことである。しかし,このことがわかるまでには,同じパソコンにインストールを繰り返すこと7,8回かかった。インストールが終わって,起動してから,WindowsとLinuxを選択するはずのメニュー画面にLinuxの表示が出てくるだけなのである。インストールを繰り返す中で結局壁になるのは,最初のパーティションをきる場面でどう切り抜けたらよいかなのである。パーティションの設定フォームは難解である。聞いたことのない,見たことのない文字列の中での入力は全くわからない。エラー攻めに悩みあきらめておまかせコースを選ばざるを得ないのである。 | ||
7,8回のインストール後にやっとわかったことは,Windowsの領域がすべてフォーマットされてしまったために,メニューにWindowsが出てこないのだと。それがわかって,次のステップに進む気持ちがわいてきた。しかし,2台目のインストールまでは未解決のままで敗退気分から抜けきっていない。3台目に挑戦した。Webサイトのどこにも書いてないWindowsの残し方をついに自分で発見したのである。パーティションの選択画面の4番目を除いて3つのどれでもない。4番目は画面の最初から躓いて進まない。 | ||
しかし,上の4択を熟読玩味した。 ①ドライブを初期化して,すべてをFedora Core 用のデフォルトレイアウトにする。 ②すでにLinuxがインストールされているときに,そのLinuxパーティションを削除してFedora Core をインストールする。 ③ドライブの中から空きスペースを利用してデフォルトレイアウトでインストールする。 そして「④自分でパーティションを作る。」を選んでレイアウト画面に立ち向かったとき,自力で出来たのは「削除」という項目だけであった。そのとき,WindowsのDドライブ(今はローカルディスクDというらしい)を消しておいた。ここにLinuxを入れたいからである。それを合わせ考えると,4択の3番目を選べば,自動的にレイアウトしてくれるはずだと。やってみたら,インストールが進行して,何と,Windowsも残っているではないか。成功である。 | ||
もう一度まとめてみると,Windowsを使っているパソコンにLinuxを入れて両方使いたいときは,パーティション選択画面で④を選んで,これまでデータの保存に使っていたDドライブを探して,すなわち,/dev/hda2 の行を探して削除をする。それが済んだら選択画面にもどり,③を選択してOKでインストールを進めていく。これで大丈夫である。レイアウトの設定項目を埋めることが出来なくても気にすることはない。それは作者の入力フォームの流儀がわれわれに伝わらないつたなさのためだからである。 |
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