パーティション 失敗日記

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     ネットワークトラブル (5)
04月14日(土)
デュアルブート成功までに3ヶ月
 ”Fedora Core 5”をインストールしたといっても,それまで入っていたWindowsが消されて,ハードディスクがすべてLinuxに占拠されしまった状態でのことである。しかし,このことがわかるまでには,同じパソコンにインストールを繰り返すこと7,8回かかった。インストールが終わって,起動してから,WindowsとLinuxを選択するはずのメニュー画面にLinuxの表示が出てくるだけなのである。インストールを繰り返す中で結局壁になるのは,最初のパーティションをきる場面でどう切り抜けたらよいかなのである。パーティションの設定フォームは難解である。聞いたことのない,見たことのない文字列の中での入力は全くわからない。エラー攻めに悩みあきらめておまかせコースを選ばざるを得ないのである。

 7,8回のインストール後にやっとわかったことは,Windowsの領域がすべてフォーマットされてしまったために,メニューにWindowsが出てこないのだと。それがわかって,次のステップに進む気持ちがわいてきた。しかし,2台目のインストールまでは未解決のままで敗退気分から抜けきっていない。3台目に挑戦した。Webサイトのどこにも書いてないWindowsの残し方をついに自分で発見したのである。パーティションの選択画面の4番目を除いて3つのどれでもない。4番目は画面の最初から躓いて進まない。
 しかし,上の4択を熟読玩味した。
①ドライブを初期化して,すべてをFedora Core 用のデフォルトレイアウトにする。
②すでにLinuxがインストールされているときに,そのLinuxパーティションを削除してFedora Core をインストールする。
③ドライブの中から空きスペースを利用してデフォルトレイアウトでインストールする。
 そして「④自分でパーティションを作る。」を選んでレイアウト画面に立ち向かったとき,自力で出来たのは「削除」という項目だけであった。そのとき,WindowsのDドライブ(今はローカルディスクDというらしい)を消しておいた。ここにLinuxを入れたいからである。それを合わせ考えると,4択の3番目を選べば,自動的にレイアウトしてくれるはずだと。やってみたら,インストールが進行して,何と,Windowsも残っているではないか。成功である。

 もう一度まとめてみると,Windowsを使っているパソコンにLinuxを入れて両方使いたいときは,パーティション選択画面で④を選んで,これまでデータの保存に使っていたDドライブを探して,すなわち,/dev/hda2 の行を探して削除をする。それが済んだら選択画面にもどり,③を選択してOKでインストールを進めていく。これで大丈夫である。レイアウトの設定項目を埋めることが出来なくても気にすることはない。それは作者の入力フォームの流儀がわれわれに伝わらないつたなさのためだからである。
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