リサ、まっしぐら!

劇団扉座所属、鈴木里沙が日々書き綴っていきます。。

厚木初日、終了す。

2008-11-29 23:22:59 | 本番日記。。
有「いやぁ」
岡「いやぁ」
リ「いやぁ」
有「無事にね」
岡「無事に」
リ「初日がね」
有・岡・リ「終わったーっ!!!!」
有「達ちゃん、どうだった、初厚木は?」
岡「こんなにお客様が暖かいとは思いもしませんでしたよ!」
リ「ですよねー」
岡「お客様に助けられて、本当にいい初日を迎える事が出来ました!」
有「感謝やね」
リ「うんうん」
岡「本番中に、岩ちゃん(岩本達郎)に拍手が来た時は、次のセリフをいつ言おうか迷いましたね」
リ「あれは、楽屋で聞いててもビックリしましたー」
有「……そんな厚木公演も、明日が最後やで」
リ「早いなぁ」
岡「明日も皆様に助けて欲しいです!!」
有「そうやで」
リ「そうっす」
岡「是非皆さん、明日の厚木楽日も見に来て下さい!!」
リ「東京公演もヨロシクお願いします!」
有「さ、飲むぞー」
リ「兄さん、毎日飲んでますなぁ」
岡「そこに、リサどんもいるじゃん」
リ「なんか、ブログの事もあって、行動が一緒っすねー」
岡「リサどんはお酒は強いの?」
リ「いえ、いっぱい飲む方ではないです」
岡「そういえば、この間飲んだ時、スゴい顔が赤かったよねー」
リ「そうなんすよ。お酒飲むと、すぐ真っ赤になるんです……それがイヤでイヤで……」
岡「可愛いじゃん」リ「……え?……よく聞こえなかったんでもう一回!」
岡「調子に乗るな!」
リ「すいやせん」
有「さ、お二人さん、初日乾杯やー!!」
岡「飲みたくてしょうがないんだな、兄さんは」
有「では」
有・岡・リ「かんぱーいっ!!!」

厚木、探求す。

2008-11-29 00:14:36 | 本番日記。。
有「いやぁ、疲れたなぁ」
リ「そうっすねー」
有「場当たりやってゲネプロやって」
リ「一日長かったっすねー」
有「………喉渇かん?」
リ「まぁ」
有「どや」
リ「まぁ」
有「なんや、それ」
リ「いや、兄さんはいつも喉渇いているなぁと思って……」
有「ちょろっと飲みたいんやー」
リ「はいはい」
有「いつもはな、…厚木といえば、あそこやろ?」
リ「『あたりや』ね。私もこのブログにいっぱい載せました」
有「昨日は、シロコロホルモン行くはずやったのに行けなくて、シロコロって思ったけど、今日は、前から気になってた所に行きたいんよ」
リ「ほう」
有「ここや!」





リ「立ち飲み屋さん」
有「まぁ、時間も時間やし、サクッと飲めるトコがええやん」
リ「そうっすねー」
有「そやろ」
リ「でも、兄さん」
有「なんや」
リ「サクッと飲もうっと言って、サクッとな時ってないような……飲むとエンジンかかるじゃないっすか」
有「……………まぁな」
リ「だから、今日もね」
有「いやいや!明日初日やで!そらワシだって考えて飲むわ!」
リ「うむ」
有「明日ぐだぐだで初日迎えたくないやろ」
リ「そりゃそうだ」
有「…………時間になったら教えてな」
リ「人まかせかいっ!」
有「飲むと時間がわからなくなるやんか」
リ「はいはい」
有「明日初日やで!!」
リ「そうっす」
有「いっぱいの人に見てもらいたいなぁ」
リ「そりゃそうっす」
有「頑張ろな」
リ「はい!」
有「さ、飲も。焼酎水割り下さぁい!」
リ「酒は飲んでものまれるな……明日も頑張りまぁす!」

兄さん方、厚木入りす。

2008-11-28 00:31:31 | 本番日記。。
有「すごいな…」
リ「へ?」
有「シロコロやがな」
リ「へ、へ?」
有「B-1グランプリ大賞やがな」
リ「あの…何の事か説明を……」
有「だからぁ」
リ「はいな」
有「厚木に来とるわけや」
リ「そうですよ」
有「今、厚木といえばやなー」
リ「何でやんしょ」
有「『シロコロホルモン』やがな」
リ「ほ?そーなんすか?」
有「B-1グランプリっちゅうのがあってな」
リ「B-1グランプリ?」
有「全国のB級グルメの大会やねん」
リ「B級グルメっすか」
有「神戸牛とか生キャラメルとかではないっちゅう事やろなぁ」
リ「あんまりメジャーじゃない」
有「うん。ご当地グルメな」
リ「ほうほう。なんとなくイメージは出来ます」
有「今年は、九州の久留米で開催されたらしいんや」
リ「他にはどんなグルメが?」
有「去年まで『富士宮やきそば』が二連覇を達成したっちゅう話やな」
リ「お、『富士宮やきそば』は聞いた事がありますなぁ」
有「あと、(鈴木)利典の故郷、八戸からは、南部せんべいをお鍋に入れた その名も『せんべい汁』」
リ「へー!」
有「あと、それこそ『へーっ』って思ったのは、『やきとり』という名の豚の串焼きみたいなやつ」
リ「おいしそー」
有「うん、うまそうやった」
リ「え?行ったんすか?」
有「いやいや、たまたまテレビで特集みたいなのをやってたんや」
リ「で、シロコロホルモンは」
有「大賞を取ったと」
リ「すげー!」
有「うん。厚木は公演で来るし、思い入れあるやん?」
リ「そうっすよねー」
有「テレビ見ながらさ」
リ「ガンバレ、ガンバレー!と」
有「そう!!」
リ「私も見たかったなぁ」
有「他にもさ、『姫路おでん』とか『各務原キムチ鍋』とか」
リ「うわっ!おいしそー」
有「うまそうやったんやー、これが」
リ「行ってみたいっすねー。楽しそう」
有「なぁ」
リ「で、今日は、場当たりが終わってから厚木に来てるんだし」
有「うむ」
リ「シロコロホルモン食べに行きましたが…」
有「お店、満員でした」
リ「………うーん」
有「残念やなぁ……」
リ「やはり、話題ですから」
有「仕方ないなぁ」
リ「と、いうわけで」
有「なぜか」
リ「名古屋コーチンのお店にやって来ました」
有「これはこれで美味しいですな」
リ「名古屋コーチンのカルパッチョでございます」
有「……さて、ちょろっと舞台の話をな」
リ「はいな」
岡「いよいよですねー」
リ「おっと、ここで岡田さん参上!ヒーローは遅れて現る!!」
岡「余計な事言わんでよろし」
リ「すいやせん」
有「今日は舞台稽古やったけど、いよいよやな」
リ「緊張しますねー」
岡「リサどんは緊張するんだ」
リ「モーレツにします」
有「明後日やもんなぁ。達ちゃんは、初厚木やな」
岡「はい」
リ「どすか?厚木は?」
岡「正直もっと田舎かなって思ってたんですが、色々なお店があって、栄えてますねー」
リ「シロコロホルモンもあるし」
岡「シロコロホルモンが食べられなかったのは残念だったけど、初厚木でとてもワクワクしてます!」
有「シロコロは、厚木千秋楽までに行こうな」
岡「そうですね」
リ「では、明日も頑張るぞ!おーっ!!」

リサ、小屋入りす。

2008-11-26 20:29:56 | 本番日記。。
ども。
有馬兄さん、岡田兄さん。



今日、リサは厚木入りしましたっ!!
仕込みしましたっ!!
兄さん方は、お休みだったのでしょうか?お仕事だったのでしょうか?


こちらはスムーズに仕込みをしまして、早めに解散し、
先輩方と行きつけの『あたりや』で晩酌。。
私はラーメン。




明日からもヨロシクお願いします☆

岡田達也、終了す。

2008-11-25 23:09:43 | 稽古日記。。
岡「ねぇ、リサどん。鳥取出身の有名人って知ってる?」
リ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
岡「下を向くな下を!!」
有「『岡田達也』って言っとけ」
岡「余計な事言わんでよろし!」
有「『ジュリー』ね」
リ「え?!あの人、京都じゃないんすか?」
岡「意外にも、出身地は鳥取なんだ」
リ「それは知らなんだ」
有「『水木しげる』ね」
岡「そうだ!!ゲゲゲの鬼太郎の生みの親。名前くらいは知ってるよね?」
リ「はい、水木しげるロードっすよね」
有「そう。鳥取県の最西に位置する境港市にあるのだ」
岡「あと、プロ野球選手でねー、いい人がいるよ」
有「『小林繁』!!」
リ「?」
岡「ほら、江川卓と無理矢理トレードさせられてタイガースに入った人」
リ「!ちょっと前に日本酒のCMでご対面した人だ」
岡「そう。あとね、広島カープから巨人に行ったサウスポーの『川口和久』!鳥取市出身!」
有「しょんべんカーブの人やね」
岡「巨人のリリーフエース『角盈男』!米子市出身!」
有「口を開けて投げるんや」
リ「知らな~い」
有「他にも『相沢英之』とかな」
リ「誰?」
岡「政治家だよ。あの『司葉子』の旦那様」
リ「およよ!」
有「政治家なら、『石破茂』。最近何かとお騒がせの人やな」
リ「あ、その人は知ってます」
岡「・・・・・そういえば」
リ「何すか?」
岡「『どっちのケンミンショー』ってあるじゃない?」
リ「はい」
岡「あれのさ、鳥取代表は誰なんだろうか」
有「うーむ・・・・」
岡「あんまり画面に写らないですよね?俺が見た時だけ?」
有「そうやなぁ」
リ「印象がないような・・・」
岡「そうだ!!!ねぇ、有馬さん!俺とコンビ組んで売り出して、そのポジション狙いますか!!!!」
有「ピンでも充分いけますやん」
岡「心にもない事言って・・・」
有「いやねー、達ちゃんとは、なんか前の芝居から続けて、二ヶ月以上一緒にいるから、ホント、コンビみたいな気になるよなぁ」
岡「確かに、二ヶ月以上いますもんねー」
リ「いやぁ、私達って、なんか古い知り合いのような気がしますわ~。ね!達ちゃん!ありじ!」
岡・有「お前が言うな!!」







と、いう事で、
今日で稽古場での稽古は終わりです。
いよいよ、厚木公演。
いざ!劇場へ!!

次回からは、厚木でお届けしまっす☆






稽古場ガラーン。。

岡田達也、物申す。

2008-11-25 00:06:52 | 稽古日記。。
リ「知ってます?」
有「あん?」
リ「ここ2、3日の寒波で」
有「おう、いよいよ冬が到来っちゅう感じやね」
リ「九州にまで初雪が降ったんですって」
有「おーう、東京より早いんやなぁ」
リ「鹿児島で、11月中に雪が降ったのは何十年振りだそうっすよ」
有「へー。温暖化いうてみたり、いろいろ忙しいこっちゃのう」
リ「鳥取はどうなんでしょ?」
有「あぁ、チェックはしてないけど」
リ「してないんすか?」
有「いや、九州に降ったんなら、多分鳥取にも降ったやろ」
リ「多分て」
有「東京に住んでて、毎日鳥取の天気を気にするのはなかなかしないやろ」
リ「まぁね」
有「いや、マジな話な」
リ「はい?」
有「テレビで天気予報見るやろ」
リ「はい」
有「全国の天気のコーナーあるやん」
リ「そらありますな」
有「日本全国が出るわな」
リ「こんなやつ?」






有「そうそう。そこにお天気マークが出る」
リ「出まんな」
有「大体、『~地方代表』みたいな場所に出る」
リ「は?」
有「だから、北海道は札幌、東北は仙台」
リ「あ、関東は東京、みたいな」
有「そやそや」
リ「中部は名古屋」
有「北陸は金沢」
リ「関西は大阪」
有「四国は」
リ「高知」
有「九州は」
リ「福岡、んで、沖縄」
有「さて、ここで問題です」
リ「おう!何でやんしょ」
有「鳥取にはお天気マークが出るでしょうか?」
リ「うーん、出ない!」
有「何故」
リ「人口が少ないから!」
有「・・・・・多分、ピンポーン!では、第二問」
リ「ほいほい」
有「では、中国地方代表はどこにお天気マークが出るでしょうか?」
リ「うーーーーん・・・・・広島!」
有「ピンポーン!!」
リ「イェーイ!!」
有「では、鳥取の人は、明日のお天気を知りたい時は、どこのマークを参考にすればよいでしょうか?」
リ「え??そりゃ広島でしょ」
有「何で?」
リ「近所ですやん」
有「近所て・・」
リ「ほら」






有「うん。残念ながら、ブブーやねん」
リ「何で?」
有「特に冬場なんやけど、日本海側と太平洋側って著しく天気が違うんや」
リ「はいはい、東京は晴れてるのに、新潟は雪だらけ、みたいな」
有「YES!」
リ「あ、じゃあ、鳥取と広島じゃ」
有「全然違うわけ」
リ「じゃあ、鳥取県人!どこ見ましょ?」
有「さっきの例でいうと、福岡と金沢を足して2で割る」






リ「は?足して2で割る?!・・・焼酎かいな!」
有「いや、でもそんな感じなんやで」
リ「日本海側だから?」
有「うーん・・・・天気予報ぐらい公平にやって欲しいよなぁ・・・」
リ「そうなんすね。。面倒っすね」
有「そうやな」
リ「私は、神奈川出身だから、気にもしなかったですけど、他の県でもあるんすもんね~」
岡「わかりにくいんだよ!!」
有・リ「あら、いきなり」
岡「松江ってトコが表示されればまだいいけど、それも確かNHKだけだし、鳥取の天気はわかりにくいんだ!!じゃ、帰ります!!!」








リ「あら」
有「いきなり参上し、さっさと消えましたな」
リ「思う事は言い放ちましたね」
有「じゃ、ワシもそろそろ・・・・」
リ「今日も玉突きっすか?ご苦労様です」
有「ご苦労様て・・・今日はやらんわ!」


兄さん、逐電す。

2008-11-23 18:09:27 | 稽古日記。。
リ「兄さ・・・」
有「あたたたたたたたたた!!」
リ「どーしたんすか?!」
有「は、腹が痛い・・・・」
リ「え!マジすか?」
有「お、おう」
岡「大丈夫ですか?」
有「お、おう・・・・・だから、今日の日記は・・・・」











有「任せたっ!!!」


そして、兄さんは消えた。



リ「ウソつけっ!子供かよ!!」
岡「ははは」



リ「つー事で、岡田さんも帰られたので、私一人で今日の日記を進めたいと思いますが、、いよいよ稽古も残り2日になりました。有馬兄さん、岡田兄さんの熱演に胸キュン!間違いなしっす。まだ、チケットをお買い求めでない方は・・・・・・。おやや?有馬兄さんからメールだわ。・・・・・なになに?」






『有「腹へった~~~~~!!」』



リ「玉突いてないで、メシ食えよ!!!!つーか、早く消えたのはそのせいかよ!!!!・・・・ん?もう1枚写真が」









リ「岡田兄さんも一緒て!!そしてカッコイイし!!!!」



そんなこんなで、今日の日記はこれで終わりです。。
明日も頑張りま~す☆

ちょびっと、宴会す。

2008-11-22 23:46:35 | 稽古日記。。
リ「う~~~。寒いっすねー」
有「ぐっと冷え込んできたなぁ」
リ「こんな時には、やっぱり」
有「鍋やねー」
リ「おっ!!そうっす、そうっす!!鳥取の方には「お国鍋」ってあるんですか?」
岡「うーん。。お国鍋ってのはよくわからないけど・・・」
リ「あるんですか?」
岡「俺は、『カニ鍋』だなぁ」
有「ほーっ、カニっすか」
リ「豪勢っすねー」
岡「いや、そんな贅沢なモンじゃなくてね」
有「家庭料理って感じなの?」
岡「そうそう」
リ「何ガニを使用するんで?」
岡「紅ずわいガニだね」
有「高そうやんか」
岡「そーでもないんですよ、これが。鳥取だと『松葉ガニ』って呼ぶんだけど、オスとメスで随分値段が違うんだよ」
リ「あら、なんか失礼な感じ・・・・」
有「どっちが高いの?」
岡「でかくなるのはオスなんで、やっぱりオスかな」
リ「メスは?」
岡「卵を持ってるやつは、やっぱりある程度の値段はするよね」
有「お鍋にはどっちを使うの?」
岡「うーん。。そりゃ高いのを使った方が美味いんでしょうけど」
有「家庭料理やしなぁ」
岡「メスなんです」
リ「ほー」
岡「それも、子供を産んだあとのメス」
有「ほ?」
岡「『親ガニ』って呼ぶんですけど、これがお手頃価格なわけです」
リ「なぁーるほど」
有「お鍋にするんやったら、質より量っちゅうか『だし』の素材やもんね」
岡「そうそう。お味噌汁なんかも美味しい」
有「うまそうやなぁ」
岡「あと、『身欠き』っていって、漁の時に足やハサミが取れちゃったやつ」
リ「なるほど、『身欠き』だ」
岡「これも、地元じゃ安く買えたりするんで、俺は『カニ鍋』に入れたりしますねぇ」
リ「カニ鍋・・・・・・・」
有「いいねぇ・・・・・・」
岡「・・・・おや?」
有「ん?」
岡「何の支度ですか?稽古場が・・・・?」
リ「あ、今日は、稽古場宴会をしようって座長が」
有「お!江原くんが続々と食料を仕入れて来たぞ!!」
岡「ありゃりゃ。フライドチキンにイカリング・・・・・。揚げ物の比率が・・・・・」
有「それに、お寿司におにぎりに・・・・。穀物ばかりで・・・・」
リ「そして、お菓子も満載で、コーラの2リットルがありまっせ」
有「コーラは江原くん専用やな・・・・。ま、ま、気にせず楽しみまひょ」
岡・リ「はーい!!」





リ「んなわけで、宴会スタート!!」





有「江原くんチョイスの食べ物がみるみるなくなっていくな」
リ「みんなお腹空いてましたからー」





今日、稽古場に遊びに来た、「経済とH」のハルさんこと、佐藤治彦さんと。

兄さん、誤算す。

2008-11-21 23:16:38 | 稽古日記。。
リ「昨日の『白うさぎ』の話で」
有「ほい」
リ「『大穴牟遅』ってのが出て来ましたよね?」
有「うん。大穴牟遅が助ける前に兄ちゃん達がいじわるすんねんけどな」
リ「はー。兄ちゃんねぇ」
有「うん。んで??」
リ「あれ、何て読むんで??」
有「あ、フリガナ入れ忘れたなぁ。えーっと、『おおなむち』やったかなぁ」
リ「おーなむち?変な名前っすね~」
有「うーん。昔の神様の名前は馴染みのない感じがするわなぁ」
リ「おーなむち」
有「またの名を、大国主神ともいう」
リ「・・・・・・・・フリガナ!!!」
有「あ、『おおくにぬしのかみ』」
リ「聞いた事があるようないような・・・・・・」
有「こっちの名前はわりと有名やな」
リ「何でしたっけね」
有「出雲大社にいてはる神様やな」
リ「ほー。その方は別名があるんすねー」
有「うん。古事記の中では、8つぐらい名前があったような」
リ「ほーん。何故??」
有「さぁー。ま、神様の事やから、ひとつの名前で物語っていただくわけにはいかんかったんやろなぁ。畏れ多くて」
リ「・・・・・なんか、よくわかりませんなぁ」
有「ワシもや。しかし、ま、大国主神はある意味日本で一番有名な神様かもなぁ」
リ「そーすか」
有「氷川神社ってあるやろ?」
リ「ハイ。その名前の神社っていっぱいありますよね」
有「うん。どの氷川神社にも大国主さんがいてはる」
リ「え、どの氷川神社にも?」
有「うん。どの天満宮にも菅原道真さんが神様になっていてはるように」
リ「神様はお忙しいですなぁ」
有「ホンマやなぁ。日本中でパンパン!て呼び出されて、願い事聞かされてなぁ」
リ「パンパン!って柏手の事ですか?」
有「あ、大国主さんの本家本元ってわかる??」
リ「ほんけほんもと・・って神様にそんなのあるんすか?」
有「んーない。」
リ「ないんかい」
有「ないけど、まぁふつう大国主さんいうたら出雲大社なんや」
リ「ほー、出雲大社で」
有「ここでは、パンパンパンパン!と呼び出す」
リ「は」
有「だから、二礼二拍やん」
リ「はいはい、二回おじぎをして、二回手を打って、お願い事をして、最後におじぎですね」
有「出雲大社は四回打つねん」
リ「手を?」
有「はい」
リ「四回って、なんか縁起が悪い様な・・・・」
有「ワシも不思議やなと思う。ふつう儀式とかでは四とか九とか嫌うのになぁ」
リ「出雲大社だけのしきたりなんすか?」
有「いや、もう一つ大分にある宇佐八幡宮という神社もそうやな」
リ「へーへー。・・・・・・兄さん」
有「なに?」
リ「ほら見て」
有「ん?」
リ「岡田兄さんが、ご飯行こうって手招きしてます!」




有「ほんま?」
リ「はい!・・・・パンパン!!」




有「打つな、打つな!」







今日のにぎりめし。
8つ作ったつもりが、数えたら、9つあった・・・・・byありま





その9つのにぎりめしは、
若者の胃の中に。。稽古終わったらお腹空くもんねー。




岡田兄さんが『俺はご飯食べに行くから、俺のも食べていいよ』って事で、
若者がひとつのにぎりめしをかけて、争奪戦を。。





勝ったのは、なみちゃんでしたー。

岡田達也、渡海す。

2008-11-20 22:54:40 | 稽古日記。。
リ「昨日の『白い生き物は縁起がよい』で思い出したんですけど」
有「ん?あぁ、ワシのうんちくは、話半分とは言わんけど、7、8割で聞いといてや」
リ「なんでですの?」
有「大雑把やし、うろ覚えやったりするし・・・・」
リ「はぁー、そーなんすか」
有「で?何思い出したん??」
リ「あぁ、白うさぎの話ってあったなぁって・・・・」
有「ほうほう」
リ「イナバの白うさぎ・・・・・・でしたっけ?」
有「それも鳥取関係やな」
リ「そうなんすか」
有「イナバっていうのは、『因幡』と書くんや」
岡「余談だけど、俺の通っていた自動車教習所の名前は『イナバ自動車学校』だよ!」
リ「おっと、いきなり参入ですね。いやしかし、鳥取ってトコはイナバさんって人が多いんですね~」
有、岡「は??」
リ「因幡あきらさんって歌手の方もいましたしねー。知ってますよぉそれぐらいは!」
岡「いや、リサどん・・・因幡というのは人じゃなくて」
有「国の名前なんやな」
リ「は?どちらのお国??」
岡「だから、鳥取の昔の呼び名でね」
有「そや」
岡「♪~尾張名古屋は城でもつ」
有「♪~人間様は尻でもつ」
リ「・・・・・なんすか、いきなり。しかも尾張て」
岡「名古屋辺りが昔は尾張の国って呼ばれてたのは知ってる?」
リ「それは知ってまっせ~」
有「それそれ。伯耆の国と因幡の国を合わせたのが、今の鳥取県ということになる」
リ「ほー」
岡「愛知県は、尾張の国と三河の国ですね」
リ「なるほど、なるほど」
岡「今も、鳥取には『因幡の白うさぎ』の舞台になった『白兎海岸(はくとかいがん)』ってのがあるよ」
有「ワシらが鳥取へ帰る時に利用する特急は『スーパーはくと』っちゅうねん」
リ「ほー。で、そのお話は海辺のお話なんですね」
岡「まぁそうだね」
有「うさぎが隠岐の島ってトコから因幡び国に渡ろうとするんや」
リ「海の上を?」
岡「で、鰐を騙して海上に並ばせて橋を作る。と」
有「ところが、最後の最後に騙したのがバレて、全身の皮をはがれる。と」
岡「そこへ、現れたのが大穴牟遅の神で、治療法を教える。と」
有「うさぎが最後のツメを誤ってるのは『うさぎとカメ』みたいやなー」
岡「あぁ、昔話ってのはそういう共通点があったりしますねー」
リ「こらこらこらこらこらぁーーーーーっ!!!!」
有、岡「なんやねんな」
リ「さっきから黙って聞いてりゃ兄さん方よ」
有、岡「??」
リ「おかしいでしょーよ、その話し!」
有、岡「え?」
リ「あのねぇ、『海にはワニはいません』」
有、岡「あぁ」
リ「あぁ・・・じゃないよ!そのお話は出だしからおかしいっす!」
岡「リサどんそれはね、『鰐』って書いて『サメ』の事なんだよ」
リ「サメ???」
有「まぁ、サメの背をうさぎが渡るってのもムチャな話やけどなぁ」
岡「『エルマーの冒険』っていう童話に同じ様なエピソードがありますねー」
有「うん、似たようなワニ絡みの話は、インドとかアジアの昔話にも多いらしいなぁ」
リ「・・・・・・」
有「まぁ、『因幡の白うさぎ』は古事記に載っとる話やから」
岡「神様達が沢山出て来て、なんかスケールがデカイですよね」
リ「・・・・・・」
岡「どした?リサどん」
リ「兄さん方の話を聞いてるうちに・・・・」
岡「?」
リ「お腹空きません??」
有、岡「・・・・・・・・・・・・・・」
リ「だって、夕方こんなの見せられたからー」




有「結局、最後は空腹かいな」
リ「お!今日は5個っすねー!!いただき・・・・・」
有「やらんは!アホ!!」
岡「リサどんは話聞いてたのかな・・・・・・・・」