リサ、まっしぐら!

劇団扉座所属、鈴木里沙が日々書き綴っていきます。。

兄さん、ビックリす。

2008-11-18 23:55:29 | 稽古日記。。
リ「しかし、鳥取ってトコはそんなに人が少ないんですか?」
有「うむ。達ちゃんによると、60万人をきったらしい」
リ「ほーっ。60万。・・・・って結構人がいるじゃないですか」
有「日本で一番少ない」
リ「え?」
有「日本一人口の少ない県なのじゃ」
リ「そうなんですか?!」
有「世田谷区より少ない」
リ「ありゃまー。でも、人が少ないって、のどかで良いイメージがありますけど」
有「うむ。確かにそれは言える。ワシらのように、よそ者から見るとな」
リ「兄さんも、たまに行くとリラックス出来るって行ってましたや~ん」
有「そうなんやけどな、でもやっぱり、小学校や中学校が廃校になってゆく風景って寂しいもんがあるで」
リ「やっぱなくなってますか」
有「うん。見かけんもんなぁ、子供を」






リ「これなんか見ると、子育てにはいい環境だなって思いますけどねー」
有「おい!!!」
リ「はい」
有「何でワシの親父が出てくんねん!!!!」
リ「特別出演です」
有「恥ずかしいやんけ」
リ「兄さんのご両親はどんな方なのか興味がありましてね」
有「・・・・・いやいや」
リ「次回は、お母さんで」
有「やめや!」
リ「お父さんの両脇にいるのは、どこの子ですか?」
有「兄貴んトコの子や。ワシの姪っ子と甥っ子や」
リ「カワイイ!!」
有「兄貴一家は京都に住んどるんや」
リ「ほう」
有「んで、正月とか夏休みに鳥取に遊びに来ると」
リ「田舎のおじいちゃんに会いに行くわけですな」
有「まぁ、2人にとって、雪遊びが出来る田舎があるってのは幸せなこっちゃなぁ」
リ「そうっすねー。私はお母さんの実家が福島ですけど、もう何年も行ってないっす」
有「おじいちゃん、おばあちゃんが会いたがってるで」
リ「そうっすね。・・・でも、実際、大山町でしたっけ?そこで学校に通うとなると、大変なんでしょうね」
有「うん。ワシ個人的には、街中でゲームに囲まれて育つよりは・・・」
リ「自然に囲まれて育った方が良いと」
有「うん」
リ「自然かぁ・・・・・・・・・・・・お腹減りません???」
有「何や!その唐突さは!!!」
リ「自然に囲まれて育つって事考えてたら、自然・・・・作物・・・・うまい飯・・・・お腹空いたんです!!!!」
有「なんやそれ」
リ「今日は、通しやって、お腹グーグーだったんですぅ。兄さんは空いてないんすか?」
有「実は空いとる」
リ「よし!ギョーザ食べましょ!!」
有「はい」
リ「あと、チャーハンとラーメンと・・・・」
有「どんだけ食うねん!!!!」




兄さん、言い訳す。

2008-11-18 00:14:49 | 稽古日記。。
リ「兄さん、昨夜は・・・・・?」
有「あ、う、う~~ん。拙者、少ぅーーしばかり想うトコロがあっての」
リ「ほう」
有「いや、昨日 岡田氏(うじ)が、梨について語っておられたであろう」
リ「はいな。あの方は、鳥取を愛してらっしゃいますなぁ」
有「うむ。で、じゃな」
リ「はいな」
有「拙者の父母も、今鳥取に住んでいるという話はしたな」
リ「はい、聞きました。というか、地図を見せびらかしましたよね」
有「見せびらかして・・・・・。で、達之進(リサ→注:岡田さんの事らしい)の故郷とは、鳥取県の反対側になるのじゃが」
リ「岡田さんが東の方で、兄さんのご両親が西の方ですよね」
有「うむ。伯耆大山(ほうきだいせん)の麓、大山町というトコロに 拙者の老いた父母は暮らしておる」
リ「で?梨とどういう関係が??」
有「その辺りでも梨の生産しておるのじゃが・・・」
リ「お、兄さんのご両親が?!そいつぁーすぐにでも送ってもらいましょ!」
有「話を聞けい!!うちの両親は、ただの隠居じゃ」
リ「あらま」
有「ご近所に、といっても、2、3キロ離れておるのじゃが、梨の生産農家の方が結構おられるのじゃ」
リ「いいすねー」
有「大変なのじゃぞ」
リ「へ?何が?」
有「梨を作るというのは」
リ「そーなんすか?」
有「うむ。ま、実は拙者もそんなに詳しくはないのじゃが・・・・なっとる実をな、一つ一つ、袋のようなモノに包んでいく作業があるじゃろ?」
リ「あ!テレビで見た事ある!まだ熟す前に、一つ一つ、脚立に乗って農家の方が袋をかぶせてました」
有「それじゃ。それが、大変らしいのじゃ」
リ「あー、そうでしょうねぇ」
有「あの作業をな、2、3日の間に全部済まさねばならんのじゃ」
リ「え、そんな短期間にやんなきゃなんないんすか?」
有「うむ。時期が少しでもずれるとダメになるそうじゃ」
リ「大変そう・・・」
有「その作業にえらく人手がかかる」
リ「ふむふむ」
有「しかし、我が大山町に、そんなに人がいないのじゃ」
リ「あー!過疎の村ってやつっすか」
有「む、ま、まぁそんなとこじゃ。で、その人手に拙者のおかんも手伝いに行ったりするんじゃ」
リ「ほえーー」
有「なんせ、一つ一つ手作業じゃからな」
リ「お母さん、おいくつでしたっけ?」
有「確か・・・・73・・・・かな」
リ「大変じゃないすか!!」
有「拙者のおかんなんか、ご近所では若手なんじゃ」
リ「は?」
有「若手。・・・・・見栄をはっとるワケじゃないぞ。つまり・・・・」
リ「それだけ、お年寄りは多いと・・・・・」
有「うむ・・・・・・」
リ「じゃあ、昨夜は、鳥取のお母さんに想いを馳せてたのですね・・・・・・」
有「いや、岡森さんに玉突きに誘われて、ついフラっと行ってしまいました」
リ「なんじゃい、そりゃ!!!!!!!」





今日は、六角さんが稽古場に遊びに来ました☆