GP2アジア&スピードカーシリーズ、第2戦インドネシア。

2008-02-18 22:19:10 | GP2
GP2アジアシリーズ第2戦は、インドネシアのセントゥールで行われました。
セントゥールって聞きなれないですよね。昨年までA1GPが開催されていた所です。
首都ジャカルタから南へ42kmほどのところにあるサーキットで、全長3.97㌔でロングコーナーと900mのメインストレートがあります。
オイラはAFOSで見たことあるかな??このシリーズは井原慶子さんやタン・ホーピン、クルサードの従兄弟もスポット参戦してたっけな~

予選は雨が上がりの難しいコンデションで行なわれ、スリックタイヤでアタックに出たビタリー・ペトロフが滑りやすい路面の中でトップタームをマーク。
その後、ロメイン・グロスジャンとマイケル・ハークがクラッシュし赤旗となり、その間に大雨となり他のマシンはタイムアップ出来なかったそうです。そのまま終了しロシアのペトロフが初PP獲得となりました。

第1レースは、Qiメリタスのルカ・フィリッピがトップでチェッカーを受けたものの失格となりました。
レース2周目のセーフティカーが入った時に、フィリッピはピットインしてタイヤ交換を行いましたが、Qiメリタスのピットクルーがチームメイトである吉本大樹のタイヤを装着してしまい、レース後にこれが規則違反であるとのことでフィリッピが失格となりました。
アジア唯一のチームですよね!まだGP2に慣れていないですからね~。残念!
これにより2位でチェッカーを受けたアーデンのセバスチャン・ブエミが繰り上がり優勝となりました。
2位はエイドリアン・バレス、3位はベン・ハンリーでした。
日本勢は、Qiメリタスの吉本大樹は一時2位走行がありましたがペナルティで後退しリタイア。DAMSの小林可夢偉もリタイアとなりました。

第2レースは、リバースグリッドによってポールスタートとなったスーパー・ノバのフェイルズ・ファウジーが初優勝。
レースは雨でセーフティーカーランによりスタート、その間に2つのクラッシュがあってなかなかスタートできず、7周目にようやくレースがスタートしたがルカ・フィリッピがスピンしコース上に止まったため再びセーフティーカーが出動。その後も事故が相次ぎ、レースは残り6分ほどで最後のリスタートが切られてファウジーが逃げ切りました。
2位はブルーノ・セナ、3位はビタリー・ペトロフでした。
日本勢は、Qiメリタスの吉本大樹は20位、DAMSの小林可夢偉は15位でした。

第1戦のドバイはロマイン・グロージャンの圧勝でしたよね。このままグロージャンが行くかと思いきや、今回は全く上位に顔を出しませんでしたね。やはりこのシリーズは分かりません。


同時開催のスピードカーシリーズも第2戦が行われ、今回から14台のマシンが揃って正式なチャンピオンシップシリーズとなります。
注目はフェニックス・レーシングが、元DTMドライバーで1979年のルマン24時間レースの優勝者であるクラウス・ルドウィクをエントリーさせていることですね。59歳ですよ!

第1レースは、8位スタートのジャン・アレジがシリーズ初優勝。
2位はマテウス・ラウダ、3位はジョニー・ハーバートでした。
注目のクラウス・ルドウィクは7位、前戦で連勝したジャンニ・モルビデリは11位、片山右京さんは13位でした。

第2レースは、ウベ・アルツェンがシリーズ初優勝。
2位はジャン・アレジ、3位はアナンダ・ミコラでした。
クラウス・ルドウィクは6位、片山右京さんは8位でした。
ホント、このシリーズ見たいです。

次の第3戦マレーシアは、F1マレーシアGPと一緒になります。


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