Fポン第5戦の鈴鹿は、松田と平手が優勝!

2008-07-13 21:52:27 | Formula Nippon
フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝が鈴鹿サーキットで開催されました。
午前は上空に雲が覆っていたそうですが、午後は陽射しが戻り晴天の中でレースが行われました。

第1レースは、やはり速かった。5戦連続PPスタートの松田次生が優勝!
30周で行われたレースは松田の圧勝でしたが、トレルイエと金石年弘の上位離脱と言う多少の運もありました。
2位にはアンドレ・ロッテラー、3位は小暮卓史でした。

LAWSON TEAM IMPUL松田次生のコメントです。「暑い中、お客さんに集まっていただき、地元でまた勝てて嬉しいです。チームの皆さんや暑い中集まっていただいたお客さんに感謝しています。
スタートは良くなかったですが、その他はパーフェクトでした。次は特にスタートに気をつけます。
本当に暑かったです。タイヤの消耗も激しくて、残り13周になった辺りからオーバーステア状態になり、ずっとクルマと格闘していました。
次のレースはスタートでどこまで前にいけるか、ですね。それ次第では面白いレースになると思いますが、とにかく暑いので危ないと思いますね。」とのことです。


第2レースは、リバースグリッドにより第1レースで8位だった本山哲がPPとなりました。
20周で行われるレースは、スタート直後に多重クラッシュが発生!
中段グループの伊沢拓也と松浦孝亮が接触し、それを回避しようと減速した石浦宏明に井出有治が乗り上げ、井出のマシンは横転を繰り返しアウト側のグリーンゾーンに飛び出しました。
石浦もスピン状態になり、後ろから来た土屋武士が接触!あれだけのクラッシュがありながら、どのドライバーも無事だったのが不幸中の幸いでした。
それが影響なのか分りませんが、松浦もデグナーでストップしました。
リスタート後、トップ本山の後ろに平手晃平が迫りまりますがなかなか抜けず、14周目の130Rでようやく本山のインに飛び込みオーバーテイク!お見事でした。
本山は3位にいたデュバルにも抜かれ後退。そのままの順位でチェッカーが振られ。
平手の初優勝となりました。2位にロイック・デュバル、3位に本山哲でした。

TP Checker IMPUL平手晃平のコメントです。「今日は2レースともスタートが良かったので、あとは前についていくだけだと思ってレースしていました。
前回の鈴鹿でのデータがあったので、クルマは金曜日の走り出しから調子が良かったのですが、予選のQ3ではアンダーが強めに出たりして、うまく1周をまとめ切れませんでした。
本山さんはリスタートが上手くてギャップを広げられましたが、そこから差が広がっていかなかったので、このまま喰らいついていけばチャンスがあると思いました。最初は130Rで抜こうなんて考えていなかったんですけど、セクター3の、ヘアピンを抜けてから先は僕のほうが速かったので、抜くならば130Rかシケインで、と決めました。抜くのはあのときしかなかったと思います。あのワンチャンスだけだと思ってて、それがうまくいきました。
優勝したのは2006年のユーロF3開幕戦以来だったので、表彰台の一番上に立てたのが嬉しかったです。」とのことです。
GP2で優勝できなかった思いを晴らしたと言う感じでしょうか?

しかし賞金が少ないのが寂しいですね~


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