東芝 HDDVD撤退へ

次世代DVDのうち東芝やNECが推進するHDDVD事業について東芝が撤退の方針であることが明らかになりました。
HDDVDはDVDの生産ラインを流用できることからコストを安く抑えられるなどの利点があり初期の頃には優勢かと思われましたが、BDの流通量が上がり価格面で負けるなどしたほか、レコーダーの開発が遅れるなどして普及しませんでした。それに伴い映像業界のHDDVD離れが始まり、1月にはハリーポッターなどでお馴染みのワーナーがBDに一本化することを発表するなどし業界全体がBDを選択する動きになっていました。そして2/16の19時のNHKニュースにて撤退の方針であることが発表されました。
長く続いた次世代DVDの争いはBDの勝利で幕を閉じることになりました。

なお、HDDVDの規格自体は一昨日にマクセルと三菱が2倍速のHDDVDなどを発表しているほかパソコンへの採用を進めているNECが撤退を発表していない為、しばらくは残るものと思われます。