軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

2月21日(金)入学確約書の締切及び大雪への対応反省事項 2013-224

2014-02-21 15:21:28 | 日記

 本日は9時30分登校とし、5時間授業を行い、放課とします。16時、生徒完全下校としています。

 ソチ五輪の新種目スキー女子フリースタイルハーフパイプで、小野塚選手が銅メダルを獲得したとのことです。おめでとうございます。

 さて、本日正午で、前期選抜合格者の入学確約書の提出締切となっていました。

 以下から、入試関係のサイトをご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/nyuushi/jouhou.html

 昨日の校長日記にも書きましたが、大雪の影響で、1日提出期限が伸びました。県教委のすばやい対応に感謝しています。中学側もほっとしていると思います。

 といいますのは、金曜日に高校側で合格通知を本人宛に郵送しました。

 月曜の段階で、大雪の影響で合格通知が届いていない場合もあるやに聞きました。

 中学側は、すでに金曜日の段階で、合格者に、確約書を渡しているかと思いますが、例えば佐久市内の中学や軽井沢中学では、月曜日から水曜日まで、臨時休校となっていましたので、確約書を、合格者が中学校に持っていくことが難しい状況もあったかと思います。

 中学によっては、担任の先生が、合格者の自宅に出向き、確約書を回収した場合もあると聞きました。また、昨日から学校を再開した中学校では、やっと確約書を合格者から提出してもらい、高校側にお持ちいただいた中学校もあります。

 さて、今回の大雪。様々な面で、「危機管理」の重要性を認識しました。

 在勤地に、校長あるいは教頭が居住していないと、陣頭指揮がとれないこともあるわけですし、そうした場合にはどうするか。

 本校では、私が、金曜日から軽井沢から外に出ることができなくなり、結果として、すばやい陣頭指揮が可能でした。月曜日には、官舎から学校まで、かなり早い時間に車で出勤しましたが、いざとなれば、官舎から徒歩で学校に向かうことも可能でしたので。日曜日の段階で、近くに居住する職員に学校の状況の確認をお願いし、学校の状況を把握もしました。

 そのほかにも、職員の勤務のあり方(最初は、月曜日の勤務をどうするか。道路事情で出勤不可能な先生方への対応等)。

 休校措置をどのように考え、どの段階で決断するか。生徒への連絡をどうするか。通学路の確保と安全確認、他の高校や町内の小中学校との情報交換等、様々なことを考えました。

 本校の休校措置の基準は、「しなの鉄道の不通」としています。今回は、それに合わせ、通学路の確保が重要なポイントでした。

 金曜日の段階で、職員連絡網及びクラス連絡網の確認をしておけばよかったという反省もあります。

 良かった点としては、本校では、いち早く、HP上に、休校措置をアップし、学校からのメール配信登録の保護者にはメール送信もしました。また、この「校長日記」でも、随時情報を更新し提供してまいりました。こうした情報提供のあり方も、危機管理体制の構築の上で、重要なことだと改めて認識しました。

 また、なにより、通学路の除雪を最優先し、全職員で除雪に取り組んだことは一番良かったことだと私は思っています。それができたのは、月曜日の始業に間に合うように、業者にお願いしてくれていた事務室の周到な準備もあります。

 

2月19日午前中の除雪の様子

 さらに、本校の先生方が今回の豪雪に対し、学校再開に向けて、前向きに対応しようとしてくださった姿勢に感謝もしています。やはり、なにより、危機管理には、「人」が重要だと改めて思いました。

 今朝、いつものように、立番をしながら、生徒に挨拶をしていました。

 ただ立っていると寒さがこたえるので、スコップを持ち、少し雪を掘りながら生徒を待っていました。

 そのおりに撮影した写真が、以下の写真です。

 私事で恐縮ですが、明日・明後日は住宅の雪を本格的に取り除こうかと思っています。


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