昨日と本日の二日間、軽井沢中部小学校の「学校開放」があるということで、そのお知らせを頂戴しています。
私は、軽井沢中部小学校の学校評議員も委嘱されていますので、本日、出かけてきました。
いくつかの教室を駆け足で参観させていただきました。
どの学級も、小学生たちは熱心に授業に取り組んでいました。授業中にもかかわらず、「こんにちは」などと挨拶してくれる児童もいて、授業を中断させてしまい、申し訳なくも思いました。中部小学校の先生方、ありがとうございました。
今回の授業参観で思ったことは、小学校の授業は、かなり具体的なことをしているということです。扱う教材も、身近な題材をもとにして理解を深めるように工夫されているように見受けました。高校になると、かなり抽象的なことをしていますので。
高学年になると、抽象的なことも学んでいて、「具体化」→「抽象化」といった部分で、児童によっては壁があるのかなとも思った次第です。
「おじさんは、どこの人?」などと質問も受けましたので、「軽井沢高校の校長先生ですよ」と、小学生に、軽井沢高校の宣伝もさりげなくさせてもらいました。
話は変わり、本校の3年生が信濃毎日新聞の「建設標」欄の「10代から」に投稿した記事がいくつか掲載されました。
3年生の地歴公民科の「課題探究」の授業の取組の成果を、こうした形で示したわけです。担当の山下先生、ありがとうございました。7名の生徒が投稿したようです。
以下からご覧いただけます。
http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinbunhoudou.html
また、3年生の「総合芸術」のなかで、美術選択者のいわゆる「卒業制作」を集めた展示会を北校舎1階の121教室で行っています。
1・2年生の美術選択者がその作品を参観し、感想を述べていました。
さらに、5時限のことです。国際文化科の「プレゼンテーション」の授業もまた、課題探究的な要素のある授業です。
各自が、「卒論」に取組、その発表会を行っていました。
まず、1月21日の3時限、本日の5時限、1月29日の2時限に発表会を行います。
予選上位10名の諸君が、1月30日の3時限に、2年生グローバルスタディコースの生徒も交えた中で、本選を行います。
私は、30日の本選は出張のため、見ることができませんので、本日の予選を少しの間ですが拝見しました。
パワーポイントを使い、日本語と英語を交えて、自分の調べたことを発表していました。仲間がそれぞれ採点をしていました。
本日は、3年生の「課題探究」の授業の取組について、3教科の様子を紹介しました。
この「課題探究」の授業、私は、本校の新しい目玉のひとつとしたいと思っています。